その日、上級悪魔の社交界が行わていた。
冥界にいる若手の悪魔達が集う中で、彼らだけではなく、これまでは存在だけは知られた魔界の悪魔が招待されていた。
だが、その会場にて
―――ドオオオオオォォォッ!
その音と共に、そこには破壊され尽くした大広間だった。
そこではセファードルとアガレスの悪魔が睨みあっていた。
だが
「この我の前でそのようなくだらない事を話しているのか」
その言葉が聞こえ、その場の空間が一瞬で震えた。
同時に現れたの長身の男だった。
真っ赤な長い髪は癖が多く、まるでマントのように多かった。
「なんだぁ、てめぇは?
おっさん、その白目をどうにかならないのかぁ」
「・・・ゼタビーム!」
「ぎゃあああぁぁぁ!!]
セファードルが男に向けて文句を言った瞬間、男の目から白い光が一閃。
瞬く間にセファードルは吹き飛ばされ、どういう原理なのか、彼の自慢の緑色の髪は真っ黒のアフロへと変わっていた。
「なっ貴様っ!!」
「この我に偉そうな事を言うからな」
「あれは一体」
そのあまりにもの光景に、その場にいた全員が驚きを隠せなかった。
「ゼタさん、何をしているんですか」
そんな男を呼ぶ声が聞こえ、その場が全員の注目はゼタから声の主である少年に目を向けられた。
「なんだ、藤木?
さっさと来るが良い」
「えっ藤木!?」
同時に会場に来ていた一誠達は驚きで声を出してしまう。
「んっ、一誠達もパーティに招待されたのか?」
「あっあぁ、お前はなんで」
「あぁ、それがな」
「私達の付添いですわ」
その声と共に現れたセラフィーヌは笑い声と共に現れた。
「えっと、この人は一体!?」
「あぁ、この人はセラフィーヌさん。
金持ちで色々な事をやっているらしい」
「えっと、それってつまり」
「まぁ魔王やっていますわね」
「まっ魔王!?」
その言葉に一誠を始め、全ての悪魔達が驚きを隠せなかった。
「なっなんで魔王様が」
「何を言っているのかしら?
私達の魔界では魔王の数なんて、星の数程いますわよ」
「えっえぇ、つまりは、その魔王って、悪魔の名前みたいな感じですか」
「いいえ、悪魔の中でも力がある者しかなれませんわ」
そう言いながら、セラフィーヌの言葉が真実であるように、彼女を中心に魔力は発した。
その魔力だけでも、超越者と呼ばれたサーゼクスと同等の迫力を感じた。
「この人はまたぁ」
「セラフィーヌさんは相変わらずだぴょん」
「へっ?」
同時に聞こえた声を見つめると、ウサ耳の黄色のドレスを身に纏っている少女が立っていた。
藤木はそんな少女の手を繋いでいた。
「えっと、その藤木君」
「んっ、あぁリアス先輩も来てたんですね」
「えっえぇ、あのその子は一体」
先程からセラフィーヌとゼタの迫力で全員が固まっている中で、リアスは別の事で固まっていた。
「始めまして、私の名はウサリア。
兎兎魔界の魔王を務めており、その藤木さんとは、その」
そう言いながら、顔を赤くさせながら、手を握っていた。
「んっ?」
ウサリアがそこから続けようとする言葉に藤木は首を傾げていた。
だが、リアスは彼女の言葉の意味が分かってしまい
「その藤木さんとあのリアスさんの関係は?」
「んっ、先輩と後輩だな」
「そうでしたか、良かった、これ以上は少しぴょん」
「少し!!」
その言葉でリアスはさらに慌て始める。
「おい、藤木さっさと行くぞ!!」
「あっはい!!
それじゃあ、リアス先輩達もまたあとで!!」
そう言い、ウサリアの手を繋いだまま、ゼタ達の元へと向かう。
「あらあら、これは大変そうですね、リアス」
「えっえぇ」
そんな中で、リアスは未だに戸惑いを隠せない様子だった。
D×Dヒロインで出番は
-
リアス・グレモリー
-
ゼノヴィア
-
小猫
-
黒歌
-
ロスヴァイセ