【魔剣プロパトール!】
テスタ=ロッサが赤黒い剣でヴァリマールを斬りつける。
【ぐっ!】
ヴァリマールがたたらを踏み、動きが一瞬止まる。
【真・双剋刃!】
隙を突いてシュピーゲルSS試作型が斬撃を飛ばす。
【やるな!魔弓バルバドス!】
斬撃を受けるも、テスタ=ロッサは禍々しい気を宿した矢を放つ。
【はあっ!】
ヴァリマールは根源たる虚無の剣で矢を叩き落とした。
【これはどうだ?魔槍エンノイア!】
テスタ=ロッサは背中に背負っていた槍で突進した。
【ぐっ!】
シュピーゲルSS試作型は双剣で防御するも、弾かれた。
【続けて、メルト──】
【伍の型・斬月!】
テスタ=ロッサの真横からヴァリマールが居合い斬りを放つ。
【しまっ!?】
テスタ=ロッサは大きく体勢を崩す。
【今だ、クルト!】
【了解です!】
ヴァリマールとシュピーゲルSS試作型のリンクアタックが叩き込まれた。
【ぐああっ!】
テスタ=ロッサは後退した。
「すごい……」
「教官とクルトさんの技量は言うまでもありませんが……」
「緋の騎神か。想像以上にやベーな」
「セドリックの腕もあるようだが、地力が違うように見えるが」
「良い勘してるじゃねぇか」
キリコの推測をクロウは称賛した。
「黒のアルベリヒ曰く、騎神には格が存在するそうだ」
「格?」
「同じ騎神なのにですか?」
「造った奴の思惑は分からねぇが、これまでの相克の勝率から割り出すとそうなるらしい」
「んで、どうなんだよ?」
「騎神の中で別格に位置付けられる黒を除けば、最強は金でその次点が銀。その次が緋で、残りの灰、蒼、紫は同じくらいだそうだ」
「ヴァリマールやオルディーネが最下位!?」
「そ、そんな……」
ユウナはうなだれた。
「仕方ねぇさ。今までの起動者が真価を引き出せなかったんだろうよ」
クロウはケラケラと笑う。
「それに同じ騎神でも乗り手を選ぶのもいるらしい。紫の騎神の起動者は代々傭兵みてぇな曲者タイプだったらしいしな」
「煌魔城で先代カイエン公が言ってました。緋の騎神はアルノール家の人間しか動かせないと」
「マジかよ」
「とにかく、今は見守るしかない」
「そうですね」
新Ⅶ組は第二相克をじっと見守る。
【はあ……はあ……!】
【ふう……大丈夫か、クルト】
【ええ……なんとか。それにしても、これが緋の騎神……!】
【千の武器を持つ魔神、紅き終焉の魔王。だがあの時のような禍々しい気は感じない。むしろ洗練された気高さすら感じる】
【殿下、ではなく緋の騎神からですか?】
【さすがはリィンさん。分かりますか】
テスタ=ロッサはゆっくりと立ち上がる。
【黄昏の呪いの成就が原因かはわかりませんが、テスタ=ロッサは長きに渡って苦しめられてきた暗黒竜の呪いから解放されたのです】
【暗黒竜の呪い……ヘクトルⅠ世の時代から続いていたという……】
【それが解放された。つまり緋の騎神本来の人格というわけですか】
「そうだ」
テスタ=ロッサはリィンの言葉を肯定した。
【テスタ=ロッサ……】
「ようやく、己を取り戻すことができた。故に全身全霊を懸けて倒させてもらう」
【いいだろう。だがこちらも負けるわけにはいかない】
【僕の剣、届かせてもらう!】
【こちらもですよ。いこう、テスタ=ロッサ!】
「応!」
再び、剣戟が鳴り響く。
「どうやらまたらしいな」
キリコは別の方向を向き、アーマーマグナムを抜いた。
「またって……まさか!」
「来るぞ!」
