今回はデータ爆散させないように気をつけました。
どうやらレミリアがジークを博麗神社に連れて行ってくれるようです。
では本編ーーーーー
ーージークSideーー
*7:30AM*
コンコン
レミリア「ジーク、起きてるかしら?」
ガチャリと俺の部屋のドアを開けてレミリアが入ってきた。
ジーク「ああ、おはよう。」
レミリア「ええ、おはよう♪」
レミリアは俺が入ってるベッドの隣に来た。
レミリア「ねぇねぇ、今日幻想郷を回りに行かない?あなた来たばっかりで知らない事たくさんあるでしょう?それに一度行ってみて欲しい所もあるしね。」
ジーク「そう言われてみればそうだな…わかった。」
レミリア「じゃあ、今日の10時ごろ出発ね。」
そういうとレミリアは俺の部屋から出て行った。
ジーク「ふぅ…着替えるか…」
そう言って俺はいつも通りの服装に着替え、リビングに向かった。
ー*ー*ー*ー
ーーレミリアSideーー
*10:00AM*
レミリア「準備できた?」
ジーク「ああ、もう出来てるよ。」
レミリア「それじゃあ、行きましょうか。」
私は日傘をさして、ジークと紅魔館の外に出た。
しばらく歩いて、私はある事に気付いた。
レミリア「…ねぇ、ジーク?」
ジーク「ん?」
レミリア「あなた、日光にあたっても平気なの?」
ジーク「ん〜?ああ、なんか知らんけど生まれつき大丈夫なんだ。」
レミリア「生まれつきなのね…」
ジークは私達と同じ吸血鬼。
日傘をさしていないととっくに燃え尽きているはずなのに何故か平然としているのだ。
まあ生まれつきならいいやと思い、気にしないことにした。
レミリア「もうすぐ『博麗神社』って所に着くわ。」
ジーク「博麗神社?」
レミリア「ええ、博麗の巫女が住んでる神社よ。割と面倒くさい人だけどね。」
ジーク「それ信仰とか大丈夫なのか?」
レミリア「参拝客はほぼ来ないわ。というかまず人間があまり来ないの、来るのは大体私たちみたいな妖怪だけね。」
ジーク「いろんな意味でやばくね?」
レミリア「ヤバイわ。お陰で貧乏神社と化してるわね。あ、あれよ。」
私たちは博麗神社の鳥居の前まで来た。
そして石段を登っていこうとしたのだが…
ズルっ
レミリア「あっ……」
私は足を踏み外し、後ろ向きに転んでしまった。
ボスッ
レミリア「……あれ?なんとも無い……〜〜っ!?」
ジーク「大丈夫か?気を付けろよ。」
なんとジークがお姫様抱っこの形でささえているではないか。
気付いた瞬間急激に恥ずかしくなり、きっと今頃顔は真っ赤になっているだろう。
レミリア「あ、ありがと…あ、あと…その…もうささえなくて大丈夫だから…」
ジーク「あ、すまん忘れてた。」
そう言ってジークは私の事を降ろしてくれた。
ジーク「にしても暑いなぁ…」
レミリア「まぁここ日あたりいいから…」
汗を拭きながら石段を登っていく。
レミリア「ふぅ…暑かったぁ〜…」
ジーク「レミリアは日傘さしてるからまだ平気な方なんじゃないのか?」
レミリア「あ、そうだったわ、貴方日傘さしてないんだったわね…」
ジーク「ああ…もう登るだけでめっちゃ汗かいたわ…」
確かにジークの額からは汗が滝のように流れている。
レミリア「ふふ、じゃあ私の隣入る?」
ジーク「いや、それだとレミリアのスペースが狭くなるだろ。」
レミリア「ダメ♪」
グイッ
ジーク「おわっ!?」
私はジークを無理やり寄せつけた。
レミリア「これで少しはマシになったでしょ?」
ジーク「あ、ああ…でも…」
レミリア「ん?」
ジーク「近くないか?」
レミリア「あら?さっき貴方が私をささえてくれた時もこれぐらいだったわよ?」
ジーク「そ、そうか…」
ジークの顔が少し赤くなってる…可愛い…って、あっ…
レミリア「っ……き…」
ジーク「…?」
レミリア「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ジーク「うおおぉぉ!?」
急に我にかえった私は反射的にジークに対して平手打ちをかましてしまったが、なんとか避けてくれた。
怪我させなくてよかった…
レミリア「あっ、ゴメンなさい!私、一瞬自分が何してるのか分からなくなって…!」
ジーク「いや、大丈夫だ…ギリギリ避けたから。」
そんなことをしていると、神社から1人の巫女が出てきた。
???「何よさっきから、うるさいわよ。」
レミリア「あら霊夢、ごめんなさいね。ちょっと色々あって…」
