ドラゴンクエストΩ 〜アルテマこそ至高だ!〜 作:ねここねこねこ
活動報告には詳しく書かせていただいたのですが、今後も少しの間だけ更新が遅れますのでよろしくお願いいたします。
アリアハン初級者迷宮地下5階層。
アキラは今日で攻略を目指すために探索をしていた。
地下5階層で出てくるモンスターは、フロッガー、さそりばち、バブルスライム。
毒攻撃を持ったモンスターもいるため、何かしらの回復手段を持っていないと苦戦は確実であった。
アキラはその上で丁寧に探索していく。
フロッガーはカエルを大きくしたモンスターであり、後列の仲間を狙ってくる特徴があるのだが、アキラはソロで探索しているため特に問題はなかった。
さそりばちは蠍と蜂を合成したようなモンスターで、仲間を呼んでくるのと攻撃力が高いことで警戒するべきモンスターである。
もし複数で出てきた場合は真っ先に倒さないと、気が付いたら囲まれていてタコ殴りにあっているという可能性もあるため、アキラは出てきた際にすぐに倒すようにしていた。
バブルスライムは緑色のスライムが溶けて広がったような見た目のモンスターである。
毒攻撃を持っているため、油断していると徐々に体力を削られていき倒される可能性もあった。
アキラは何回か毒攻撃を受けたが、『ポイゾナ』を使ってすぐに回復することで対処することで問題なく倒すことが出来ていた。
◇◇◇◇◇◇
探索もそこそこに、数時間でボス部屋の前に着いたアキラは休憩がてら装備の確認をしていた。
MPもまだそこまで減っていないのと、体力も問題ないのでこのままボス戦に突入しても構わないと思っていた。
(ボスはポイズントードだったな)
アリアハン初級者迷宮のボスはポイズントード。
フロッガーの上位種のモンスターで、色が青色になったところと毒攻撃が追加されたくらいなので、今までのように戦うのであれば問題はないと感じていた。
そして意を決してボス部屋に入っていく。
目の前にはフロッガーのふた回りも大きなポイズントードが跳ねながらアキラを待っていたのであった。
アキラが身構える前にポイズントードは長い舌を使ってアキラに鞭のような横薙ぎ攻撃を仕掛けてきた。
咄嗟にしゃがむことで攻撃を上手く躱す。
しかし、その隙を突いて高く飛び上がり、アキラに向かって落ちてくる。
後ろに飛ぶことで衝撃を逃がすが、アキラは少なくないダメージを受けていた。
「くそ! ……『ケアル』!」
すぐに回復魔法を唱えて傷を癒やす。
そこにポイズントードは再度舌を出して、アキラが持っていたどうのつるぎを掴み取り上げてしまう。
「……しまった!!」
ポイズントードはどうのつるぎを部屋の端っこに投げ捨ててしまったため、アキラは丸腰で戦うことになってしまった。
(やばいな……『ファイア』で戦うことも出来るが、あいつがどれくらいで倒せるかも分からないと無駄打ちは出来ないし……)
相手の武器を奪ったことで余裕が出てきていたポイズントードは、跳ねながらアキラを挑発していた。
アキラはどうにかしてどうのつるぎを取りに行かないと話にならないと思い、隙を伺うがどうのつるぎまでの距離がありすぎるため、すぐに追いつかれてしまうことは明白であった。
「これを喰らえ! ……『ファイア』!」
アキラは苦し紛れに『ファイア』を唱えてダメージを与えようとしたとき、ポイズントードが突進をしてきて『ファイア』を突き破り、アキラに体当たりをして思い切り吹き飛ばした。
壁に激突したアキラは、『ケアル』を唱えようとするが上手く集中が出来ず、詠唱に時間が掛かっていた。
その間に目の前にはポイズントードが迫っていたのであった。
(『ケアル』を唱えるのはキツい……やくそうを使うしかないか……)
やくそうを使おうと道具袋を漁るが、焦りから間違ってどくけしそうを取り出してしまう。
間違いに気付き、再度道具袋に手を入れたとき、ポイズントードの舌によって道具袋を弾き飛ばされてしまう。
(く……! やくそうを掴めなかった……ってこれは……)
やくそうを掴めなかったが、咄嗟に掴んだものは
何に使うかが未だに謎であったのだが、なりふり構っている場合ではない。
剣の柄くらいの長さしかないが、無いよりもマシだと思い、そのままポイズントードに突っ込んでいく。
ポイズントードもカウンターでアキラに止めを刺そうと舌を振り回してきたところで──
────大きな振動とともに、ポイズントードの舌が地面に落ちたのであった。
(な、何があったんだ……?)
アキラは短い棒を振り回しただけであり、そんな物がポイズントードの舌に当たったところで逆に吹き飛ばされてしまうのがオチである。
ふと自身が握っていた棒を見ると、そこには赤く光る剣のようなものが棒から伸びていたのであった。
(こ、これは……ビームサーベル……? いや、どちらかというとフォトンソードとかライトセーバーのような形状だ…)
ポイズントードは舌を切られたせいでバランスを崩し倒れていたが、切られた舌の断面を見ると、煙が出て
動きを止めて考察をしたくなる衝動を抑え、アキラはポイズントードに斬りかかった。
斬る際に何の引っ掛かりもなく、ポイズントードを真っ二つにしたアキラは、光る剣を離して床に座り込む。
アキラの手から離れた光る剣は、赤い光を無くし、元のただの棒に戻ってしまうのであった。
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