突如空間が歪み、キリコたちの前に二体の魔甲兵が顕れた。
「ヘヴィゴラムとか言う重装甲タイプか」
「ここはあたしたちの出番ね!アル、お願い!」
「了解しました」
アルティナが右手を掲げ、クラウ=ソラスからドラッケンⅢ・プロトタイプとヘクトル弐型・改とケストレルβⅡを出した。
「フルメタルドッグはいいのか?」
「改修中だ」
「ならここはサポート役だな」
そう言ってキリコとクロウは後方支援にまわった。
【それじゃ、行くわよ!】
【はしゃぎ過ぎてやられんなよ!】
【参りましょう!】
ユウナたちは魔甲兵に猛然と向かって行った。
一方、リィンたちの戦いも白熱していた。
【閃光斬!】
【レインスラッシュⅡ!】
【魔剣プロパトール!】
それぞれの剣が火花を散らし、削り合う。
【無月一刀!】
【真・双剋刃!】
ヴァリマールとシュピーゲルSS試作型のクラフト技がテスタ=ロッサに叩き込まれる。
【ぐっ!】
テスタ=ロッサは体勢を崩した。
【螺旋撃!】
だめ押しに、焔を纏った根源たる虚無の剣の一撃が叩き込まれる。
【ぐあっ!】
テスタ=ロッサはたたらを踏みながら下がる。
【まだまだ!魔弓バルバドス!】
テスタ=ロッサは下がりながらクラフト技を放った。
【はあっ!】
シュピーゲルSS試作型が飛んでくる矢を叩き落とす。
【メルトスライサー!】
テスタ=ロッサは動きが止まったシュピーゲルSS試作型めがけて斬りつける。
【ぐっ!?】
【その程度か!お前の剣は!】
【な……!?】
【軽すぎてハエが止まったかと思ったよ!】
【なめるなっ!】
シュピーゲルSS試作型は双剣で十字に斬り裂いた。
【うおっ!?】
【はああああっ!】
続け様に機体をスピンさせ、連続で斬りつける。
【これで!】
止めにエンジンを吹かして飛び上がり、真上から双剣を振り下ろす。
【そうくるかっ!】
テスタ=ロッサはサーベルで受け止める。
だが落下のスピードが加わったシュピーゲルSS試作型の双剣の威力が上回った。
テスタ=ロッサのサーベルの刀身は砕け散った。
【ぐぐ……っ!】
テスタ=ロッサはやむなく後退した。
【はあ……はあ……はあ………!】
【クルト……】
【こ、これで……】
クルトは勝利の手応えを感じた。
だが──
【終わってなどいないよ】
【っ!下がれ!】
リィンは慌てて号令を出した。
【遅い!】
テスタ=ロッサの右手が赤く輝く巨大な鉤爪に変化していた。
【魔爪マンティコア!】
鉤爪はシュピーゲルSS試作型の装甲を斬り裂いた。
【うぐっ!】
シュピーゲルSS試作型は煙を吹きながら、動かなくなった。
【まだだ!魔戦斧グシオン!】
次に、刃が二つ付いた戦斧をヴァリマールめがけて振り下ろした。
【くっ!?】
ヴァリマールは戦斧をギリギリで回避する。
【さすがにかわしますか】
【まさかこのような武装が……!】
【忘れてもらっては困ります。テスタ=ロッサの持つ特殊能力を】
【千の武器を持つ魔神………そういうことでしたか】
【クルトの想いは十分に受け取りました。ここからが正真正銘の相克ですよ】
セドリックはシュピーゲルSS試作型を見ながら言った。
【……ご立派になられましたね】
【英雄と慕う貴方からそう言われるのは光栄です。ですから──】
【ええ!】
テスタ=ロッサとヴァリマールは再びぶつかり合った。
「あれが緋の騎神か」
「霊力は削るが、状況に応じてあらゆる武器を造りだす。異名に偽り無しだな」
「偽帝オルトロスも前カイエン公もあの能力に惹かれたのかもしれませんね」
