仮面ライダーエグゼイド『クロノス』攻略RTA   作:常盤坂

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バグスターウイルスに感染したので初投稿です。




part2 PlayerとLiar

ゲームであってゲームでないRTA始まるよー

 

はい、それでは前回のグラファイトに襲われて何故か無事だったところからですね。

いや、ほんと何だったのでしょうか。

軽く裏で調べていますが、それっぽい現象の情報が無いんですよね。

やっぱり走者不足からくる情報不足ってハッキリ分かんだね。

もっと皆走って?走れ(豹変)

 

 

さて、日を跨いで朝になりましたが、本宮君の体調にも影響は無さそうです。

昨日に引継ぎ育成を再開しましょう。

 

今日は休日で休みみたいですね。

幻夢コーポレーションでも土日は休みなのか…

 

さてさて予定が無い日はトレーニングやランニングなどで肉体を鍛えます。

やはり筋肉は全てを救うんやなって。

 

でーすが、絶版おじさん攻略にはメインキャラとの交流も必要になります。

よって、トレーニングと散策or交流を交互に行って育成します。

土日のトレーニングでは攻撃力に繋がる筋力と敏捷を鍛えていきましょう。

 

 

仮面ライダークロニクルが販売するまでは準備期間なので焦らず準備していきましょう。

では、飛ばせるところは飛ばしていきます!

 

 

>あなたは近辺を散策することにした。

 ………

 ……

 …

 ゲームショップを見つけた!

 

 あなたはゲームショップに入ろうとする。

 ドンッ!

 しかし、その瞬間何者かとぶつかってしまった!

 

「うわっ、いてて…。ああ!すいません!大丈夫ですか!怪我はありませんか!?」

 

>あなたとぶつかったのは少し幼さが残る青年だった。

 大丈夫、こちらこそよそ見をしていてすまない。

 と、青年に謝罪をした。

 

「いえ、こちらこそ新作ゲームを買って舞い上がっちゃってて…

 念のため、僕に診せてもらっていいですか?

 こう見えても医者の卵なんで応急処置ぐらいならできますよ!」

 

>青年はお世辞にも卵とはいえ医者には見えない。

 だが、彼を信じて診てもらおうとあなたは思った。

 

「ありがとうございます!では、ちょっと触りますね。

 …打撲もなさそうだし、大丈夫そうですね!」

 

>青年は、あなたの身体を一通り触診し、大丈夫と締めくくった。

 午後の仕事にも影響はなさそうでよかったと胸を撫でおろし、あなたはお礼の言葉を伝えた。

 

「そんな、お礼なんて…ぶつかった僕が悪いので…

 『ピピピッピピピッピロリッ』ごめんなさい!僕急用ができたので行きますね!

 僕は聖都大学付属病院 小児科研修医の宝生永夢です!何かあったら来てくださいね!

 すいません!それでは!」

 

>彼、宝条永夢は少し変な着信音と共に走り去ってしまった。

 ゲーム好きな研修医、面白い人だとあなたは思った。

 

>《宝生永夢》が交流リストに追加された。

 

 

……

………

 

 

いい流れですね~。

貴利矢に続いて永夢と面識ができるとはいい乱数を引いてるようです。

このまま、翌日の散策をこなしていきましょう。

 

 

本宮君は永夢に会いに来たのか聖都大学付属病院に来たみたいですね。

この病院は通常プレイでも嫌ってほどみます。

それもメインキャラが病院に集まっているせいなんですよね。

 

 

「あら?幻夢の社員さんじゃない。」

 

 

あら、永夢ではなくアロハシャツを着た胡散臭い人、貴利矢さんがきましたね。

 

 

>あなたはと言いかけて彼の名前を知らない事に気が付いた。

 

 

「ん?あぁそういやぁ、名乗ってなかったな。

 自分は九条貴利矢。監察医ってのやってる。

 自分も名乗った事だし、お宅の名前も聞かせてくれない?」

 

 

貴利矢さんが名乗ってくれましたね。

好感度が上がってますねー。

お返しにこちらも名乗り返してあげましょう。

 

 

>あなたは自分の名前を貴利矢に名乗る。

 

 

「本宮北斗…ね。

 長いから社員さんって呼ばせてもらうわ。

 ついでに連絡先も教えてくれない?」

 

 

全く略されてないし、煽ってますよね。これ。

連絡先?そんなの今まで聞かれたことなかったんですけどね。

まぁ、教えてあげましょう。

 

 

「さんきゅ。後、ちょっと聞きたい事が……

 いや、悪い。急用が入ったようだ。また連絡するわ。」

 

 

>貴利矢は弾かれた様に何処かに向かって走りだしていった。

 また連絡するとはどういう事だろうか。

 あなたはとりあえず帰宅する事にした。

 

 

貴利矢さんは恐らくバグスターとの戦闘にいきましたね。

仮面ライダーの戦いにはまだ乱入できないのでおとなしく帰宅しましょう。

 

それでは、一度録画を切ります。

次回もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ここは聖都大学付属内地下にある電脳救急センター、通称CR

CRの待機所ともいえる場所に備え付けられた机と椅子に青年二人と女性が一人座っていた。

 

