これからの時代はコミュ力が全てを支配する! なRTA、はーじまーるよー!
戦況は千手がやや有利になってきてますね。
千手には全身が柱間細胞で出来てる天然バグチート野郎がいるので、逆に言えばあんなの相手にギリギリ拮抗できてる方が可笑しい。
CPH、アンタのことだよ。
これから段々うちはの旗色が悪くなってきますから、それを目安に動き始めます。
今の時期に済ませておくことは 1.他一族へのCPH印象操作 2.火の国とのパイプ作り 3.資金繰り 以上の三つ。
1は戦場で猿飛や日向といった他の一族と同じ大名に雇われた時についでに良い顔しておくだけでいいです、今までとやることは変わりません。
次に2、これは木ノ葉隠れの里が手を組むことになるのが火の国だからですね。
うちはが仲介者を務めて迅速な国づくりに移行すれば大きなアドバンテージを得られます。
バカと鋏は使い様と言いますので大名の耳にタコができるまでCPHの話を言い聞かせまくって洗脳します、腐っても大名ですし味方につけておけば強力な後ろ盾になります。
最後に3。
うちは一族の人気は高く国々は高い金を払ってでも雇ってきますから費用は足りてます。しかし一族ではなく木ノ葉隠れの運営資金として使うもので、別途で準備する必要があるわけです。
里づくりには金がかかります。資金をどばーっと出せば千手のマウントを取ることが出来、後から合流してくる他の一族にも発言権が強まって便利。
大名もその部下も金をもってる奴のが顔の覚えが良いのでね、札束はもっときましょう。
思考がアホの成金みたいになってますが、金で解決できることなら金で解決しておきます。
世の中結局金なんだよなぁ……。
ところで話は打って変わりますが、今の時代はまだ世界が混沌としているため火の国といった代表的な国以外にもモブの国が数多あります。
一族の垣根を越えた隠れ里が設立されて国と手を結び、三度の忍界大戦が繰り返される間にモブの国は亡びたり吸収されたり地図を描きかえられて無かったことにされたりして、NARUTOやBORUTOの時代に繋がっていくわけですが……。
滅亡が決まってる国を放置しておくなんて勿体ないですね!
前世の記憶を頼りに単身潜り込んでお宝をくすねて預かっておきましょうね!
毎日バトってばっかの忍がもってるより目利きの骨董品屋さんがしっかり保管している方が持ち主も安心だろうし、渡しておきましょうね!
大丈夫だって安心しろよ(ホモは嘘吐き)。
あ、あとCPHから財布係を任されてるんで上前も撥ねておきます。
必要経費は最低限残して、後はまあ……身内に甘い脳筋ばっかだし隠しておけばバレないです。
バレたら必要な犠牲だった(キリッ)なんて宣ってれば勝手に納得してくれますし。
説明してるうちに大分劣勢になってますね。戦う度に柱間ァ! の柱間細胞は活性化していくし卑劣様はまた君か壊れるなぁ……だし、しゃーなしやで。
うちは連中から意見を集めてみまひょ。バイくんは相談窓口も兼ねてるんでそこそこ本音で話してくれます。
……。
ほんほん、ふーんなるほどな~(メンタルカウンセリング)。
WW2末期の日本みたいな雰囲気出てますし、もういいですかね。
とりあえずモードをVRアクションに変えてCPHに皆の気力と体力が限界になりつつあることを伝えましょう。
CPH、難しい顔をしてます。悩んでいるようですね。
このタイミングで同盟の件を仄めかします、俺たちもいい加減次のステップに行くべきだと思うぜ兄貴! 兄貴兄貴ー!
もっと難しい顔になりました。
自分はこうすべきだと思うで! という旨はしっかり伝えておきます。
時期的に休戦状が送られてくるまであと少しの筈なので、CPHが頷かなくても今はこのままで大丈夫です。
一族の者たちは終わりが見えない千手との戦争がもう嫌になってきていること、家族が生存している状態で休戦に同意していることをCPHが知っていることがフラグになります。
もはや親の顔よりも見た卑劣様との連戦。
回避してちょっと攻撃して回避して回避、回避と攻撃……。
時間経過とチャクラ消費量、戦況の様子からいってそろそろですね。
……術式が描かれたクナイが来ました!
卑劣斬り命懸け緊急回避! 擦れ違い様に螺旋丸を叩き込む! よしよし、セーフッ!
アクションモードなら回避に必要なステが足りてなくても自分で操作すれば回避できるので、モードを変更している必要があったんですね。
卑劣様が飛雷神の術を使用してきたということは休戦状も……やっと来ました。
ここぞとばかりにCPHに怒涛の言い包めをかましましょう。
長として決断を下すべき。情けない度胸、恥ずかしくないの?
無事休戦状を受け入れてくれました。
皆にそれを報告しようとしてますがストップ、自分に任せてくれと言いまっしょい。
CPHはぶきっちょな言い方ばっかりなんでバイくんにやらせた方がスムーズに事が進みます。
放っておいたらなんか勝手に孤立してくCPH……赤子並みに目が離せない。
やーっとここまでこれましたね。
しかしうちはと千手が同盟を組むまでで第一段階です。
第二段階はCPHの人望を上げに上げまくらなきゃいけないんで、気を引き締めて挑みます。
千手との正式な同盟は外部から立会人も呼び寄せなきゃならないし、諸々の事情もあるので神社で行う模様。
うちは一族の家紋と千手一族の家紋が並んで、長同士のCPHと柱間ァ! が握手を交わし、神酒を呑んだら同盟の儀終了です。
うちはと千手の距離は当然の如く遠いので率先して場を取り持ちます。千手勢は火影を決める場では柱間ァ! を推薦しますが、それはそれとしてCPHが最終決定で選ばれてもまぁ別に……くらいの好感度を稼がなきゃなりません。
ここは王道を征く、懐柔作戦で参りましょう。
千手にごまをごりごりしてるのを背景に今回はおしまい、さよならバイバイ!
◆ ◇ ◆ ◇
一文字ずつ誠意を込め、幾度も書き直しして完成した休戦の協定を願う書状だ。
マダラにもきっとオレの気持ちが伝わると願う。
オレは結局、夢を捨てきれなかった。ならば、かつてオレと同じ夢を抱いていたマダラも、そうである筈だと願っている。
弟と一族を想う心が今も熱く燃えたぎっているマダラなら、オレが伸ばした手を掴んでくれる筈だと。
「正気か兄者」
「もう決めたことだ、それに書状を送り届ける使者は既に使いに出している」
「休戦はオレも同意している、一族の者たちに休息が必要だ。……それでも到底正気とは思えん。オレたち千手一族が勝ち得た優位を捨て、うちは一族と対等の立場での同盟など!」
「だがそれでは本当の協定……本当の同盟は結べまい。――頼む扉間、この通りだ」
「…………はぁ、兄者はこういう時、いつもそれだな」
「すまんぞ!」
「一族皆への根回しはしておくが、覚悟しておけよ兄者。うちはと千手の間に立つ壁は高いなんていうもんじゃないんだからな」
「……お前とバイスがそうであるようにか?」
「な、何をいきなり、突飛なことを言うな」
「言いたくないのなら無理して聞かんが扉間、あの休戦状にうちは側が合意すれば我らは同じ仲間になるのだ。きちんと心の整理はつけておいた方が良いぞ」
「……分かっている」