東方幻血録    作:れいど

7 / 14
れいどです。
超久々の更新です。

先ににゃんこの方を完結させたかったのですが最終話の内容がなかなか思いつかなかったのでこっちをさきに更新することにしました。
なんで半年も思いつかないんだろうね。

今回は春雪異変の続編です。
というか今回半分ぐらい異変関係ないです。


第5話 春雪異変2 騒霊と現代入り

ーー幻想郷 上空ーー

 

 

*霊夢Side*

 

 

バシュッ!バシュッ!バシュッ!

 

 

ルナサ「あー!全然当たらないじゃない!」

霊夢「博麗の力舐めんじゃないわよ!」

ルナサ「くっ!」

 

 

ルナサと霊夢の弾幕では、圧倒的に霊夢が優勢だった。

 

 

ルナサ「弦奏『グァルネリ・デル・ジェス』!!」

霊夢「!!」

 

 

ルナサのスペルカード。

周りに複数の音符弾を出現させ、そこから霊夢を狙って弾幕が発射される。

 

しかし霊夢は軽く避ける。

 

 

霊夢「夢符『封魔陣』」

 

 

ドォン!

 

 

ルナサ「きゃあ!」

 

 

霊夢のスペルが直撃し、煙を上げながら落ちていくルナサ。

 

 

メルラン「姉さん!よくも!冥管『ゴーストクリフォード』」

 

 

姉がやられた怒りで弾幕を打ちまくるも、ひらひらと躱されてしまう。

 

 

レミリア「最早スペルを使うまでもないわね。」

 

 

ビュウン!

 

 

メルラン「わあああ!」

 

 

攻撃に夢中になっていたメルランはレミリアの不意打ち弾幕に気付かずそのまま当たってしまった。

 

 

魔理沙「お、あっちはもう片付いたみたいだな。こっちもそろそろ決めてやる!」

リリカ「末っ子でもやるときはやるのよ!鍵霊『ベーゼンドルファー神奏』!」

魔理沙「その程度か!?甘いぜ!恋符『マスタースパーク』!!』

 

 

ズオオォォォ……ドォォォン!!

 

 

リリカ「あ〜〜れ〜〜……」

 

 

ヒューーン…

 

 

魔理沙とリリカのスペル対決は魔理沙の勝ちとなり、リリカは虹色の光線に飲み込まれそのまま墜落した。

 

 

レミリア「呆気なかったわねぇ」

霊夢「気を緩めないでよ。おそらく異変の元凶は…あの大穴の中にいるんだから。」

 

 

霊夢が指を指す先には歪みによってできた穴のようなものがあった。

 

 

霊夢「桃色の何かが吸い込まれていってるようだけど…何かしらあれ。」

魔理沙「あー、ありゃ『春度』だ。」

霊夢「はるどぉ?」

魔理沙「簡単に言えば春の度合いだな。それが吸い込まれていってるわけだから…」

霊夢「もう確信したわ。2人とも、行くわよ。」

魔理沙「了解!」

レミリア「はぁ…早く帰りたいわ…」

 

 

そうして3人は巨大な穴の中に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー外の世界 ノアの部屋ーー

 

 

*ノアside*

 

 

ノア「すー…すー……はっ、いけない寝ちゃってた…」

 

 

僕は今、いきなり空から落ちてきた女の子の看病をしている。

 

 

ノア「いきなり空から降ってくるなんて…本当に誰だろ、この子…」

 

 

ぐぅ〜〜……

 

 

そんなことを考えていると、僕のお腹が鳴った。

そういえば今朝から何にも食べてなかったっけ…

時間は…ちょうど12時か。

 

 

ノア「何か作らなきゃ…」

 

 

そう言って僕はキッチンで何か作ることにした。

 

 

 

 

ー*ー 数十分後 ー*ー

 

 

 

ノア「…よし、出来た。」

 

 

作ったのはボロネーゼパスタにコンスメスープ。

パスタなんて久しぶりに作ったので上手くできるか不安だったが、結構上手くできたと思う。

 

 

というか料理自体兄さんに任せっきりだったなぁ…

 

 