僕、宝条永夢は携帯ゲームをしている中で先日あった事、そして忘れていた事を思い出した。

 

「あーっ!!」

 

「永夢、突然どうしたの!?ゲームオーバーになっちゃった?」

 

声を聞いて驚いた女性、仮野明日那(かりのあすな)さんは僕に聞いてくる。

 

「あ、いえ。

 非番の日にゲームショップに行ったんですけど。

 その時にぶつかった人の名前を聞きそびれたなって思い出しちゃって…」

 

「なーんだ、そんな事なのね。」

 

「全く、ゲームの事とはくだらないな。ゲームをするより少しでも医療の勉強をしたらどうだ。研修医。」

 

ケーキをメスで切り、食べている青年、鏡飛彩(かがみひいろ)さんは相変わらず僕の事を名前で呼ばない。

明日那さんはそんな事と言うが、僕にとってはそんな事ではない。

 

「そんな事じゃないですよ!

 僕にとってゲームは医療と同じぐらい大切なことなんです!」

 

僕が今ここにいるのも、医者になろうと思ったのも命を救ってくれた日向京太郎先生とゲームのおかげなのだ。

ゲームをやめる事は一生ないだろう。

それに今のCRには明日那さんぐらいしかゲームの話題ができないし、明日那さんは音ゲー以外のゲームはあまり詳しくない。

単にゲームの話しをできる人が欲しいだけというのもあるが。

 

「むーぅ!じゃあさ!その人はどんな人なのさ!」

 

「うん、その人は……」

 

その人は僕より少し年上の男の人だった。

街ですれ違っても記憶に残らないような平凡の塊のような外見、ゲームで言えばモブキャラみたいな人だ。

しかし唯一、彼の目元のクマが印象に残っている。

視力が落ちそうな仕事をしているのだろうか。

今度会う機会があれば聞いてみてもいいかもしれない。

 

 

『ピピピッピピピッピロリッ』

 

どうやらゲーム病患者の緊急通報のようだ。

 

「飛彩さん、明日那さん!」

 

「研修医、貴様に言われなくても分かっている。」

 

「永夢!飛彩!行くよ!」

 

明日那さんの言葉と共に現場に向かう。

ゲーム病に苦しむ患者を救う事があの日、先生に助けられたこの命の意味だと思うから…

 

 

 

 

 

 

 

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『幻夢コーポレーション』

5年前に発生したゼロデイ以降増加したバグスターウイルス感染症、通称ゲーム病に対抗する医療機器『ゲーマドライバーとライダーガシャット』を開発した会社。

そこの社長兼開発者、檀黎斗。

 

奴がゼロデイを引き起こしたことは間違いない。

しかし、何が奴の目的なのかが分からない。

ゲーマドライバーとガシャットを売るためか?

それにしては使用できるのは、適合者のみと限定的で更にドライバーの数が限られている。

では何故だ?奴は何のためにゼロデイを引き起こした?

そもそも、バグスターとは何なのか。ウイルスはどこから発生したのか。

疑問はいくらでもある。

 

自分には監察医として、そして3年前に自分の迂闊な告知で失ってしまった親友の為にもバグスターウイルスの謎を突き止める。

その為には、奴の作ったシステムを使おうとも構わない。

 

 

 

 

 

「私は本宮北斗といいます。

 ご存知の通りでしょうが、幻夢コーポレーションの社員で開発部で働かせてもらってます。」

 

そう名乗った男はとにかく普通だった。

黒の短髪、平凡過ぎる顔。

そして恐らくは新製品の開発によるものと思われる目元のクマ以外は。

 

 

………

……

 

 

この男との出会いは1日前、檀黎斗に会いに幻夢に行った時だ。

その時は、一般平社員だと思っていた。

大した意図なく聞いた質問がこの男への興味を引いた。

 

 

「社長ですか?先ほど社長室に行った時にいらっしゃったのでまだいらっしゃると思いますよ。」

 

 

『社長室に行った。』

一般企業に勤めた事はないが、基本的に社長室に出入りできるというのは限られた人間のはずだ。

 

この男は何者だろうか。

こう見えて管理職、役職持ちの立場がある人物だろうか。

疑問は尽きないが、これ以上は待ち合わせ時間に遅れてしまう。

この会社に通っていればまた会う機会があるだろう。

 

 

……

………

 

 

それがこんなすぐに、まさか翌日に会うとは思わなかった。

こちらから名乗り、向こうも名乗る様に流れを作る。

流れにこの男を乗せてどさくさで連絡先を聞く。

 

アタリだ、社長室に出入りできる開発部の人間。

奴の秘密、目的を知っている可能性の高い人物、これを逃す手はない。

 

このまま何処かで話を聞いて…ってバグスターか。

話を聞くのはまたの機会だな。

 

自分は本宮北斗に別れを告げ走り出した。

 

 

現場に向かう最中、考える。

 

目下気になっているもう一人の人物、仮面ライダーエグゼイド『宝生永夢』

何故、適合者についていない奴が仮面ライダーに変身できるのか。

あいつについても調べなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

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まだ12話にもたどり着いてないらしいですよ。
仮面ライダークロニクル開始(25話)まで長いですね(白目)



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