今日は土曜日だ
俺はとりあえず昼くらいまで寝て
大体12時くらいに目が覚めた
燈「__ねむ......」
寝すぎて逆に頭いてぇ
マジでこれなんなんだ......
ココ「にゃー!」
燈「ん?ココ?」
ナキ、レナ、ルル「にゃにゃ!」
燈「おっ、お前らも来るのか。」
てか、ナキ達もこんなに動くのか
子供の成長は早いなぁ
まぁ、俺も中身はクソガキだけどな!
ココ「にゃ!」
燈「ん?なに?飯がないって?」
レナ「にゃ~!」
ルル「にゃっ!」
それは困ったな
俺はそう思い寝転んでる体を起こし
頬を叩き寝てる頭を起こした
燈「じゃあ、買ってくるな。ちょっと多めに買ってくるか。」
ココ、ナキ、レナ、ルル「にゃ~!」
俺は嬉しそうに走り回ってるココ達に背を向け
家を出た
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家を出てからペットショップに行き
ココ達の飯を大量に買った
これだけあれば結構持つだろ、多分
俺はそんな事を考えながら散歩がてら歩いてる
燈(__暑いなぁ。)
もう5月に入ってるし
結構、温度上がってきたな
この時期になるとヤンキーが湧くんだよな
面倒なことに暑いと血の気が多くなる
もう少し落ち着いてくれねぇかな
燈(こういう時に限ってなんか誰かに絡んでるヤンキーがいたりするんだよなー。)
ヤンキー「__なー、いいだろぉ?」
燈「」
おい、いたりするとは言ったが、
いて良いとは一言も言ってないぞ
マジでさ、勘弁してくれよ
燈(......一応、見に行くか。)
俺は一応、絡まれてるやつを見に行くことにした
別にただただ様子を見るだけだ
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少し歩いて公園の人気のない場所まで来た
こんな所で何をしてるんですかねー
俺はそんな事を思いながら、
物陰から様子を伺う事にした
燈(......あれは。)
こころ「放してくれないかしら?」
絡まれてたのは金髪だった
なんで、金持ちがこんなとこにいやがるんだ
ヤンキー「そう言わねぇでさー、遊ぼうぜー?」
こころ「今は時間がないの。ここにいる動物たちを保護しないといけないから。」
燈(!)
ヤンキー「そんなこといいだろぉ?どうせすぐに保健所連れて行かれて終わりだって。」
ヤンキーはしつこく金髪に絡んでる
金髪はいつもと違う、少し低い声で話してる
なるほど、こっちが素顔ってわけか
燈「......」
こころ「そんなの可哀想よ!」
ヤンキー「うるせぇ!ついて来い!」
こころ「きゃ!」
燈「......」
これはどうするか
普通なら無視してこの場を去る
周りに気配を感じない
と言う事は、護衛はついてないって事だ
ヤンキー「ほら、そこのトイレ辺りで__」
燈「羨ましいねぇ。三下は暇そうで。」
ヤンキー「!?」
こころ「燈!?」
燈「女に絡む暇があるなんて雑魚らしいねぇ。」
これは、あれだ
動物助けるって言うから
そう、言わば利用しようとしてるんだ
殺処分される動物なんていない方がいいんだし
そういう事だ
ヤンキー「お、おい、その白いか、髪......!」
燈「もういい。そのパターン飽きた。」
その反応は腐るほど見てるんだよ
もうちょっと捻ってくれないと困る
ヤンキー「なんでここにいやがる!?」
燈「買い物帰りだ。たく、振りに完璧に答えやがって。まじで機嫌悪くなったぞ、こら。」
俺は袋を置き、拳を鳴らした
ヤンキーはもうすでに涙目になってる
こころ「あ、燈?」
燈「さて、手早く終わらすぞ。覚悟しろや。」
ヤンキー「」
俺はヤンキーの前に立ち
奴の前進を思う存分殴った
そして、2分後
燈「__あー、すっきりした。」
ヤンキー「」
なんだろ、トイレ終わった後みたいだ
妙に心が晴れやかになってる
燈「おい、金髪。怪我してねぇな。」
こころ「え、えぇ、大丈夫よ。」
燈「ふん、そうか。」
俺はそう言いながら
置いた袋を持った
そして、金髪に背中を向けた
燈「じゃあ帰る。」
こころ「ま、待って!」
燈「あぁ?」
こころ「なんで、あたしを助けてくれたの?」
金髪はそう尋ねて来た
なんで助けたか、か
いや、助けてねぇよ!?