(武器が変われば対処も変わる。敵にとってこれほど脅威はないだろう)
【おい!しゃべってんのもそれぐらいにしとけや!また来やがった!】
突如現れた魔法陣から、二体の魔甲兵シグルヘイムが顕れた。
「またかよっ!」
【千客万来ですね!】
【こうなったらまとめて相手してやるわ!アル!キリコ君!頼んだわよ!】
「わかりました」
「了解」
アルティナとキリコはEXアーツを放った。
【疲れんのはまだ早ぇぜパイセン!】
「言ってろ!」
クロウは二丁拳銃を撃ち込む。
(ユウナたちも限界は近い。クルトが動けない以上、教官にけりをつけてもらうしかないか)
キリコは横目でヴァリマールとテスタ=ロッサの戦いを見つつ、シグルヘイムの迎撃に集中した。
【ヴォイドブレイカーⅡ!】
【ムーランルージュⅡ!】
【クロスブレイクⅡ!】
三機の機甲兵がそれぞれのクラフト技を放つ。
「ロードフレア」
「「シャドウレイズ!」」
キリコ、アルティナとクロウのEXアーツが追い討ちをかける。
攻撃を受けたシグルヘイムの体勢が崩れかける。
【うしっ!このままガンガン──】
「待てアッシュ!」
キリコが待ったをかけようとしたが遅かった。
グオオオオオオッ……!!
二体のシグルヘイムは連携してヘクトル弐型・改に襲いかかる。
【ぐおっ!?】
ヘクトル弐型・改はたたらを踏んだ。
【大丈夫ですか!?】
【ああ……人形のクセにやってくれるぜ】
【まさか連携してくるなんて……】
「別にあり得ないことじゃない」
【え?】
「挙動の一つ一つを見ていけば分かることだが、本能ではなく自ら考えて動いているようだ」
【つまり、意識や自我があると?】
「黄昏以降、魔甲兵にも変化が見られるようです」
「厄介なことにな」
【ハッ!上等だ】
ヘクトル弐型・改はヴァリアブルアクスを構える。
【なら立つのも嫌になるくれぇブッ叩いてやるぜ!】
【どうやらアッシュさんに火がついたみたいですね】
「……好都合だ」
「あん?」
「このまま暴れてもらった方がむしろ都合が良い。セドリックにもプレッシャーをかけられるだろう」
【……ホント冷静ね………】
「ユウナもミュゼも気が済むまで機体を酷使してくれて構わない」
「大丈夫なんですか?」
「多少無茶をしても、お優しい博士が直してくれるだろう」
【キリコさんもキリコさんで腹に据えかねることもあるんですね………】
ミュゼはキリコが抱えていたストレスの根源を見抜いた。
【クク……なら大暴れさせてもらうぜ!ランブルスマッシュ!】
ヘクトル弐型・改はシグルヘイムめがけてヴァリアブルアクスを振り下ろした。
「!?」
シグルヘイムは大剣で受け止めた。
【そこっ!】
【隙だらけです♪】
ドラッケンⅢ・プロトタイプとケストレルβⅡが追撃した。
「!?!?」
シグルヘイムの体勢が大きく崩れた。
【行くぜっ!ライオットコンボ!】
アッシュの号令で、機甲兵三機の連携技が叩き込まれた。
シグルヘイムは倒れ、消滅した。
「グオオオオオオッ!!」
もう一体のシグルヘイムはヘクトル弐型・改の背中に狙いをつけた。
「フレイムグレネードⅡ」
「ブリューナクⅡ、照射!」
キリコとアルティナのクラフト技がシグルヘイムの攻撃を阻止した。
「ネメシスバレットⅡ!」
動きが鈍くなった瞬間を狙ったクロウのクラフト技がだめ押しとなり、シグルヘイムは体勢を崩した。
「今だ!」
【おうよ!】
【【はい!】】
クロウの号令の下、三機の攻撃がシグルヘイムに叩き込まれる。
