真魔法少女リリカルゲッターなのは   作:のうち

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第10話

  かつては自分を慈しみ、愛してくれた母を思い、なのはとの対決を決意するフェイト。

それを正面から迎え打つなのは。

 

一方、管理局…クロノとエイミィ、それにゲッターチームの3人は2人の戦いを見守りながら、フェイトの帰還先…プレシアの居場所を突き止めようとしていた。

 

夜明け近い海上で、二人の魔法が激突する。

二人の思いをこめた熾烈な空戦は、フェイト最大の攻撃魔法、フォトンランサー・ファランクスシフトからの一斉射撃を耐えきったなのはが返したディバインバスター、さらに追撃で放った全魔力を込めた砲撃魔法・スターライトブレイカーの直撃で幕を閉じる。

 

気を失い、海に落ちるフェイトを助けるなのは。

 

だがその直後、再び落ちたプレシアの怒りの雷に打たれるフェイト。

バルディッシュは致命的な破損を受け、フェイトが持っていた9個のジュエルシードも奪われてしまうのだった。

 

 プレシアが使った次元魔法をもとに、転送位置の割り出しをするエイミィ。

 

 エイミィ「今、観測された魔法から時の庭園の座標軸をわりだしました。以後、追跡を続けます。」

 

 竜馬「だが、あいつの所には大量のゲッターGがいる。ゲッターにはゲッターで対抗するしかない。と言うことはだ。リンディ!」

 

 リンディ「わかりました。これよりゲッターチームはアースラに先んじて時の庭園へと先行し、量産されたゲッターロボGを出来る限りの排除を命じます。」

  

 弁慶「へ、そうこなくちゃな。」

 

 隼人「ふん、やってやるか」

 

と3人はゲッターに乗り込む。

 

 エイミィ『ゲッターロボ、発進どうぞ。』

 

 竜馬「おうよ。行くぞ、隼人、弁慶、ゲッターロボ !」

 

 隼人・弁慶「「発進!」」

アースラから発進したゲッター1はマントを展開してそれ体全体に巻き、何もない空間にゲッタービームを照射する。そして時空間の穴が開く。そしてその中に突撃するのだった。

 

 

 そしてゲッターロボが時空間にある時の庭園上空に到着するとそこには大量のゲッターロボ Gがいた。

 

  竜馬「俺がいた時より、随分と数がいるようだぜ。」

 

  隼人「ふ、怖気付いたか?」

 

  竜馬「へ、バカ言うんじゃねえぜ。隼人こいつは武者震いだ。」

 

  弁慶「さあ、行こうぜ。」とその時、時の庭園にいたゲッタードラゴンが一斉にゲッタービームを放つ。

 

  竜馬「オープンゲット!」

 

  隼人「俺に任せろ、真ん中からぶった切ってやる!」

 

 とゲッターチームの一対多数の戦いが始まった。

 

 

  プレシアは自らの体を侵す病魔に血を吐きながら時の庭園で孤軍奮闘するゲッターロボの映像を見つめる。

「そろそろ、潮時かもね…」

 

フェイトはアースラに連行される。そしてアースラの回線をジャックし

語られるプレシアとフェイトの過去と真実

 

 そして明かされた真実に衝撃を受けたフェイトは、真実の重さに耐えきれずに崩れ落ちてしまう。

 

 呆然自失のフェイトを抱きしめ、なのははモニターの向こうで高らかに笑うプレシアを見上げる…。

 

  ユーノとクロノは先行し

 時の庭園へと向う為、なのはは予備に置いてある弁慶のゲッターロボに乗り込む為に格納庫へむかう。

崩れ落ちたままのフェイトに、アルフは自分の想いと、これから訪れるはずの未来をそっと語り、なのはたちの手伝いへと向ってゆく。

 

フェイトは自らの短い過去を振り帰り、アルフと、「白い服の少女」との出会いと戦いの日々を回想する。

 

母を信じて、母のために生きてきた自分。

母に認めてもらうことだけがすべてだった自分。

もはやすべてが終わってしまったかのような虚無感の中、呆然とするフェイト。

だが、迷う心の中に、フェイトは戦いの中でなのはが自分に伝えた言葉を思い出す。

 

「逃げればいいってわけじゃない。捨てればいいってわけじゃ、もっとない」

「わたしたちのすべては、まだ始まってもいない」

 

一度は砕け、もはやかろうじて形を保っているだけの自らの杖…バルディッシュに、フェイトは問う。

自分はもう終わったのではなく、まだ始まってすらいなかったのかと。

バルディッシュは傷だらけの機体を起動させ、静かに「準備完了」を告げる。

 

 どんなに傷ついても戦う意思を捨てない愛杖の姿に、

フェイトはバルディッシュもまた、自分とともに傷ついても戦いつづけてきたことを思う。

傷ついても砕けても、強く光を放つバルディッシュに涙を落とし、フェイトは想いを決める。

 

それは運命から逃げることでも、戦いや信じたものを捨てることでもなく。

 

愛する人の過ちすら疑わず、ただ信じることだけに逃げていた弱い自分…

「今までの自分を終わらせる」という答えだった。

 

バルディッシュを手に、格納庫へと向うフェイト。

 

  そして格納庫ではイーグル号になのは、ベアー号に乗ったアルフがオートパイロットになったジャガー号と共に発進しようとしたとき格納庫に見覚えのある金髪が入ってきた。

 

 

 なのは「フェイトちゃん!」

 

 フェイト「私も戦う。それにゲッターは3人でひとつでしょ」

 

 アルフ「フェイト・・・・・」

 

 なのは「・・・・・・・へへ、それじゃ行くよ。!」となのは、フェイト、アルフの乗るゲットマシンが格納庫から船外へと発進する。

 

 フェイト「なのは、ここはゲッター2で一気に距離を詰めて内部に侵入しよう。」

 

 なのは「わかったの」

 

 フェイト「ありがとう!、行くよチェンジゲッター2!」

とフェイトを先頭にしたフォーメーションを描き、合体、ゲッター2へと変形するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

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