動物のためだ
燈「動物の保護。」
こころ「え?」
燈「お前、動物保護するって言うから助けた。」
金髪は鳩が豆鉄砲食らったような顔をしてる
俺は何を言ってるんだ、まったくわからん
もう少し頭よさそうな言い方しろよな
燈「金持ちは嫌いだが、動物に優しいやつは悪くない。」
こころ「!」
燈「それだけだ。」
ヤンキー2「おいおいおい。」
燈、こころ「!」
ヤンキー3「なんだこの様はよぉ?」
俺が帰ろうとすると、
奥の方から10人くらいの集団が出て来た
なんだ、ここはこいつらの縄張りか
ヤンキー2「人のシマで暴れやがってよぉ。」
ヤンキー4「いかに白い悪魔でも覚悟できてるんだろうなぁ?」
燈(......はぁ。)
なんでさ、こうなるんだよ
もう帰らせてくれよ
俺はもう帰ってココ達と遊びたいんだよ
こころ「ま、まずいわ燈!逃げないと!」
燈「無理だろ。完全に囲まれてるし。」
こいつらは10人と言う人数をうまく使って
逃げ道を塞ぐようにうまく囲んでる
しかも所々に何か持ってるやつがいるな
ナイフもあるけど、違うのもある気がする
燈(うわぁ、どうしよ。面倒くさいなぁ。)
ヤンキー6「おいおい、随分大人しいな。白い悪魔。」
ヤンキー7「ここをお前の墓場にしてやるぜぇ!」
燈「いや、俺、墓とかいらないんだけど。」
ヤンキー8「かかれ!お前ら!」
燈「近く来い、金髪。」
こころ「!」
ヤンキーたちは一斉に攻め込んできた
こいつらマジで上手いな
穴開くと思ったけど、それがなかった
燈(ま、いいや。ナイフは避けろってな。)
ヤンキー3,9,10,11「なに!?」
燈「動きが単調だって。もう少し緩急?つけような。12点。」
俺は後ろ回し蹴りを4人にあてた
4人は出血しながら地面に崩れ落ちた
燈(なーんだ、これなら余裕だ。)
こころ「燈!後よ!」
燈「あ?__っ!!!」
ヤンキー2、5、6「くっくっく......!」
首元に電気、スタンガンか
中々、洒落たもの持ってるじゃねぇか
こころ「燈!!」
燈「......」
ヤンキー8「ははは!流石に白い悪魔でもこれは聞くだろ!」
ヤンキー4「やったか!?」
燈「......」
こころ「燈、大丈夫!?」
やべぇ、これはマジでやべぇ
どうしよこれ
ヤンキー2「あーははは!!さまぁみろ__」
燈「あー、効いたー。」
ヤンキーたち「!?」
燈「効いた効いた。すっごい気持ちよかった。」
俺は肩を回しながらそう言った
ヤンキーたちは目を丸くしてる
それにしても、マジで肩こりが良くなった
電気マッサージ的な感じか?
ヤンキー2「な、何で効いてないんだ!?」
燈「まぁ、俺が普通より電気が効きにくいってのもあるのかね。いやぁ、肩が軽い。」
ヤンキーたち「!!!」
俺は肩を回しながらヤンキーたちに近づいた
こんなに調子いいの、割と久しぶりかもしれない
俺も買おうかな、スタンガン
燈「さてと......お前らには礼として痛みを一瞬にしてやるよ!」
ヤンキーたち(あ、終わった。)
燈「じゃあな、親切な奴ら!!」
俺はそう言って思いっきり
ヤンキーたちを殴った
公園中に鈍い音が響き渡った
これは人が来るかもしれないな
燈「__おー、こんなになるのか。」
ヤンキーたちはかなりの距離飛んでいった
やっぱり俺って肩凝ってたんだな
目に見えて威力が上がった
燈「あいつらには感謝だなー。」
こころ「あ、燈......?///」
燈「ん?なんだ__!?」
こころ「その、手を離してほしいのだけれど......///」
燈「」
俺の手は金髪の胸を掴んでいた
俺は静かに手を離し金髪に背中を向け
大きく深呼吸をした
燈「......わるい。」
こころ「い、いいわよ!燈は守ってくれてたもの!///」
俺でもこれは分かる
セクハラってやつだ
俺は他の奴らみたいなことはしないと決めてたのに
これじゃ、俺もあいつらと似たようなもんじゃねぇか
燈「......帰る。じゃあな、金髪。」
こころ「こころよ!」
燈「......あ?」
こころ「アタシの事はこころと呼んで!燈!」
燈「......じゃあな、こころ。」
こころ「!......えぇ!///」
俺は袋をもって急いで公園を出た
取り合えず、家帰って落ち着こう
俺はただただそう思ってた