霊夢「あらレミリア、あんたが1人でここに来るなんて珍しいわね。…で?隣の男の人は?」
レミリア「あ、そうだわ。この前幻想入りしてきた吸血鬼よ。今は紅魔館で私達と一緒に暮らしてるの。」
霊夢「外来妖怪ね。にしても妖怪が外の世界から来るって珍しいわね。大体人間なんだけど…」
ジーク「あの…さっきから全然話についていけないんだが…」
霊夢「あ、ごめんなさいね、私は『博麗霊夢』。この博麗神社の巫女よ。」
ジーク「俺は『ジーク・ヴィルーフ』。この前幻想入りしてきた吸血鬼だ。呼び方はジークで構わん。」
すると今度は1人の箒に乗った少女が降りてきた。
???「よう霊夢!遊びにきてやったぜ!」
霊夢「ん?ああ魔理沙ーいらっしゃーい。」
魔理沙「おい!なんだよその棒読み!」
霊夢「あんたが来るといつも面倒臭い事になるのよ。」
魔理沙「酷いぜ。ん?1人見慣れない奴がいるな。」
霊夢「ああ、あいつはジークよ。外来吸血鬼。」
魔理沙「おお!外来妖怪か!久しぶりに見るな、外の世界から来た奴は!」
魔理沙と呼ばれた少女は箒から降り、自己紹介をした。
魔理沙「私は『霧雨魔理沙』!普通の魔法使いだぜ!あ、あと呼び捨てで構わないぜ。お前はジークだったか?」
ジーク「ああ、よろしくな魔理沙!」
魔理沙「おう!あと霊m「はいはいお茶でしょ?」最後まで言い切らせろよー。」
2人は握手を交わし、魔理沙は霊夢にお茶をお願いする。
魔理沙「そうだ、ジーク!」
ジーク「ん?なんだ?」
魔理沙「私と弾幕ごっこしようぜ!」
ジーク「…は?ってうわぁぁぁ!?」
魔理沙は箒で宙に浮き、いきなり弾幕を放った。
相変わらず汚い…
そんなことを思っていると、魔理沙の放った弾幕がジークに当たり、爆音が鳴り響く。
レミリア「ジーク!!」
段々と煙が晴れてきた。
どうやら蝙蝠の羽でガードしたらしく、ダメージは無かった。
魔理沙「なかなかやるな!ならこれならどうだ!?」
そう言って魔理沙は1枚のスペルカードを取り出す。
魔理沙「魔符『スターダストレヴァリエ』!」
大量の星形弾がジークを襲っていく。
でもこれぐらいの弾幕なら避けられ…え?
ジーク「………」
魔理沙「なんだアイツ?諦めたのか?」
レミリア「ジーク!?何してるの!?」
ジークは目を瞑ったまま仁王立ちしていた。
これでは良い的だ。
魔理沙「まあいいや、諦めたならもう終わりにしてやるぜ!」
ジーク「!!そこ!」
ビッ
ジークの手のひらからレーザーが出る。
ただ出したレーザーは1本のみ。
それに周りには大量の弾幕。
到底当たるとは思えない。
だが…
魔理沙「なにっ!?うわぁぁ!」
信じられないことに、ジークの放ったレーザーが魔理沙の弾幕の間をすり抜けて通っていったのだ。
レミリア「え!?どうやったの!?」
ジーク「魔理沙の放った弾幕に当てずに飛ばせるタイミングを見計らった。」
あの時ジークは諦めていたのではなく、弾幕の気配を感じ取ってタイミングを待っていたのだ。
当然私たちができる領域じゃない。
その時、後ろから霊夢の声がした。
霊夢「…ったく、お茶挿れてる時なんか外が騒がしいと思ったら…魔理沙、また喧嘩売ってたのね。」
魔理沙「喧嘩売ったわけじゃないぜ。」
霊夢「どっちでもいいわ。取り敢えず弾幕勝負は中止、いいわね?」
魔理沙「ちぇー、分かったよ。」
魔理沙は口を尖らせてそう言った。
霊夢「というかジーク、あんた弾幕ごっこできるの?」
ジーク「ああ、レミリアから教わった。」
霊夢「ふ〜ん…」
すると今度は私の方を向いて言ってきた。
霊夢「あんた、自分から教えるなんて珍しいわね、いつも咲夜とかに任せてるのに。」
レミリア「そ、そうかしら?」
霊夢「しかも見た感じ結構隅々まで教えたみたいじゃない?さっきのレーザーもそこまで妖力感じ取れなかったし…」
レミリア「だ、だってジークが他人に大怪我させて悪者扱いされたら嫌だもの…」
霊夢「ふ〜ん?」
レミリア「な、何よ…」
霊夢「レミリア、もしかしてあんた、ジークの事気にな…」
レミリア「!?わーー!わーー!もうその話はお終いっ!」
急に爆弾発言をしそうになる霊夢を遮って半分強制的に話を終了させた。
霊夢(レミリア、話遮ったわね。)
魔理沙(レミリア、話遮ったな。)
霊夢と魔理沙に変な視線を向けられるも、私は見て見ぬ振りをした。
