三大勢力会談当日。
悪魔、堕天使、天使が和平を行う為に行われている為、その為、会議の会場となっている学園の周りには結界が張られ、厳重な警備がされていた。
そして、三大勢力の会議を行っている場所において
「「ZZZZZ」」
会場でただ一人、悪魔でありながら魔界に所属していない魔王ラハールと、その付添いとして呼ばれた人間、藤木は寝ていた。
「こっこの状況で寝ているのか」
「まっまぁ彼らはあくまでも客人だからね」
そう言いながら、ラハール達を寝ている状況で、会議は進んでいた。
「んごぉ、あっ。
ラハールさん、ラハールさん」
「なんだ、このラハール様の眠りを妨げるのは」
「会議中ですよ、会議」
「なんだ、まだやっていたのか」
そう言いながら不機嫌な様子でラハールはそのまま起こすが
「んっ、なんだこれは」
「へっ?」
何か違和感を持っていたのかラハールは周りを見渡す。
「おぉどうやら魔王様も起きたようだな」
そう言いながら、アザゼルは起きたラハールに向けて笑みを向ける。
「おい、これはなんだ?
誰が時を止めたんだ?」
「ほぅ、まさかそこの子供が魔王と名乗る愚か者か」
「あぁ?
なんだ」
そう言っていると共に声を出した方向を見ると、そこには眼鏡をかけた胸元が大きく開いた服を着た女性が立っていた。
「なんだこいつは?」
「私は貴様のような偽物である魔王ではない本物の魔王の末裔カテレア・レヴィアタンだ」
「・・なに?」
「あっ」
そのカテレアがラハールに対して、偽物という発言をした瞬間、彼を中心に魔力が溢れ出す。
その魔力の余波だけで、会場になっていた教室は吹き飛び、全員がその場で立つ事だけでもやっとの状況だ。
「なっ!?」
「よもや、この程度の奴が魔王と名乗るとはな。
良いだろう、俺様の前で魔王と名乗り、さらに俺様を偽物扱いするとはな」
そう言いながら、ラハールはそのまま手に持った剣を構える。
「貴様をここで始末してやろう」
「ほざくな!!」
その言葉と共にカテレアはそのまま拳に黒い魔力を宿し、そのままラハールに向けて放つ。
強烈な一撃は確かにラハールに当たったが、その表情は何もダメージを受けていないのか、笑みを浮かべている。
「終わりか。
ならば、一発は一発だ、獄炎ナックル!」
その言葉と共に、その手に宿った炎の魔力が籠った一撃をカテレアに向けて放った。
放たれた一撃はそのまま外にいた軍勢へとぶつかる。
「なっなんなんだ、この馬鹿げた魔力はっ!?」
「おいおい、これで終わりとか言うなよ」
その言葉と共にラハールはそのまま手を前に出すと同時に、その手には先程以上の魔力が集まりだした。
「ぐっ、だがこれを耐えねばっ!!」
その言葉と共に既にラハールの強さの前に、撤退を選択すると共にカテレアは転移魔法を発動させる。
「そうか、ならば耐えて見せろ!!
