戦姫絶唱シンフォギアディケイド~歌姫たちと世界の破壊者~ 作:ルオン
次元の狭間
簡単に言ってしまえば、世界と世界を繋ぐ橋
みたいなもんだ。
その次元の狭間に、俺こと
似ているが、何かが違う。
「さてと、一度記憶を整理してみるか……まず俺はいつも通りに起きて、朝飯を食って、散歩しながら写真を撮っている最中に、俺たちの世界に怪人どもが攻めてきて、チャンスを作る為に命を犠牲に技を叩き込んで死んだ…………ちゃんと覚えてるな」
「あなたも大輔くんや大翔くんと同じで、死んだというのに、あまり気にしていないのね?」
「ん?」
自分の記憶が正常なのを確認していると、後ろから声が聞こえてきた。振り返ってみると、周りの男が見たら美人と認めるであろう赤い髪の女がいた。
「あら♪美人なんて嬉しいわ♪」
と言って嬉しそうに笑う女。
なるほどな
「人間じゃないみたいだな、あんた」
「ふふ♪彼等もだけど鋭いわね♪流石は破壊者怪盗、ライダーや戦士たちの弟子ね♪」
「俺の事を知ってるのか?」
「色々と知ってるわ。あなたが様々な世界を旅して力を手にしたこと。あなたの友人たちが死んだこともね」
「…………お前、何者だ」
「ミステリアスな女性はここまでにしましょうか。私の名はメイア。世界を見守り、死んだ人間を転生させる女神です」
「女神……か」
俺は、女が女神だと名乗った事に驚かなかった。
師匠に宇宙の神様がいるしな。
「あなたも驚かないのね?まぁ予想してたけど」
「……やはり思考読めるんだな?」
「ええ。さて、本題に入るわね?門野 昭さん、
あなたは死にました」
「知っている……というよりは覚えてるのほいこの場合?」
「そうね、ここでは覚えてるが正解ね。だけどあなたの……ううん、あなた方の死は、本来ならないないものでした」
「あなた方?それに本来ならないって?」
俺は訳が分からず、首を傾げた。
「あなた方人間の運命は、本来なら生まれた時に決まるものなのですが、あなたとあなたの友人達は違いました」
「……もしや、師匠たちと出会った事がイレギュラーか?」
「その通りです。あなた方は本来、あの方々に会う事はあり得なかったことなのです。ですが出会った事によりあなた方の運命は変わりました。それでもあなた方の死は、変わった後でもまだ先のはずでした」
「なるほどな…………それで、俺は転生するのか?転生させる女神様が相手してくれてるってことは?」
「えぇ、その通りです。特典を持って転生してもらうようになります」
「因みにどんな世界だ?」
「戦姫絶唱シンフォギアという世界です」
「戦姫絶唱シンフォギア?」
「簡単に言えば、少女達が特殊な鎧を纏い、あらゆる驚異と戦う世界です」
「なるほどな……特典はいくつでもいいのか?」
「えぇ」
「ふむ」
俺は特典をどうするか悩む。
やっぱ、アレらだな。
「じゃあ1つ目、俺が生前に師匠たちから
貰った力を頼む」
「分かったわ」
「2つ目は、異世界で得た力を頼む。無理そうなのは仕方ないからいい」
「異世界で得た力ね………うん、大丈夫そう」
「助かる。あとは……ないな」
「分かったわ」
女神は返事をすると、手を前に出した。
すると、俺の目の前に扉が現れた。
「そこを通れば、転生する世界へ行けるわ」
「分かった」
俺は返事をし、ドアノブに手をかける。
「色々とありがとな、女神様」
「気にしないで。それから、幸せにね?」
「ああ……最後に1つ聞きたい」
「何かしら?」
「アイツらは……大輔と大翔は転生したのか?」
「そのことね。2人とも転生したわ」
「そっか」
「会いたい?」
「……いや、いい。近いうちに会える気がする。それに、自力で会いに行くさ」
「そう」
「じゃあな」
俺はそう言ってドアを開ける。
そしてそこから発せられる光に包まれると同時に、俺の意識はブラックアウトした。
そしてこの時から俺の、2代目仮面ライダーディケイドの新たな物語が始まるのであった。
という事で、以前投稿した企画に出す仮面ライダーディケイドの設定をそのままにした、戦姫絶唱シンフォギアとのクロス作品です!!
次回は転生した昭の話になります。
次回も是非読んでください!!