【レゾナンスショット!】
ケストレルβⅡの止めの一撃が放たれた。
シグルヘイムは断末魔の叫び上げながら消滅した。
【やりましたね】
「一応、警戒は怠るな」
【そうね。また顕れるかもしれないし】
「リィンの方もそろそろだろうしな」
「教官……」
キリコたちは警戒しつつ、相克の行方を見守った。
【はあ……はあ……!】
【くっ……!】
ヴァリマールとテスタ=ロッサは互いに攻め手を欠いており、膠着状態に陥っていた。
【さすがはリィンさん。剣一本でテスタ=ロッサの攻撃を凌ぐなんて……】
【剣、弓、槍、手甲、戦斧、戦鎚、杖、鉄球、鎌、鎖、砲、鞭……これほどまでに多彩な武器を自在に操るとは……】
【伊達に千の武器を持つ、とは言われていませんよ】
【ですが、もう霊力も限界にきている。そうですね?】
【ふふ、分かりますか。ですが……!】
テスタ=ロッサは剣を構える。
さらに機体から霊力が溢れ、剣を包んでいく。
【貴方を倒すのには十分です……!】
【わかりました……】
ヴァリマールも根源たる虚無の剣を構えた。
【我が一刀にて、決着をつけさせてもらいます!】
ヴァリマールから霊力が溢れ出す。
【ならば……!】
【いざ……!】
二体の騎神の眼には互いしか映らなかった。
【はああああああっ!!】
【うおおおおおおっ!!】
ヴァリマールとテスタ=ロッサは一気に距離を詰めた。
【もらった!】
テスタ=ロッサの剣が先に届く。
【っ!!】
ヴァリマールはテスタ=ロッサの剣を紙一重で掻い潜る。
【夢想覇斬!!】
テスタ=ロッサに無数の斬撃が叩き込まれる。
【はは……やっぱり……強いや………】
セドリックは満足気に微笑む。
テスタ=ロッサは両膝をつき、頭を垂れる。
(殿下………)
中破したシュピーゲルSS試作型の近くで見ていたクルトは寂しげな表情を浮かべた。
第二相克はリィンとヴァリマールが制した。
「や、やったぁ!」
「勝ちました」
「お見事です、教官」
新Ⅶ組女子はリィンの勝利を喜んだ。
「はは、やりやがった」
「そういやアンタ、緋の騎神に殺られたんだろ?」
「この際どうでもいいこった。おいリィン!早いとこ済ませちまえよ」
【あ、ああ……】
ヴァリマールは吸収されようとしたテスタ=ロッサに掌を向け、光を逆流させる。
テスタ=ロッサは消滅を免れ、ヴァリマールは新たな力を得た。
【ふう……。後は……】
ヴァリマールから降りたリィンはテスタ=ロッサから放出され、横たわるセドリックに駆け寄る。
「大丈夫ですか……!?」
「ふふ、敗けてしまいましたね……」
セドリックは微笑んだ。
「殿下……」
クルトもセドリックの元に駆け寄る。
「クルト……君の剣、確かに届いたよ。もう立派なヴァンダールの双剣士だね……」
「それでこそ、僕の剣にふさわしいよ……」
「っ!!」
クルトの眼から熱いものが流れる。
「リィンさん……お手間をかけました」
「何もおっしゃらないでください。殿下の気迫、お見事でした」
「はは……出来れば勝ちたかったんですが、やはり敵いませんでした」
セドリックはテスタ=ロッサに目をやる。
「初めて心を通わせることができたよ。ありがとう、テスタ=ロッサ」
「礼を言うのはこちらだ、セドリック」
テスタ=ロッサはセドリックを見つめる。
「最後の時まで、共に戦おう。友よ」
「テスタ=ロッサ……」
セドリックの意識も限界だった。
セドリックは眠るように気を失った。
