学園黙示録~ショッピングセンター脱出~【実況プレイ風】休憩中   作:美羽様可愛いヤッター!

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感想、お気に入りありがとうございます。
こんな感じで進めていきますが、よろしくお願いします。

感謝のあまり、初投稿です。


04

 それでは前回の続きから始めていきますよ。前回はですね―――

 

「コイツが気に食わねぇんだよ!」

 

 なぁんだテメェ!?人が話してる時に割り込んでくんなドアホン!

 

「俺がお前に何かしたかよ!」

 

「テメェ!」

 

 もう…ああ、最悪。このイベントは麗ちゃんがクランの猛犬(槍ニキ)も驚きのモップ捌きを見せてくれるのですが、カットしても特に問題ないので、ホモちゃんに黙らせて貰いましょう。

 行くぞオラァ!…なぁんかホモちゃんが拳ボキボキ鳴らせながら近付くとモブAがガン飛ばし、小室君が慌てた顔してますねぇ。どうした怖いか?当たり前だぜ、俺ぁ元ヤンチャガールだ。料理してやる。

 モブ野郎と序盤の小室君はただの案山子なので、私のホモちゃんなら瞬きする間に仕留めることが出来ます。

 

「うるせえ!」

 

 お?警告を無視して来るとは良い度胸じゃないか。ですが威勢だけは良いトーシローなのでサクッと鎮圧します。

 戦闘開始です。モブ野郎は俺の大好物。晩飯に良いぜ!腹も減ってるしな!

 

 vs.角田

 …君、名前あったんか。

 

★★★

 

「俺がお前に何かしたかよ!」

 

「テメェ!」

 

「うるせぇってんだよ!」

 

 前の席で騒いでいる男2人に向かって堀川が叫んだ。横から見ただけだけど、米神には青筋が立ってるし、さっきくれた絆創膏の残りをペシッと床に叩きつけるくらい腹が立っているらしい。

 というか、絆創膏を叩き付けるな。

 

「アンタ、絆創膏に後で謝んな」

 

「…美玖ちゃん話は後で聞くから」

 

 ヤル気満々で拳までボキボキ鳴らせながら歩き始めたバカに声を掛けたら、多少ヤル気が霧散した様だけど言い出してしまった手前、引こうとはしないらしい。なら、私はアイツが戻ってくるまで大人しく待っているとしよう。

 

「…美玖先輩、堀川先輩止めなくて良いんですか?」

 

「先輩が怪我しちゃうところなんて見たくないです…」

 

 可愛い後輩がバカの背中を見ながら心配そうにしているけれど、問題なんて1つもない。それよりも私が心配しているのは現在進行形でバカにガン飛ばしてる金髪頭のヤツだ。

 

「良いのよ。…バカについての噂が結構広まってるでしょ?怪我をしてるのは喧嘩したから、地元の不良校に喧嘩を売った、とか」

 

「…よく聞きます」

 

「その度に、先輩はそんな事しない!って皆に言ってるんですけど信じて貰えなくて…」

 

 アイツ、2人にも心配されてんのかよ。戻ってきたら話すことが増えたな。

 

「…正しく言うなら怪我をしたのは用務員のオジサンの手伝いしてたら、割れたガラスで手を切ったから。不良に絡まれはしたけど喧嘩は売ってないわ」

 

 私のその言葉に、ですよね!と2人で手を取って喜びあっている。

 

「でもね、不良校の連中は堀川の顔を見ると道を譲るわ。うちの学校にも事情知ってる連中がいるけど、そいつらの中では暗黙のルールが出来てるの。『堀川には手を出すな』ってね」

 

 え、と喜んでいた2人は動きを止めてアイツの方に視線を投げた。あの金髪、死ななければ良いけど。

 

☆☆☆

 

 左ジャブ、右ストレート!ワン、ツー、ワン、ツー。どうした、男の子だろう?がんばれ♥️がんばれ♥️

 

 ゾンビと違ってパンチが入る度に怯んでくれるのは楽ですね。体力も減るので殴り過ぎには注意が必要ですけど。ゾンビだと頭以外は耐久値に影響を与えないので、サンドバッグにするにはちょうど良いんですが、捕まって噛まれると1発ガメオベラというのがネックです。

 

 お、必殺モーションですね。今回は膝蹴りにしましょう。やっぱり膝蹴りは顔面に当ててこそだと思うので照準を顔に設定します。腹や顔を殴って怯ませたら…。

 

 イヤァオ!(音割れ)

 

 …失礼しました。想像以上にボマイェしてて魅入っちゃいました。私が指定したんですけどビックリしますね、あんなに足上げちゃったら色々見えちゃうだろうに…。

 

 という事で、角田戦終了です。リザルトは最高ランクのSが出ましたけど特にレベルアップはしませんね。1ゾンビくらいの経験値は貰えたみたいですけどそんなんじゃ足りないよ。

 

「やりすぎ」

 

 席に戻ったら美玖姉貴からの講評を頂きました。これはSランク取ったときに言われる言葉で、大抵は親友キャラの好感度が上がるんですけれど…。美鈴姉貴にも敏美姉貴にも変化は見られませんね。なんで?