ノア「いただきます。…やっぱり兄さんがいないと寂しいな…まあいいや、食べよう。」

 

 

もぐもぐ……

 

 

ノア「うん、美味しい。よかったちゃんと出来た。」

 

 

やっぱり久しぶりに自分で作ったものを食べると美味しく感じるなぁ。

そんなことを考えながら黙々と食べていると、上の方からガサガサと音が聞こえ始めた。

 

 

ノア「!!まずい、起きちゃった!?」

 

 

僕は口の中のパスタを水で無理やり飲み込み、急いで自分の部屋へと戻った。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

*フランドールSide*

 

 

フラン「うう……あれ?ここどこ…?」

 

 

知らない天井の下で目を覚ました私は今の状況に困惑していた。

 

 

フラン「私、なんでこんなところにいるんだっけ…」

 

 

その時だった。

 

 

ガチャッ

 

 

ノア「よかった、目覚ました!!」

フラン「キャッ!!貴方誰!?」

ノア「僕はノア・ヴィルーフ。信じられないかもしれないけど、吸血鬼だよ。」

フラン「吸血鬼!?貴方吸血鬼なの!?」

ノア「う、うん。そうだけど…」

フラン「ねぇ、ここは幻想郷の何処なの!?紅魔館は!?」

ノア「げ、幻想郷?取り敢えず落ち着こう?ね?」

フラン「あっ……ごめんなさい…」

 

 

いつの間にか取り乱してた…

 

 

ノア「大丈夫だよ。君、名前は?」

フラン「私はフランドール・スカーレット。私も吸血鬼なの。フランでいいよ。」

ノア「君も吸血鬼だったんだ…でも、なんで空から降ってきたの?」

フラン「…?空から降ってきた。」

ノア「うん…君、いきなり僕の真上から降ってきたんだよ。なんとか受け止めたから大丈夫だったけど。」

フラン「そうだったの…あっ、そうだ私が1回目を覚ました時よくわからない空間に放り込まれてて、落ちてる途中で気絶しちゃって…」

ノア「そっか…ところで、さっき君が言ってた『幻想郷』とか『紅魔館』って何?」

フラン「幻想郷っていうのは、人々の中で架空の存在として言い伝えられてきた者達が住む土地だよ。そこには私たち吸血鬼とか神様とか天狗とか色んな種族が住んでるの…あ、もちろん人間もいるよ。」

ノア「なるほど…で、君はその幻想郷って所から来たと…」

フラン「そういうこと。で、紅魔館は私が住んでた屋敷。お姉様とかメイドとかと一緒に住んでたの。…ってあれ?」

ノア「ん?」

フラン「貴方、名前はなんて言ってたっけ…?」

ノア「ノア・ヴィルーフ」

フラン「ヴィルーフ……どこかで聞いたような………あっ!!」

 

 

私は突然思い出した。

ヴィルーフって…

 

 

フラン「お兄様!!お兄様と同じ!!」

ノア「お、お兄様?」

フラン「うん、この間幻想郷に来て今はうちに住んでるの!下の名前が…なんだったっけ…ジ、ジ…ジー…」

ノア「ジー……!!もしかしてジークじゃない!?」

フラン「そうそれ!知ってるの?」

ノア「ジーク・ヴィルーフは僕の実兄だよ!この前庭でいきなり消えちゃって…」

フラン「そうなの!?じゃあ貴方ってお兄様が言ってた弟?」

ノア「そうだよ。まさか幻想郷に行ってたなんて…」

 

 

私は信じられなかった。

お兄様の弟にこんなにあっさり会えるなんて…

その時だった。

 

 

ぐぅ……

 

 

フラン「あっ………」

ノア「ああ…お腹空いてるの?」

フラン「………///(コクッ」

 

 

私はお腹を押さえながら小さく頷く。

 

 

ノア「もし良ければ何か作るよ?食欲とかは?」

フラン「え?でも流石に食べ物までお世話になるわけには…」

ノア「大丈夫だよ。今日暇だし。」

フラン「う〜ん……」

 

 

ぐぅ〜〜〜〜………

 

 

