あれから、私たちは少し移動して
今井さんのクラスにお邪魔してます
ここは猫(コスプレ)カフェで
色んなメニューが書いてあった
それで、取り合えず色々頼んでゆっくりすることにした
燈「うめー。」
アイラ「よく食べますね、燈。」
燈「なんだ?お前も食えよ。美味いぞ。」
アイラ「食べてますよ。」
佐渡君は美味しそうにケーキを食べてる
何種類かあったから結構な数頼んだけど
すごいスピードで消費していってる
慎吾「いやぁ、燈はよく食べるなぁ。」
オリビア「そうですね。本当に、遅れて成長期が来たみたいです。」
ましろ(りょ、両親の会話だ。)
燈「なんだ?お前らは食わねぇのか?」
慎吾「いいよ。もうお腹いっぱいだからね。」
オリビア「そうですね。体系を崩すわけにはいきませんし。」
レイ(ん?)
燈「俺達っていくら食っても太んなくね?」
あれ、今、何か違和感あるかも......
なんだろう?
リサ「おー、よく食べてるねー。」
燈「お、ギャル。どうした?」
リサ「サービスのやつ持ってきたから食べていいよー。」
燈「なんだこれ?」
リサ「ポテトチップスだけど、見たことない?」
燈「ない。」
あ、なかったんだ
まぁ、お菓子食べないもんね
食べるとしても、一ノ瀬さんが買うのだけだし
燈「でもなんだ、芋と油と塩の匂いするな。」
ましろ「匂いで分かるんですか?」
燈「あぁ、分かる。」
オリビア「燈さんの嗅覚は特に優れていますからね。」
燈「そうなのか。」
そう言いながらポテトチップスを食べてる
しかも、すごい速度で
どこかの漫画で見たことあるくらい速いね
レイ「ほら、ちゃんと飲み物も飲むんだよ。」
燈「ん、分かった。」
レイ(て言うか、オレンジジュースなんだ。)
燈「うめー。」
ましろ(燈さん、可愛すぎるよっ!///)
レイ(この調子ならすぐに食べ終わるかも。)
次に行く場所、考えておかないと
私はそう思い、手元にある地図に目を落とした
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“慎吾”
あれから、僕達は色んなクラスを回った
どのクラスも創意工夫が見えて、とても素晴らしかった
羽丘、花咲川ともにいい学校だと思う
慎吾「オリビア。」
オリビア「どうかいたしましたか?慎吾様。」
慎吾「燈、楽しそうにしてたよね。」
オリビア「もちろん。とても楽しんでられましたよ。」
僕の問いにオリビアはそう答えた
よかった......ほんとに
ましろ「燈さん!///足が疲れたので抱っこしてほしいな......?///」
燈「あぁ?別にいいが。和奏も運んでやろうか?」
レイ「私は遠慮しとくよ。」
庵「俺が運んであげようか、ましろちゃ__ぐへぇ!!」
アビー、ザック「王よ~!」
フレディ「マイロード。いっぱい持って帰って来た。」
燈「......食えんのか?」
アイラ(ずっとスルーしてましたが、この方たちはだれなのかしら?)
燈にはたくさんの友達が出来た
1人で喧嘩して遊ぶ必要もない
普通の子供と同じように過ごせてる
僕にはそれがたまらなく嬉しい
オリビア「......不思議ですね。」
慎吾「?」
オリビア「超越者とは大きすぎる力故に恐れらてきました。生まれれば、神と祀り上げられ閉じ込められるか、はたまた、迫害を受け命を落とすか......どちらにしても、孤独になる運命でした。」
この話は聞いたことがある
超越者の運命とは天才ゆえに孤独だと
実際にオリビアもそうだった
オリビア「ですが、燈さんは違います。何人もお友達がいて......やはり、特別なのでしょうか?」
慎吾「そうなのかもね。燈は特別だよ。運命も、強さも。」
オリビア「そう、ですね。」
慎吾「......でも。」
オリビア「?」
僕は少し離れている燈の方を見た
そう、あの子は特別だ
不良と言われてきたけど
本当は情に厚くて、人懐っこい子だ
あの子が幸せになってくれるなら、僕も嬉しい
でも、あの子だけが特別と言うわけじゃない
慎吾「燈が生まれたことで、超越者の運命が変わり始めてるのかもしれない。」
オリビア「......?」
慎吾「けどね。」
僕は燈の友達であり、親代わりだ
そんな子に頼りっぱなしと言うのも示しがつかない
やっぱり、自立した姿を見せないとね
慎吾「君の運命は僕が変えるよ。」
オリビア「!///」
慎吾「......いや、もう変わり始めてるのかもね。」
オリビア「し、慎吾様......///」
慎吾「ちょうどいいし、今言っておこうか。」
僕はそう言いながらオリビアを抱き寄せ
前を歩いてる燈たちの方を見て
少し大きく空気を吸い込んだ
“燈”
慎吾「燈ー!」
燈「!?(なんだぁ!?)」
和奏とかましろとかと喋りながら歩いてると後ろから一ノ瀬のデカい声が聞こえた
ふ、普通にびっくりした
あの距離なら聞こえるってんだよ
燈「な、なんだよ。」
慎吾「聞いて欲しいことがあるんだ!」
レイ(......まさか?)
ましろ「?」
な、なんだ?
てか、オリビアとの距離近くね?
そう思ってると、一ノ瀬はまた大声で話しかけてきた
慎吾「今月末!オリビアとの結婚式だから!」
レイ「やっぱり。」
ましろ「えぇ!?おめでとうございます!」
アイラ(ここで言うんですね。)
燈「......???」
結婚式って、あれだろ?
なんか、キスするやつ
つまり、それを一ノ瀬とオリビアが......って、マジか?
慎吾「と言うわけで、燈!結婚式の日、スピーチお願いね!」
燈「はあぁぁぁぁぁ!?」
俺はそう、すごい声を出した
こいつ、マジでいつもいきなりなんだよ
マジで結婚式なかったらぶっ飛ばしてるぞ
......てか、スピーチって、どうすりゃいいんだ?