・ちょっとだけグロテスクな内容がるので気をつけてください。
・文章力も低いかもしれませんがお容赦ください。
・民族主義的内容がありますが、筆者はそのような思想を持ち得ていません。ユダヤ人の方他そういうのが嫌いな人は自分の意志で読むかどうかを決めてください。気分を損ねても私は一切責任を負いません
・歴史が好きな人のほうが楽しめるカモ
フューラーは遠くなりつつある意識をもって自分が死んだことを理解した。背中を撃たれた痛みもなく先程まで湧き上がっていた怒りも冷めきってしまい。安楽椅子に座っているかのようなどこか心地良い気分のまま、彼は「やはり自分は死んだのだろうか」、「そうとなるとこの先どうなるのだろうか…」などと薄れゆく意識の中でボーっと考えていた。意識の肉体からの剥離が限界まで進んだ時突然、意識と感覚が急速に肉体へと戻り始めた。
「なっ!、なにが起こってるんだ!?」
フューラーは落下しているかのように意識の回復と進行して周りの空間に対する疾走感を感じていた。意識が肉体という着陸地点に到達した瞬間、彼の体には衝撃が走った。その余波によって上半身のみを下から押し上げられたかのように起き上がる。
「???」
フューラーは何が何だか理解することができずにいた。死んだかと思ったら、意味不明な空間を意識が漂い、急に肉体へと戻ったらこれまたよくわからない空間にいるのだからだ。とりあえず周りの環境を把握しようと周辺を見回した。洞窟のような空間にフューラーは佇んでおり、こちらから見て奥のほうから光があふれだしている。おそらく出口があるのだろう。
完全な密室というわけではないということは何処かに監禁されているという可能性は低いな…。着ているものは死んだ?時と変わっていないな。所持品も…同じく。
フューラーは自らの所持品を確認しながら、彼は穴だらけのコートに身を包まれながらそのように考えた。ルガーP08に身分証明書、腕章、そして死の直前に幼女に貰った絵を所持していた。
…何故私はここにいるのだろうか?というかここはどこだ?いやそれ以前に私は死んだのか?
フューラーの脳内には次々と疑問が浮かび始める。脳内は情報の過多で混乱しかけていた。しかし、彼は気付いた!このようなことを考えていても無駄だと、現下の状況を打破するにはじっと考えるよりは動きことを自分にとって有利なようにことを進めるべきだと。ならば彼がまずすべきことは明確だ。この空間からの脱出である。そして、彼は光が差す方向へと歩み始めた。
まばゆい光に包まれながらもフューラーは外に出た。外の明るさと中における暗闇の差に目をやられ視界が安定しなかったが、暫くして視界が正常に戻った時フューラーは唖然とした。
彼の目前には彼が今まで生きた中では決して見たことのないような異様と評すことが正しいような光景が広がっていた。中世の騎士のような鎧を着た人間と絵本に出てくる魔法使いが着るような服を着用した男の子、そして何より彼を驚かせたのが例の二人に対峙するように立っている化け物だ。
例えるならそれは虎のようでもあったが、彼が以前アフリカで見かけたものとは程遠かった。その図体は虎の2倍近くあり、2本の牙が口から露出し醜悪な顔面をなしている。さらに恐ろしいことに彼の口からは牙だけでなく人間の手と思われるものがあふれていた。彼が驚嘆している間に、対峙している二人は二人で危機的場面に対応しようとしていた。
鎧のほうの名は二コラ・ウルピウス、鎧でわからないが性別は女性である。彼女は駆け出し冒険者として、その弟魔法使い風の男であるカイもまた姉に連れられる形で冒険者となった。冒険者の組むパーティーは3人以上でなければならないためもう一人弓使いの男と薬草採取にきていたが目の前の化け物ゴイデンティガーに食われた所に洞窟からフューラーが出てきたという状況だ。
姉弟はこの状況に対して弟は絶望的になりながらも、姉はこの状況を好機と思っていた。というのも対峙しているゴイデンティガーから取れる素材はとてもレアだからだ。それだけでなく、パーティーの片割れが途中で死亡したため姉弟で山分けになるからだ。
「おい!ティガーよくも大事なナカマを食いやがったな!!この剣の錆にしてやるよ!!」
「ちょっ、ちょっと姉さん!!」
「大丈夫だ!俺に任せてお前は後方支援を頼む!」
姉が自身に満ちた声で発言するのとは裏腹に弟はオドオドした声で言葉を放っている。
「ちっ、ちがう!あの人…」
弟の声が届く前に姉は既に敵にとびかかっていた。彼女は両手で頭上に構えてる大剣をティガーに振りかざした。すると、大剣がティガーの頭上に触れると剣から電流のようなものが発せられた。
フューラーはこの様子に半ば腰を抜かし行動不能に陥っていたが、最後に二コラの魔法としか表しようがないような行動を見たのをきっかけに思わず声を上げてしまう。
「な、なんじゃこりゃあ~~~~!!」
松田〇作並みの叫び声をフューラーはあげた。その声に気を囚われ二コラは視線をフューラーの方に向受けてしまう。注意がそれたのを感じ取ったティガーはここぞとばかりに額に当てられた剣を押し返した。注意がそれていたこともあり二コラはティガーに吹き飛ばされる。
二コラの体は宙を舞い付近の木にたたきつけられる。その衝撃が体中に走り骨がいくつか折れ血を吹き出してしまう。鎧の隙間からただれる血が傷の深さを引き出しているように彼女は気絶してしまっている。
「ぐは!….クソ!アイツ」
カイは姉のもとに駆け寄り。何か液体を鎧の上から掛けた。するとその薬能のおかげか鎧がわずかに動く。どうやら気を取り戻したようだ。
「姉さん、速く逃げるよ!そこのおじさんも!!」
カイはニコラとフューラーに対して声を掛け逃げるよう促した。
え?え?え?私どうなってるの?こんなアンビリバボーなことに直面したら、いきなり変な恰好した少年に逃げろと言われたんだが…まぁここはあの少年の言う通り逃げた方がいいな…。
フューラーは走って逃げようと右足をだし歩みを進めようとしたが左足が木の根っこか何かに引っかかっていたようで転んでしまう。その際に生じた音がそれなりに大きかったようでティガーに気付かれてしまう。
ティガーは大きな口を開けたままフューラーに向け低くうなっている。その口内には人の臓器と思われるものが歯に引っかかる形で残っていた。
その恐ろしい状況にフューラーは恐怖を感じ死を覚悟した。
閲覧ありがとうございます。
遂にフューラーが異世界に転移しましたね、ここからが面白いところと自負したい所存です。
ここから彼が暴れまくるのでご期待ください。
それと彼は決してヒトラーではありません!!ロリコンぐらいしか共通点がないよね!!んけ!?