さっきよりも大きな音でお腹が鳴った

きっと今頃私の顔真っ赤になってるんだろうなぁ…」

 

 

ノア「あはは…お腹は正直だね。」

フラン「うう……///」

ノア「じゃあ何か作ってくるよ。何かあったら呼んでね。」

フラン「うん、分かった。」

 

 

そう言って彼は部屋を出て行った。

 

 

フラン「これからどうしようかなぁ…しばらく幻想郷に戻れそうもないし…」

 

 

私はしばらく考えていた。

幻想郷に帰る方法が見つかるまでここに住ませてもらうことも考えついたが、流石にそれは許可してくれないだろう。

 

 

フラン「…今考えてても仕方ないのかな…」

 

 

なんてことをい呟いていると、何やら下からいい匂いがしてきた。

 

 

フラン「いい匂い……また眠くなってきた……」

 

 

こうしてしばらくウトウトしていると、料理を持ったノアが入ってきた。

 

 

*ノアSide*

 

 

ノア「出来たよー。」

フラン「ん……それなに?美味しそう!」

ノア「パスタだよ。食べたことない?」

フラン「うん、幻想郷じゃ外の世界の料理はほぼ食べられないもん。」

ノア「外の世界?」

フラン「あ、幻想郷では貴方が今住んでるこの世界のことを『外の世界』って言ってるの。」

ノア「そうだったんだ。食欲のこともあるし少なめだけど…足りるかなぁ。」

フラン「それだけあれば十分だよ。ありがとう。」

 

 

そう言ってフランはパスタを食べ始めた。

 

 

フラン「…おいしい!」

ノア「お口に合ったみたいでよかったよ。」

フラン「ねーねー、パスタに絡んでるこの白いの何?」

ノア「クリームソースだよ。本当はトマトにしようと思ってたんだけどなくってさ…」

フラン「私にもこれ作れるかな?」

ノア「パスタは簡単な方だし、練習すれば作れるようになるよ。なんで?」

フラン「初対面なのにここまでしてもらってるわけだからさ…いつかお礼したいなって思って!」

 

 

満面の笑顔でそう言い放つフラン。

なんだろう、すごい可愛い。

 

 

ノア「ねぇ、フランちゃん?」

フラン「何?」

ノア「幻想郷への戻り方ってわかる?」

フラン「ううん、分からない…」

ノア「じゃあさ、戻り方がわかるまで此処に住まない?」

フラン「ええ!?」

 

 

想像以上に驚かれた。

そんなに嫌だったのかな…?

 

 

ノア「べ、別に嫌ならいいんだよ?この辺り宿泊施設とか多いし…」

フラン「そうじゃなくてっ!ほ、本当いいの…?」

ノア「うん、僕も早く兄さんを見つけたいしね。」

フラン「ありがとう!これからよろしくねっ!」

ノア「うん、よろしく!」

 

 

こうして、僕の家に新たな仲間が加わるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー幻想郷 冥界ーー

 

 

 

霊夢「…よっと。着いたわ…けど…」

魔理沙「…これはまた長い石段だな。」

 

 

目の前に広がるのは、先が見えないほど長い石段。

 

 

レミリア「…え、なに?これを登りきれってこと…?」

魔理沙「…まぁそういうことだろうな。」

レミリア「嘘でしょ!?私こんな長い石段登ったことなんてないわよ!?」

霊夢「でも登らないと異変解決できないじゃない。さっさと行くわよ。」

 

 

レミリア「いやだああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

駄々をこねるレミリアを引っ張りながら霊夢と魔理沙は石段を登っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




プリズムリバー3姉妹の小物感がすごい。
もうちょい強くしてもよかったかな…
合同スペル?…チョットナニイッテンノカワカンナイッス

ルナサ「いや分かれよ。」

そしてフランのノアの同棲が決まったわけですが。

ノア「同棲!?」
フラン「同棲ってなーにー?」

同棲というのは相思相あ

ノア「これ以上言ったら蹴るよ。」

ハイゴメンナサイ。



次回は割とガチの戦闘シーン入れたいなと思っています。

ではまた次回ーーーーー



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。