わたしたちのお母さんは精霊なんだよ   作:六導

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今年の水着イベントやばいですね(語彙力低下)
怖くて夜、六時間くらいしか寝れませんわ。

早くアビーちゃん実装してほしい。
・・・なお当たるとは限らない模様




第四話

ギシギシっと音がする。

縄と縄が擦れる音でその縄は縛られた男の血によって赤く染まっていた。

 

「ねぇ、赤のマスターとそのサーヴァントについてもっと他に知っている事はありませんの?」

 

「し、知らない!ほ、本当だ!サーヴァントについては本当に一部の者しか知らないんだ!でも知っているマスターについては全部話した通りだ」

 

男は椅子に縛られて片目を抉られてもう片方の目は閉じないように固定され、体には幾つもアザや刺し傷があり、体中に痛みがない箇所の方が少ないのではという状態でも男は少女の質問に必死に答えていた。

しかし、少女はニヤリと笑み浮かべて顔を男に近づける。

 

「でも、嘘を言っているかも知れませんわ」

 

「そ、そんな!」

 

少女の答えに男は顔を青くするがその時、向こうから二つの足音がこちらに近づいてきた。

 

「ご苦労様でした。私」

 

「あら、意外に早かったですわね。私」

 

「ええ、ですがここからは私とジャックが引き継ぎますわ」

 

「あら、分かりましたわ」

 

男は目の前にいる少女と全く瓜二つの少女とそれに連れられた来た銀髪の幼い少女を見て絶望したがそんな男に気が付いた今来た方の少女がこちらに話しかけてきた。

 

「ああ、そんな顔をしないで下さいな。もう貴方の役目は終わりましたから」

 

少女は男に何かの紙の束を見せる。そこには魔術協会側が用意したマスターについての情報が書かれていた。

 

「はい、見ての通り。貴方とは別の方が親切なことにこんな資料を持っていてくれたお陰で私たちにとっての貴方の役目はもう終わりになりましたから」

 

と笑顔で話す少女の言葉に男は淡い希望を持つが続く次の言葉で男は真の絶望を知ることになった。

 

「ではジャック、このコインが表か裏を当てた方がこの方をいただくと言うことでよろしいですわね」

 

「うん、いいよ。おかあさん」

 

「では「ま、待ってくれ!話が違う!終わったら解放してくれるんじゃないのか!」まぁ、何か勘違いなされているようですが」

 

少女は話しながら高く高くコインを上に飛ばし銀髪の幼い少女がウラっと大きな声で言い、少女が

 

「では、私は表」

 

そう言ってコインを受け止めてコインを男に見せる。

コインは表だった。

 

「私はこう言ったはずですわよ。喋ってくれたら助かるのですけれどと・・・ああでも、この助かるは私が助かる訳で別に貴方が助かる訳ではないので。そこの所を貴方は都合よく考えていらしたようですわね。まぁ、私達もこれから忙しくなるのでそろそろ終わりにしましょうか」

 

そう言って男は叫ぶ暇もなく影から出てきた腕に掴まれて少女の影へと引き摺り込まれた。

 

 

 

 

「ふん、まぁまぁ時間を確保できましたわね。」

 

「おかあさん、やっぱりどっちがたべるかはジャンケンで決めない」

 

「でも、コイントスの方がより公平になると思いませんか。ジャック」

 

と二人で先程のことについて話していると影からまた別の私の分身の一人が出できた。

 

「お話中に申し訳ありませんが魔術師が向かっていますわよ、私。それにおそらくサーヴァントを連れていますわ、見ただけで存在が他の人間とは全くの別物ですものでしたから」

 

しかし、そんな話を聞いた私はとくに慌てもせずに

 

「予定通りですわね。魔術協会のバックアップ要員の人を消すことでサーヴァントとマスターを誘い出すことは出来ましたわね。で、誰が向かっていますの?特徴は?」

 

そうして私からこちらにやって来る魔術師の特徴を聞きながら私は手に入れた資料から相手を特定した。

 

「獅子劫界離・・・死霊魔術師ですか・・・これまで相手にしたことのない魔術師ですわね。ということですがジャックいけますか?」

 

と私がジャックに話しかけると退屈そうにしていた顔からすぐに満面の笑みを浮かべて

 

「うん、わたしたちならできるよ!」

 

そう自信満々に答える姿に頼もしさを覚えつつも一応、注意はしておく

 

「そうでしたわね。ならジャック予定通りお願いします、でも今回は相手もサーヴァントを従えているはずですわ。最初で決められないならすぐに撤退してくださいね」

 

「もう、おかあさんはしんぱいしすぎだよ。じゃあ、行ってくるね」

 

そう言ってジャックは行ってきますといった感じで手を振りながら霊体化して部屋を後にする。

 

「まぁ、これは決闘ではなく戦争ですから漁夫の利を狙う者が必ずいるはずですわ」

 

「ならば私達は漁夫の利を狙う者を狙うということですわね。私」

 

「ええ、その通りですわ。私」

 

そう言うと私は影に潜った。

 

 

 

そして誰もいなくなった部屋の机には血の付いた道具と行方不明者またしてという見出しの新聞が置いてあった。

 

 

 

 

 

 

sideフィオレ

 

「まったく何を考えているの? ダーニックおじさまの許可も得ずに!」

 

私が獅子劫との戦いに割って入ってきたカウレスに責めるように言うとカウレスは少し視線を晒してから口を開いた。

 

「わ、悪い。姉さんでもアーチャーは俺たちにとって重要だろ?だから姉さんの手助けをって・・・思って」

 

「だからって貴方、サーヴァントも連れずにこんな所まで来たの!それがどんな・・・もう、いいわ。確かにあの時は助かりました」

 

カウレスの言葉に一気に怒るが事実として助けられたのでここで怒るのは自分の方が子供のような気がしたので説教をやめて私は用意された車に礼装を下ろしてからホムンクルス達に車椅子に乗せてもらっていた時、突然私の車椅子を押そうとしていたホムンクルスが倒れた。

 

「姉ちゃん!!」

 

カウレスの声を聞いて私が動くよりも先に先ほどまでとは別の少女の声がした。

 

「動かないで下さいね。魔術師さん」

 

その言葉と共に私のこめかみに冷たくて硬いモノが突きつけられた。

それが先ほどの戦闘で嫌というほど見た銃器の類であることはすぐに察することができた。

 

「あ、貴女は何者で、すか」

 

「あら、質問はこちらが致しますので、残念ながら私がその質問に答える義理はありませんわね。それとそこの弟さんはじっとしていて下さいな」

 

私は少しだけ視線をカウレスの方に向けると無数の腕が影から伸びてカウレスとホムンクルス達を押さえつけていた。

戦闘用に調整されたホムンクルスもいるのにまるでビクともしないのを見るにかなりの力で抑えられているということだろう。

 

「さて、では最初の質問ですが貴女が知っている黒のサーヴァントの真名を教えていただけますか」

 

 

 

 

 

 




やっと原作キャラと絡めることができました。
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