CPHを影にさせるトロコンRTA【完】   作:トウカ

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CPH影トロコンRTA(おまけ)

 ちょっとしたおまけコーナー!

 

 RTAではCPHを火影にさせるというレギュ遵守でATフィールドを発揮しましたが「バイくんが初代火影になるルートを見てみたい」とのコメントが最終回にあったのと、CPHの接触好感度マックス&ウニ頭になっている状態で主人公が火影になると取得できるトロフィーが一個あるので、折角ですしバイくんに火影になってもらいます。

 

 卑劣様とCPHの共同イベに入る直前のデータからやり直し。

 ……はい、CPHがお前の方が向いてるって落ち込んでる所から選択肢を変えます。

 

【そんなに卑下しないでくれ兄さん……分かった、俺も腹を括るよ。俺が選ばれるようなことがあれば頑張ってみる】

 

 ここでCPHにもっと! 熱くなれよぉぉ!! 系の台詞で攻めるか自分にゃ無理やでとネガティブな台詞を押し続けないと、主人公が折れる形に収まります。

 選ばれるようなことがあれば頑張るよ、選ばれればね!

 どうせないだろうけどね!

 

 はい、火影信任会議で例の三人から票を貰って火影就任しました。

 ここのシーンの各キャラの反応はだいたい人望と好感度によって変わるんですが、ネームドキャラは例外なく仲良くしていたので皆に祝福されます。

 通常プレイなら努力してきた分がここでの皆の台詞と笑顔で報われて凄いハッピーな気持ちになれます。

 

「バイスの顔岩かぁ……うむ! 涼やかな見た目をそのまま表現しようぞ! マダラと違って付け加える必要はなさそうだ!」

【自分の顔かぁ、考えたこともなかった】

「厳めしい顔に改良しておいた方が良いのではないか? 威厳は大事だぞ兄者」

「本気でやる気か!? バイス、嫌ならちゃんと嫌って言うんだ!」

【いつか観光名物になりそうだし、象徴になるから良いと思う!】

「そんな簡単に身体を明け渡したらダメだろ! もっと自分を大事にしろ!」

「その言い方は少し違わないか……?」

「放っておけ兄者、よくあるただの病だ。身に覚えはあるだろ」

「???」

「……はぁ」

 

 要望を言えば滅茶苦茶美化したり般若のお面みたいに怖くしたりできるのですが、無理してフォトショする必要もないのでこのままいきます。

 同じ個所はずばずば飛ばして就任式当日。

 CPHの接触と好感を最大限にまで上げていると、式の直前のタイミングで控え室にやってきます。

 

「本当におめでとう、バイス。オレはこの先、何があってもバイスを……いや、なんでもない。火影の重圧も感じるだろうが、お前は独りじゃないことだけは忘れないでくれ」

 

 うちはの何があってもってなんか怖いね。

 というわけで就任式本番。

 火影としてありがたーい言葉をオナシャス! と振られます。ここで選ぶ宣誓の内容によって、この先の木ノ葉の方針がある程度決まります……うーん、そうですね。

 バイくんのスキル構成的に、皆と心を合わせて一致団結してやってこー! みたいな明るい台詞があってるかな?

 心を合わせる(精神誘導)。

 バイくんステで一番高いのチャクラの精密性でチャクラの感覚からある程度対象の挙動を察することが出来るし、心身掌握するタイプの火影になればいいんじゃなかろうか。

 

【原初の影】

【言葉のいらない約束】

 

 はいっ、これで主人公が初代○影になるトロフィーとマダラの好感接触度マックス状態で火影になるトロフィーゲット!

 CPHと約束してたっけ? と疑問でしたが、攻略本の解説曰く「死ぬまでお前を支え続けることをうちはの祖に誓う、あと死んだ後も守るぞ」……とCPHが心の中で約束を交わしているらしい。

 勝手に約束すんな。

 愛が重いよぉ…………。

 

 このルートだとCPHと柱間ァ! コンビ全面協力&卑劣様第二の脳味噌&ネームド一族を火影の名を以て動かしまくることが出来るので、やろうと思えば火の国が世界を支配することも可能かもしれない。

 

 というわけで、おまけ動画はこれでおしまいです!

 では今度こそさよなら! バイバイ!

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

 炎の模様が裾に刺繍された白を基調とした羽織。火と書かれた赤色の笠。

 うちは一族の装束の上から火影としての服を身に纏ったバイスは、当初こそ服に着られている様子が否めなかったが、日々を過ごす内にこちら側の目が慣れてきたのか向こうが着こなす術を覚えたか、違和感はさっぱりと無くなっていった。

 マダラは火影の激務を熟すバイスの力になろうと奮闘していたものの、怒涛の勢いで舞い込んでくる数々のインフラ申請書類に知恵熱を上げた。兄者も皆の生活レベルを向上させる為にと努力していたが、元々こういった仕事を捌いていたのはオレだ。努力は認めるが、二人は現場に出向いて貰った方が助かる。

 慣れた手付きで書類を処理していくバイスのスピードに追随する者はオレだけで、バイスの事務を手伝うのは自ずとオレが担当することになっていた。

 

「何度も言ってますが既に夕暮れです、明日に響きますので本日の業務は終了しましょう」

「何度も言ってるけど業務が終わったなら敬語なしだぞー」

「……はぁ、まったく口の減らない奴だ」

 

 伸びをした身体から骨の音が鳴る。

 外を飛びまわるのは兄者とマダラに任せ、一日中事務仕事に掛かりつける間に随分と身体も鈍くなってしまった。木ノ葉隠れの里を創立してからというもの、血を流すどころか打撲の一つも味わっていない。

 世界は未だに戦乱のままだというのにこのままではいけないだろう、顎に手を当てる。

 そしてバイスに「手合せでもして身体を解さないか」と声をかけると分かり易く顔を綻ばせた。

 

「それは良いな、丁度いいマッサージになる!」

「術なしの十分勝負で構わんな」

「いや、術ありで五分にしようぜ。チャクラを使いたい」

「ほう……久々にやるか? バイス」

「ああ、扉間とやるのが一番楽しい!」

 

 余裕ぶった笑みを浮かべているお前は未だに飛雷神の術の神髄を知らない。

 お前の速さを超える為に開発したこの術を一目で完全に往なされた上にカウンターが決められた時は、頭痛と吐気を覚えて暫く魘されたが……。戦場で見せたたった一回で全貌を見切ったと誤解されるのは腹の虫が治まらない。

 今回の勝負で勝つのはオレだ。

 

 夢の道を邁進する日々。

 肩肘を張る必要のない友との会話に、自然と頬は緩んでいた。

 

 

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