「案内ですか?」
「あぁ、その頼む!!」
そう言いながら、いつものようにバイトをしている時に俺に頭を下げていたのは、俺の知り合いであり、護身術を教えてくれたアデルさんだった。
俺の護身術は基本はキリアさんから教えてもらった超魔流という武術だが、アデルさんの武術はかなり威力があるので、一撃必殺の時にはアデルさんから教えてもらった武術を参考にしている。
そんなアデルさんが、なぜこのような事を?
「実は、今度あいつと出かける事になったけど、こっちの土地勘はあんまりなくてな。
おすすめの店とかあんまり知らないんだよ」
「そうでしたか、まぁここはデートに来る場所じゃないですからね」
あらためて、見るがキリアさんの店は昔ながらの雰囲気があるカレー屋であり、気軽に入れる雰囲気もあって良い店だと断言できる。
だが、デートするのに良い場所かと言えば、少し首を傾げるが
「そう言っても、あのロザリンドさんですよね。
うぅ~ん」
何度か面識があるので、性格は知っている。
だが、あの人の好みが果たして合うのかどうか、分からないし。
「とりあえず、今度の休みに色々と見て回りましょう。
そこで良いデート場所が見つかるはずです」
「本当か、すまないな」
「いえいえ、いつも世話になっていますから」
俺はそう言いながら、できたカレーをそのまま渡した。
「そう言えば、お前は彼女とか作らないのか?」
「彼女?
いや、そもそも、俺ってそんなにモテないですから、彼女はいませんよ。
女の子の知り合いは多いですけど、でもなぁ」
思い浮かべるだけでも、学校でも先輩や後輩にも知り合いはいるが、付き合う程に仲が良いのか疑問に思う。
だからと言って、フーカはこちらに好意があるとは思えないし、メタリカとエトナは完全に下僕扱い。
結構仲の良いウサリアもさすがに小さい子すぎるからダメだろ。
「まぁ確かに」
同時にアデルさんも納得したのか、頷いた。
アデルさん自身も知っているメンバーの為、簡単に想像ができたのか、かなり呆れた状態だった。
「だけど、お前は色々と考えないといけないぞ。
その内、知らない内に子供ができていたりするぞ」
「はははっ、まさかぁ、幾ら俺が鈍感でも、子供ができる訳ないでしょ」
そう言いながら、笑っていると、ドアが開いた。
この季節では少し寒いだろう半パンにぶかぶかの服、さらにはぼさぼさの金髪の子供が入ってくると同時に、きらきらとした目で俺を見ていた。
「とっトト様だぁ!!」
そのままその子は俺の元へと来ると、そのまま抱き着いた。
「とっとと様?
て、俺は神様じゃないぞ」
言葉の意味が分からず、思わず首を傾げてしまう。
「えっ、トト様はトト様だよ。
そう、カカ様が言っていたよ」
「カカ様?
いや、誰?」
「えっトト様、カカ様を知らないの!!
そんなひどいですよ、そんなのひどいですよ!!」
「いや、えっどういう事!?」
何を言っているの分からず、俺は思わず混乱する。
「いや、えっと、お嬢さん。
そのトト様とカカ様というのがよく分からないけど、少しお兄さんに教えてくれないか?」
さすがに状況が分からなかったので、アデルさんがすかさずに入ってくれた。
「トト様はトト様だもん。
ドロのトト様だって、カカ様が教えてくれたんだから」
「ドロって、どういうんっ?」
そこで話がよく見えなかったが、少し落ち着かなかったが、少し冷静に考えてみる。
「えっと、ドロちゃんにとって、カカ様って、どんな人なの?」
「カカ様はね、とっても優しくて、いつもニコニコ笑っているの!
トト様の事もいっぱい話してくれてたんだ。
トト様の世界に行くのも夢だって、カカ様が言っていたから」
「世界っ、それって、まさか別の世界の」
その一言に俺達は驚いてしまう。
目の前にいる子は別の世界から来たという。
メタリカの一件もあり、夢で会った人物が実際に会う可能性もあると考えていたが
「そう言えば、カカ様はトト様の事をレキテーちゃんって呼んでいました?
どういう意味なのか、ドロにはさっぱりわかりませんが」
「・・・レキテーちゃん」
その一言を聞き、目の前にいるドロという子を見る。
あらためて見ると、見た目の特徴は確かに似ている。
だが、もしも
「聞きたいけど、そのカカ様の名前って、もしかしてだけど、マズルカだったりする」
「あぁ、やっぱりカカ様の事を知っているじゃない、トト様の嘘つき!!」
「おい、マズルカって、誰なんだ」
「えっと、俺が夏休みにマオさんの実験に付き合わされた事を話しましたよね」
「あぁ、確かに聞いたが」
「そっその時に会ったのですが、最後の会話で子供ができたと言っていたけど、俺そういう記憶もなくって、そういう相手がいるのだと思っていたですけど」
「おい、まさか」
同時に俺達は思わずドロを見つめる。
「私、ドロ!
トト様とカカ様の娘なんです!!」
D×Dヒロインで出番は
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リアス・グレモリー
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ゼノヴィア
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小猫
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黒歌
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ロスヴァイセ