燈「__んあ......?」
朝、俺は日の光を感じ目を覚ました
って、なんか胸元に重さを感じる......
ココ「にゃー!」
燈「あぁ、おはよう、ココ......」
ココ「♪」
俺はここの頭を撫でた
ここは気持ちよさそうに目を細めてる
やっぱ、こいつ可愛いな
燈(時間はえっと......7時か。)
早すぎるな
でも、目が冴えちまった
俺は体を無理やり起こし、
そして、ココの飯を用意した
燈「ほら、飯だぞ。」
ココ「にゃ!」
燈「......美味いか?」
そう聞くまでもないくらい、
ココは美味しそうに飯を食ってる
燈「さて。」
早く起きちまったし、
今日は早く学校行こう、と思ったが
燈(あいつら鬱陶しいんだよなぁ......)
ココ「にゃ?」
燈「......まぁ、偶には真面目に行くか。」
俺はそう呟き、制服に着替えた
そして、洗面をした
燈「__じゃあ、行ってくるな、ココ。」
ココ「にゃー......?」
燈「?」
俺がそう言うと、
ココは俺の足にすり寄ってきた
燈「......」
ココ「にゃー......」
燈「......学校、行くか。」
ココ「にゃ!」
これは仕方ない
だって、ココ、可愛いんだよ
俺はそんな事を思いながら
ココを肩に乗せて学校に向かった
__________________
俺が学校に行くまでの道のりは結構長い
一ノ瀬の奴、わざと遠く選びやがったな
俺はため息をつきながら歩いてる
燈(__てか、ココ連れてきてよかったのか?)
なんかまた水色がうるさそうだな
まぁ、それは無視するからいいか
燈「ココ、教室では静かにしろよ。そして、変な男には近づくな。」
ココ「にゃ?」
燈「分かったか?」
ココ「にゃ!」
?(あ、あの人、猫と喋ってる......か、関わっちゃダメな人だ......)
それから、俺はのんびり歩き
学校に向かった
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学校に着いた時刻は8時20分
初めて門が閉まってない時間に来た
俺はそんな事を思いながら教室に来た
クラス男子「__おはようございます!」
燈「......(無視。)」
晃「本日もお勤めご苦労様です!」
燈「......(無視。)」
俺でも少しは学習した
こういうのは無視するのが一番だ
俺は無視を決め込み、自分の席に座った
香澄「おはよう!佐渡君!」
燈「......あぁ、おはよう。」
香澄「今日も仲良しだね!」
燈「だからちげぇよ。」
香澄「えー?そうかなー?」
有咲「......おい、佐渡。」
燈、香澄「?」
俺と戸山が話してると、
市ヶ谷が低い声で話しかけて来た
俺と戸山は首をかしげながら市ヶ谷の方を見た
香澄「どうしたの?有咲?」
有咲「いや、どうしたもこうしたもねぇよ!なんで猫いるんだよ!」
燈「猫じゃない、ココだ。」
有咲「そうじゃねぇよ!」
香澄「わぁ!可愛い!」
燈「だろ?」
有咲「いや、おかしいと思えよ!?」
燈「いや、ココが連れて行けって言ったから。」
有咲「はぁ......そうかよ。」
市ヶ谷は疲れたようにため息をついた
俺は膝の上にココを置き頭を撫でた
有咲「ほんと、お前はなんでこうトラブル起こすんだよ......」
燈「ココが可愛いからだ。」
有咲「だからそうじゃねぇ!」
そんな感じで朝の時間を過ごし
授業が始まる直前に俺は、
教室から避難した
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何だかんだ時間が経ち、
昼休みの時間になった
なんか、屋上でいるの慣れて来たな
燈「ココ、飯だぞー。」
ココ「にゃ~!」
俺が地面に飯を置くと
ココは飯に飛びついた
やっぱ、栄養が必要なんかね
燈「美味いか?」
ココ「にゃ!」
燈「そうかそうか。」
彩「__あ!結構空いてるよ!」
燈「ん?」
ココを眺めてると、
どこかで聞いたことがある声が聞こえた
この声は確か
彩「あれ?あの時の?」
燈「ピンクか。」
?「あら?誰かしら?」
彩「えっと、前に話した不思議な子?」
燈「佐渡燈だ。ピンク。」
彩「佐渡君だね!」
声デカいなこのピンク
すごい声が通ってる気がする
燈「確か、そっちの奴もテレビ出てたな。」
千聖「あら、私を知らないのね。」
彩「この子は白鷺千聖ちゃんだよ!子供の時から子役で活躍してるんだよ!」
燈「へぇ。」
よく意味は分からんが、すごいんだな
てか、なんでピンクが誇らしげなんだ
俺がそう思ってると、ピンクが再度話して来た
彩「あっ、ここでご飯食べて良い?」
燈「勝手にしろ。別に俺の場所ってわけじゃねぇし。」
彩「うん!」
ピンクと白鷺がその辺に座った
ココの方を見ると、もう飯を食い終わってた
そして、俺の膝の上に乗ってきた
彩「あれ?猫?」
千聖「なんでこんな所にいるの?」
燈「連れて来た。」
俺はそう言いながらここを撫でた
2人は少し驚いた顔をしてる
燈「なんだ?」
彩「い、いやー、なんでもないよ!」
千聖(よく今の今まで紗夜ちゃんに怒られなかったわね。)
彩「この子、可愛いね!」
燈「ココだ。」
彩「ココちゃんかー!」
ピンクは膝の上にいるココを撫でた
ココは嫌がる様子もなくゆったりとしてる
このことから、ピンクが悪いやつじゃないのが分かる
ココ「にゃ~」
燈「よかったな、ココ。」
彩「喜んでる?」
燈「あぁ、かなりな。」
彩「えへへ!嬉しいな!」
千聖(あれ?そう言えば彼、どこかで見たことあるような......)