魔王玉!!」
その一言と共にラハールの手から放たれた火炎球はそのままカテレアへと激突する。
「ぐっきゃああぁぁっ!!」
全てが焼き尽くされる感覚に襲われながらも、必死に逃げる為に転移をしようとするカテレア。
全ての魔力を使い、耐えきったと思い、光に包まれた瞬間だった。
「おい、まだまだ終わっていないぞ」
「えっ」
その言葉と共に見ると、空には先程までカテレアを襲っていた魔王玉が無数に展開されていた。
それも視界を覆う程に。
同時にカテレアが転移する直前に魔王玉は彼女に激突する。
全ての魔王玉がカテレアの全てを焼き切り、同時にそこにいた全ての禍の団のメンバーを吹き飛ばした。
「ふんっ、この程度で魔王か、つまらん」
そう言い、何事もなかったように椅子に座る。
「うわぁ、えぐい」
その光景を見ていた藤木はただ、その一言しか呟けなかった。
「まったく、相変わらずとんでもないな魔界の悪魔は」
「そんな事はどうでも良い。
面白いのが見れると思っていたが、この程度とは帰る」
その一言と共にラハールはそのまま去っていた。
「くくっ、まさか魔王がここまでの強さだとはな」
「ヴァーリ?」
そう言っていると、その光景を見ていたヴァーリは笑みを浮かべていた。
「確かに今の俺では勝てないな。
だけど、それとは別に魔界の強さを少しでも味わいたいからな。
付き合ってくれよ、藤木大地」
「っ!」
その一言と共に戻ってきたヴァーリはそのまま藤木に向けて襲い掛かる。
同時に防御していた藤木はそれ程のダメージを受けない様子だったが、同時に構える。
「一体どういうつもりだ、ヴァーリ」
「どうもこうも、俺も禍の団という訳だよ」
その言葉と共に、その場にいた全員、特にアザゼルは驚きを隠せなかった。
「たく、色々と規格外だというのにな。
それで何時からだ」
「コカビエルを回収した時からだ。
あの藤木の強さを見た瞬間から、俺は既に魔界の奴らと戦う事しかないからな」
「ちっ、まさかこんな所でとはな」
「痛いな、たく、いきなり何をしやがる」
「この状況では、戦うしかないだろう」
「俺のは護身術だと言っているだろ」
そう言いながらヴァーリは藤木に対して攻撃を仕掛ける。
だが、同時に藤木に当てるはずだった拳は空振りとなり、残像だけ残していた。
「残像拳」
「っ!!」
同時に姿を消した藤木は背後からヴァーリを襲い掛かる。
だが、すぐに鎧でその攻撃を受け止める。
拳と鎧が激突する音が響く中で、拳が激突する音が周りに広がっていく。
「人間がここまでできるとは」
「それも魔界の恐ろしい所かもしれないな」
「おらぁ!!」
そうしている間にも藤木はそのまま蹴り上げ、ヴァーリから距離を離れた。
「なっこれって、どういう状況なんだ」
同時に聞こえた声に藤木は振り向くと、一誠がその場にいた。
「んっいたのか。
なんかよく分からないけど、喧嘩売られた」
そう言いながら、首を回しながら、姿が見えなかった一誠達にそのまま説明する。
「お兄様、これは」
「禍の団は既に全滅している。
あとはどうやら裏切っていた白龍皇だけだよ」
そう言いながら、未だに状況が理解できていないリアスはそのままサーゼクスに話を聞く。
「そういう事だ。
しかしがっかりだよ、赤龍帝、君がライバルだという事を」
「なんだと」
そう言っていると、ヴァーリはそのまま一誠を見つめる。
「君の生まれも育ちも全てが平凡。
まったく同じはずの藤木とはまるで天と地程に違いすぎる」
「なっ」
そう言いながら、藤木と一誠と見比べながら言う。
「いっその事、彼がライバルだったらと思うが」
「ライバルとか、俺は別に興味ないぞ。
第一、さっきから何の話をしているんだ」
そう言いながら欠伸をしながら、藤木もまた退屈そうにヴァーリを見つめる。
「俺はこの後、バイトがあるんだ。
悪いが、これ以上はお前の遊びに付き合いたくないが」
「ふっ、そう言うな。
もう少し付き合ってくれよ」
その言葉と共にヴァーリは藤木に向けて構えるが
「悪いが、こっからは俺が相手だ!!」
その言葉と共に一誠はその身に赤い鎧を纏い、そのままヴァーリへと戦いを挑む。
「さて、なんかよく分からないけど、どうやらあいつが代わってくれるようだな」
そう言いながら、藤木はそのままサーゼクス達の元へと向く。
「すいません、俺はもうバイトがあるから、帰らせてもらいます」
「えっあぁ、すまなかったね」
そう言いながら、藤木はそのまま校舎から出ていった。
「なんというか、あいつはあいつで色々と常識外れだな」
「まぁ彼らと関わっている以上はね」
その光景を見ながら、その場にいた全員は思わず苦笑いをしていた。
D×Dヒロインで出番は
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リアス・グレモリー
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ゼノヴィア
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小猫
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黒歌
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ロスヴァイセ