 それどころかストレス値が上がってるようです。なんで?

 

「いやぁ、お見事ですねぇ」

 

 パチパチと態とらしい拍手をしながら紫藤先生がやってきました。これはアニメでも原作でもお馴染みの、リーダーになるのはこの紫藤だ!とどこかの痺れて憧れそうになるイベントですね。これはただの会話イベントなので適当に聞き流し、今のうちに姉貴達を助けたときに貰ったスキルポイントを振り分けます。

 

 さて、今回は後々とるスキルのためにステータスの向上に当てます。本来でしたら初期値がクソ低い知性に振って、無理やり索敵系のスキルをとる予定でしたが、前にも言ったとおりに姉貴達と行動することでその問題が解消されました。ですので、これからホモちゃんには戦闘と肉盾が出来る戸愚呂(弟)になって貰います。

 

 紫藤先生の演説は…終わったようですね。なんか復活した角田君がこっち見て青筋浮かべてるんですけど何なんですかね?殴られ足りない?というか、小室君と麗ちゃんがいないんですけどサラダバー!しちゃいました?…ま、良いでしょう。後で合流できますしね。

 

「良いですか皆さん!」

 

 はい。バックミュージックに紫藤先生の有難い言葉が流れていますが、ここで重要な事に気付いてしまいました。『バスから降りるにはバスの前側席にいなければならない』という条件があるのですが、今のホモちゃん達の席は1番後ろです(絶望)。このままだと平野君達が抜けた後に起こるパーティー(暗喩)に巻き込まれてしまい、美玖姉貴達がMIAになります。

 

 やべぇよ…。これから席を移動しようにも紫藤教設立セレモニー中はムービーイベント扱いのため移動できません。しかも、このまま平野君覚醒、降車までノンストップなので席移動なんてする時間がありません…。

 

「ご遠慮するわ、紫藤先生!」

 

 あぁぁぁぁぁ!?高城姉貴のバス降車台詞が出てきたぁ!?やべぇよ、やべぇよ…。えっと、何か手は…。

 

 

 

 

 あっ、そうだ(唐突)。え、出来るかな?(自問自答)耐久も筋力も足りてるから取得は出来るな。

 …よし、一か八かの賭けに出ます。スキル『スケープゴート』を取得し、敵視対象をホモちゃんに非対象を美玖姉貴と美鈴姉貴と敏美姉貴に設定しま…出来ません。対象は2人までなので美鈴姉貴と敏美姉貴にします。

 

 2人は互いにカバーできるシナジー効果があるのでセットじゃないと機能しません。一方、美玖姉貴は『3年生コンビ』という何処かのスクールアイドルみたいなスキルを持っていますが、3年生の誰かが一緒にいれば良いので、ホモちゃんで構いません。それにこの後起きる事を考えるとメンタル強めで、そういうのに馴れてる美玖姉貴のが適任です。

 

 という訳で後輩達をおっぱい先生と濡れる!先輩に押し付け、平野君を蹴り出したら扉を閉めます。

 

「先輩!?」

 

 バタン

 

 上手くいった?え、もしかして成功しました?美玖姉貴は何かを察したようにコチラを見てますが、もしかして怒ってる?

 

 目を逸らしながら席に戻って軽く頭でも下げておきましょう。そして残念ながら私のプレイしているのはR-18版なのでバスに残るというのは…。まぁ、そういうことです。QTEをしっかり成功させてホモちゃんがメンタルブレイクしないように気を付けましょう。

 

では、御視聴ありがとうございました。

 

★★★

 

「やっばいなぁ」

 

 紫藤先生の話を聞いていると堀川先輩がボソッと呟いた。横顔を盗み見ると何か焦ったように前の方を気にしている。ちょっと前に紫藤先生が如何にリーダーが必要かを説いている時には相槌はしていたけれど、ボーッとしていたのに。

 

「ご遠慮するわ、紫藤先生!」

 

 停まったバスの前方から今まで一緒に乗っていた高城さんを含めて数人がバスから降り始めていた。その行動を見てより焦り始めた堀川先輩は私と敏美、美玖先輩の顔を見ると何故か「美玖ちゃん、ごめん」と呟いていた。

 突然、先輩は立ち上がると私と敏美の腕を掴み、引き摺られるような速さで前の扉まで走りだした。そのまま外に出ていた3年の毒島先輩と保険医の鞠川先生に向かって「2人を頼みます」と言うと私達は車外へと放り出された。先輩の持っていたハンマーを託されて。

 

「先輩!?」

 

「美鈴。次会うときまでソレ、預かっといて」

 

 にこやかに笑った先輩はそう言うと、バスの扉を閉めた。




普通の続きは5くらいです。
バスの中の話は…頑張ります
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