ピンクはしばらくココを撫でたりして
俺はココが膝に乗ってるので大人しくしてた
そして、しばらく時間が経ち
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた
彩「__えぇ!?もう!?」
燈「なんだ、もう終わりか。」
千聖「そろそろ戻らないといけないわね。」
彩「そうだね!......またね!佐渡君、ココちゃん!」
燈「あぁ。」
千聖(彼は教室に戻らないのかしら?)
ピンクと白鷺は屋上から出て行った
ココは少し残念そうな顔をしてたが、
すぐに気を取り直し、また俺にすり寄ってきた
燈「さて、遊ぶか。」
ココ「にゃ!」
それから、俺とココは屋上で遊んで時間を過ごした
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”彩と千聖”
教室に戻る途中、
千聖は困惑気味な態度で口を開いた
千聖「彩ちゃん?」
彩「どうしたの?」
千聖「さっきの彼の事なのだけれど......」
彩「佐渡君?」
彩は首をかしげながら千聖の方を見た
すると、千聖は思い出したかのようにこう言った
千聖「彼って始業式の時にドアを壊してた子じゃなかったかしら?」
彩「え?そうだっけ?」
千聖「あの白い髪、間違いないはずだけれど?」
彩「うーん、そう言えばそうだったかも......」
千聖「彼、少し危ないんじゃないの?」
彩「うーん、そんな風には見えないんだけどなー?」
千聖「はぁ......」
彩「何そのため息!?」
そんな会話をしながら2人は教室に戻って行った
その間も千聖は少し彩の事を心配していた
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放課後になり、クラスの奴らを振り切り
何とか学校から脱出した
そして、いつも通りの道を歩いてる
燈(今日も遊んだなー。)
あの学校行ってから授業受けてない気がする
まぁ、俺が勉強したところでだしまぁ、いいだろ
燈「ココ、家帰ったら何する?」
ココ「にゃ!」
燈「よし、遊ぶんだな。分かった。」
おっさん「__ぐふふ......!」
燈「ん?(なんだあれ?)」
しばらく歩いてると、
何か電柱に隠れてるきもいおっさんが見えた
何を笑ってやがんだ?
燈(ふーむ。)
?「......っ。」
どうやら、おっさんはストーカーっぽい
おっさんの視線の先には女子高生が歩いてる
見るからに気弱そうでオドオドしてる
ストーカーに気付いてても何も言えないんだろう
燈(はぁ、仕方ないな。)
俺はそう思いながらおっさんに近づき
静かに背後に立った
燈「ほれっ。」
おっさん「なっ!?」
俺はおっさんからカメラを取り上げた
すると、おっさんは驚いた顔で俺を見た
燈「ストーカーはいかんよ。おっさん。」
おっさん「な、何だお前は!?」
燈「誰でもいいだろ。」
俺はそう言いながらカメラの確認をした
脚とかそう言う写真が多い
ド変態おっさんだな
燈「さてと、証拠はこれでいいや。」
おっさん「か、返せ!」
燈「返したらまたストーカーするだろ。」
おっさん「ぐへっ!!」
俺はおっさんの頭をしばいた
そして、カメラを鞄に入れた
燈「じゃあ、歯食いしばれ~。」
おっさん「な、何を......うわぁぁぁぁぁ!!!」
俺はおっさんを背負い投げした
おっさんは魂が抜けたようにその場に倒れ込んだ
燈「......あっ。」
てか俺、交番行ったらやべぇんじゃ
こいつどうしよう
燈「......(あ、交番の柱とかに縛り付ければいいや。)」
俺はそんな事を考え、
おっさんを引きずり始めた
?(あれ、あの人、連れていかれてる......?って、あの白い髪の人、朝の......)
燈(このおっさん、重いなー。)
俺はそんな事を思いながら、
交番までゆっくり歩いて行った
そして、交番におっさんを突き出した後は
家に帰ってココと遊んで時間を過ごした