地球、日本の海鳴市、時刻は草木も眠る丑満時、鳴海市内をトラックで走り回っていた。弁慶は昼飯を忘れて自宅に帰って昼ご飯を食べに帰った日のことを思い出す。
家に帰る帰路の途中、かつて管理局員だった弁慶の通信用デバイスに連絡が入る。
弁慶「誰だ。今更デバイスで連絡なんて、一体誰だ・・・・」
と弁慶はデバイスの通信をオンにする。
隼人『久しぶりだな弁慶。』
弁慶「は、隼人!、何故お前が・・・・、それで、お前さん今日はなんのようだ。」
隼人『ああ、そのことなんだが、詳しい話はこいつに聞いてくれ。』と隼人はモニターの画面から出るとそこには
弁慶「リンディ・・」
リンディ『久しぶりね。弁慶くん、あの人のお葬式以来かしら』
弁慶「・・・・、それでいったい、今更管理局を辞めた俺になんのようなんだ。」
リンディ『はい、実は・・・・・・』
リンディの口から語られる今回の事件の内容、そしてその事件が解決するまでの間の地球での拠点として弁慶の住宅を使わせてもらいたいこと、そしてこちらが到着するまでの間のロストロギアの遺失届を出したスクライア一族の少年の保護などを頼まれたのだった。そして現在、弁慶は仕事が終わり、はやてを寝かしつけた夜中にこうしてトラックを出してその少年との接触を図ろうとしていた。
弁慶「さて、随分と夜も深けてきたな。今日はこの辺で!?」その時、結界の発動を感知するのだった。
弁慶「確かに今のは、結界が発動したらしいな。」
弁慶はその結界の張られた場所にトラックを止めて、念のため荷台に積んだもしもの時のためのとっておきのエンジンに火を入れる。
弁慶はアームドデバイスを展開し、結界の中に入る。結界の中を散策していると結界が解除される。
とっさに術者を探していた弁慶は遠目に一人と一匹の姿を確認することが出来た。そこに向けて走る。
そこにいたのは
弁慶「お前はたしか、士郎の所の末っ子じゃねえか。そっちはスクライア一族の坊主だな。」
なのは「べ、弁慶さん!、な、何でここに」
ユーノ「え、貴方は時空管理局の方ですか?」
弁慶「いや、局員自体はずいぶん前に辞めてるがな。今はこっちに向かってる管理局のやつらの依頼を受けてここ最近、夜に近所を見回りしてたんだ。」
ユーノ「そうでしたか、それで管理局の方たちはいつ頃到着する予定なんですか?」
弁慶「ああ、三日ほど前に連絡を貰ったばかりだからな。まだしばらくかかるだろうな。」
なのは「あ。あの・・・・」
弁慶「ん、ああ、悪かったな。ほったらかしてなのはちゃん、今日は遅いし、俺が送っていこう。近くに車を止めてある。いこう」
なのは「・・・・はい」
弁慶「ん、どうした。士郎達に黙って出てきちまったから俺に送られるのは少し気まずいか?」
なのは「・・・・・・・」
弁慶「はははは、子どもがそんなこと気にすんな。大丈夫だ士郎達には俺が何とか言い訳しといてやるよ。」
なのは「はい、ありがとうございます。」
こうして弁慶はなのはたちをつれてトラックに乗り、高町家へ向かうのだった。
そして高町家につくとさっそく弁慶はなのはの両親である士郎と桃子に今回の件を話す。
士郎「ほお、そうでしたか。」
弁慶「すまなかったな。うちのはやてが初めてわがままをいってくれたもんだからなペットがいなくて心細いだろうってな。それで最近夜にここいらを探して回っていたわけだ。それでな なのはを起こしちまったらしくてな
それで出てきちまったのを俺が見つけたもんだからな。」
士郎「いえ、こちらこそうちのなのはがご迷惑を」
弁慶「いや俺のほうも悪かったな。もしよかったら何だがたまに俺んとこの娘と遊びに来てくれねえか、足が悪くて学校にも行けて無くてな。日中、昼には帰って飯を食べたりしてるんだが仕事をしている間はそうもいかなくてな、たまに気が向いたら家に遊びに来てやってくれ。それじゃあな。」
と弁慶は高町家を後にしたのだった。