「相当消耗したんだろうな」
「なら運ぼ──」
「それは僕の役目だよ」
クルトはセドリックを背負った。
「クルト……」
「僕は……セドリック・ライゼ・アルノールの剣だからね」
クルトは微笑む。
「どうやら時間らしいな──」
キリコが言い終わらないうちに、新Ⅶ組は転移した。
「そんなことが……!」
「なるほどな……」
アインヘル小要塞前で新Ⅶ組を待っていたトワとランディは、目の前に現れた新Ⅶ組の姿に驚いた。
気を失っていたセドリックは保健室へと運ばれ、ベアトリクスの診察を受けた。
外傷はなく、命に別状はないことを知った新Ⅶ組は安堵し、本校生徒たちはむせび泣いた。
セドリックのことをベアトリクスらに任せ、新Ⅶ組は改めてトワたちに事の経緯を報告した。
「本当に良かったよ。ベアトリクス学院長が来てくれていて」
「こっちもビックリしましたよ。まさか本校の教官の皆さんもいらしてたなんて」
「あの皇太子の熱意に賛同した形らしいぜ。なかなかやるよな」
「そうですね。それで、小要塞にエリゼとティオ主任が?」
「う、うん。そうなんだけど……」
トワの表情が暗くなる。
「そっから先は聞きたくねぇんだが……」
「諦めましょう、アッシュさん」
「あの博士ならするだろう」
「正直、休みたいんだが……」
「はあ~~~」
新Ⅶ組はこれから起きることを確信していた。
『フン。解っているならさっさと入って来い』
突如、シュミット博士の声が響く。
『は、博士~!ユウナさんたちは相克の後なんですよ!』
『極限状態でのデータが必要なのでな。好都合というものだ』
『え、ええっと……?』
『完全無視ですね……』
『はあ~。ま、というわけだ。疲れてるとこ悪いんだが、小要塞内のエレベーター前に来てくれ』
マカロフの声を最後に聞こえなくなった。
『………………………………』
新Ⅶ組は固まった。
「あ、あははは………」
「その………御愁傷様」
トワとランディは申し訳なさそうになった。
「仕方ない。行くか」
「もう慣れっこよ」
「とはいえ、小要塞攻略は既に終わっているはずでは?」
「7月にLV.MAXを終えていますね。精神取り替えっこ事件も起きましたけど」
「つまんねぇこと覚えてんじゃねぇよ」
アッシュはミュゼを睨んだ。
「精神取り替えっこ事件?なんだそりゃ?」
クロウの頭にハテナが浮かぶ。
「それはですね……」
ミュゼがクロウに説明した。
「なるほどな。擬似的オーバーライズの一件か。懐かしいぜ」
「クロウさんもご存知なんですか?」
「学院祭の少し前のことだからね」
「素行の悪さから俺たちのクラスに編入したんだよな」
「別に良いだろ。今言わなくて」
クロウは頭を掻いた。
「そろそろ中に入ろう。疲れは抜けないだろうが、ここが最後の踏ん張り所だ」
「そうですね」
「参りましょう」
「トワ先輩とランディさんも行きますか?」
「ううん、私たちは街の方を見てくるよ」
「ちょいと騒ぎになってるみてぇだからな。それにTMPなんかが戻ってくるかもしれねぇ」
「なら俺も手伝うぜ」
クロウが挙手をした。
「クロウ……」
「良いのか?」
「ああ。ここはコイツらが行くべきだろ」
「わかりました。お気をつけて」
「皆も頑張ってね」
「終わったら西側に来てくれよ」
トワとランディとクロウは街の方へと向かった。
「それじゃ、行こうか」
『イエス・サー!』
新Ⅶ組はアインヘル小要塞に足を踏み入れた。
次回、疲労の体に鞭打ってアインヘル小要塞攻略です。