そんな事をしていると時間はあっという間に過ぎていった。
レミリア「じゃあ、そろそろ私達は帰るわね。」
霊夢「ええ、気をつけてね。」
そう言って私たちは石段を降りた。
レミリア「どうだった?」
ジーク「まぁ…レミリアが言った通り色々めんどくさそうな奴だったな。」
レミリア「ふふっ、やっぱりそう思うでしょ?」
その頃博麗神社では…
霊夢「まさかあいつが落ちるなんてね〜」
魔理沙「なんのことだ?」
霊夢「なんでもないわよ。」
そう言って霊夢は神社の中に戻り…
霊夢「頑張りなさいよ、恋する吸血姫さん。」
誰にも聞こえないように、そう呟いた。
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ーー紅魔館ーー
*9:30PM*
ジーク「ふわぁ…今日も疲れた…」
ジークはもう風呂に入り終わってパジャマに着替えていたので、もう寝ようとしていた。
コンコンッ
ジーク「ん?誰だ?」
ガチャッ
ジーク「レミリアか。」
レミリア「まだ起きてたのね…その…今日も一緒に寝てくれないかしら?」
ジーク「仕方ないな…ほら。」
レミリア「ふふっ、ありがと♪」
そう言ってレミリアはジークの隣に入った。
レミリア「ねぇ、ジーク?」
ジーク「ん?どうした?」
レミリア「私…怖いの。」
ジーク「何がだ?」
レミリア「…あの吸血鬼狩りが…」
ジーク「…‥…」
レミリア「私が人間如きに屈するなんてらしくないんだけどね…最初は私も見下してたわ。」
ジーク「………」
レミリア「でもそれが失敗だった…あの武器は確かに私達吸血鬼にとってはかなりの危険度を誇っていた。」
ジーク「………」
レミリア「あいつらも馬鹿じゃないことは分かってる。だからこそ怖いの…もしかしたら…ジークがいない間に攻めてくるかも知れない…そしたら…キャッ!?」
ジークは目に涙を浮かべて話すレミリアを優しく抱きしめた。
突然の出来事にレミリアの顔は湯気が出そうなほど真っ赤になっている。
ジーク「大丈夫だよ、俺はレミリアの味方だ。」
レミリア「ジーク…」
ジーク「それに、俺はレミリアを見捨ててどこかに行ったりしないさ。だから…安心してくれてるか?」
レミリア「うぐっ…あ、ありがとう…っ!」
レミリアは泣きながらジークにお礼を言った。
ジーク「泣くなよ…ほら、これで涙拭け。」
レミリア「だ、だってぇ…」
ジークがハンカチを渡すも、レミリアは泣き止んでくれない。
ジーク「はぁ…仕方ねぇな。」
ドンッ
レミリア「キャアア!?な、何するの!?」
ジークはレミリアを押し倒し、仰向けで倒れているレミリアに馬乗りになった。
ジーク「こちょこちょこちょこちょ〜〜♪」
レミリア「ひゃ!?あぎゃははははははっ!ちょとっ、くすぐったいわよおおっほほほほほほ!!」
ジーク「こうでもしないと泣き止んでくれないだろ?」
レミリア「だはははははははは!!はっはははははあははははははっ!これぇへへへ!きついいぃぃぃっひひひひひひ!?」
ジーク「こことかどうだろうな、ほれほれ〜」
レミリア「いやぁぁっはははははははは!!きゃひぃん!?も、もうやだぁぁっだひひひひひ!きゃーーっははははははははははははああん!!!」
*5分後*
レミリア「ぜぇ……ひぃ……」
くすぐりを受けたレミリアは、ベッドの上でぐったりと伸びていた。
ジーク「大丈夫か…?」
レミリア「はへぇ…大丈夫なわけないでしょ…」
ジーク「すまん…少しやりすぎた。」
レミリア「全く…死ぬかと思ったわよ…」
ジーク「でも、やっぱり笑顔の方が可愛いじゃん。」
レミリア「!!」
ジーク「レミリア、辛かったり、苦しかったら泣いてもいい、でもその分…笑ってるところも見せてくれるか?」
レミリア「!…うんっ…!」
ジーク「じゃあ、寝るか。」
レミリア「ええ…あ、その前に…」
ツンッ
ジーク「っひぃ!?」
レミリアはジークの脇腹を突いた。
レミリア「あらあら?ジークも可愛い声出すじゃない?」
そう言って、手をワキワキと動かすレミリア。
ジーク「そうか…そっちがその気なら俺も全力でやってやる!」
レミリア「負けないわよ!」
その日の夜は、吸血鬼の少年と少女の笑い声が絶えなかったとかーーーーー
最後微エロになっちゃいましたが…まぁ一応R-15ですよ…ね?
そして意外と勘が鋭い霊夢。
ジークとレミリアの2人の運命はどうなって行くのか。
ではまた次回ーーーーー