運動会が無事に終わった俺は久しぶりにオカルト研究部に招待された。
「それで聞きたいのだけど、あなたのあの時持っていた物ってなんなの」
「えっ、マオさんから貰った物なんだよな。
確か、ここら辺に」
その言葉と共に取り出したのは、あの時に使った道具を取り出す。
あの時は俺が夢に見た百騎兵の力を再現する事ができた道具だが、今はただの手袋へと変わっていた。
「こっこれが」
「あぁ、こう、腕に嵌めて、気合いを入れたら」
その言葉と共に俺の腕に合わせた百騎兵の腕に代わり、その手甲には青い炎が灯った。
「な、なんなのこれは?」
「キヒヒ、なんだ説明していなかったのか」
「ぐへぇ」
同時に俺の頭に乗った声と共に聞き覚えのある声があった。
「いきなり現れるなよ、メタリカ」
「キヒヒ、使い魔の世話をするのが主人の役目でしょ」
その声と共に見つめると、学生服を身に纏っているが、その頭には魔女の帽子を被っているメタリカがいた。
「えっ、つっ使い魔!?
えっえっ!?」
その言葉にその場にいた全員が驚きの声しか出せなかった。
「というよりも、お前は本当にどうやって来たんだ?」
「来たんじゃないがな。
まぁお前の知っている私が死んだ時に、この世界の私も死んで、魂だけの私がこの世界の私の身体に入って、こうして生きている訳だ」
「????」
何がどういう事か、俺の頭に入ってこなかった。
「まぁ馬鹿なお前に説明すると、私もお前と同じ夢を見たんだよ。
お前は百騎兵、私はメタリカという違う視点でな」
「あぁ」
その言葉で少し納得した。
まさか同じ夢を見ていたとはな。
「だとしたら、俺の知っているメタリカなのは変わりないんだな」
「あぁ、その通りだ」
そう言いながら、笑みを浮かべるメタリカ。
「それで、あなたは何時まで、彼の頭の上に乗っているのかしら?」
「キヒヒ、こいつは私の物だからそれは当たり前の事だろ?」
その言葉と共にメタリカは挑発するような笑みを浮かべており、グレモリー先輩の間に火花が走っているようだ。
「んっ、もう一つあるな」
俺はそう言うとマオさんから受け取ったもう一つの手袋を嵌めると、同時に百騎兵の青とは対照的な赤い籠手に変わった。
その手甲には百騎兵とは違い、古い本を思わせるボロボロの手袋に手甲には黄色い目が現れる。
「なっなんだ、それは?」
「そもそも、その手袋は一体なんなんですか?」
姫島先輩の言葉と共に、俺はマオさんから受け取った説明書を見つめる。
「なになに、この手袋は俺と契約した人物を通して、自身の力を再現する事ができる」
「つまりは私の場合は、百騎兵な訳だが、おい、これはなんだ」
「契約と言われてもなぁ」
その言葉と共に思い出すのは
「あぁ、ルカか」
「るっルカっ!?」
「また新しい女の名前!?」
その言葉を聞き、メタリカとグレモリー先輩、さらには小猫ちゃんまで反応した。
「お前、何時の間にハーレムを作っているんだ!!」
「おいおい、あのなぁルカは10歳ぐらいの子供だぞ。
そういう関係じゃないし、夢の出来事だから」
「夢の私がいるんだが」
そうメタリカは呆れたように見つめる。
「とにかく、これからは私の使い魔として、こき使うから覚悟しろ。
という事でさっさと帰るぞ」
「俺、バイトがあるんだけど」
「バイト?
なんだ、私が養ってやるんだが」
「悪いが、自分の分ぐらいは自分で稼ぐよ。
だったら、メタリカもカレーを食べに行くか?」
「・・・・まぁ良いだろ」
そう言いながら、俺はそのまま歩き出した。
「・・・おい、藤木、その」
「んっ?」
「なんでもない」
兵藤が何か伝えようとしたが、途中で止めてしまった。
疑問に思ったが、特に気にせず、俺はそのままバイト先に向けて、歩き出した。
(芽多さんを頭に乗せたまま行くのか)
D×Dヒロインで出番は
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リアス・グレモリー
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ゼノヴィア
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小猫
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黒歌
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ロスヴァイセ