トロフィーを手に入れる為の過程や方法はどうでもいいRTA、はーじまーるよー!
うちはの隠れ里から木ノ葉隠れの里へのお引越しのターン。
まだ新しい里に名前はついていませんが名無しなのも呼ぶ時に手間取るので、便宜上木ノ葉と呼びます(イマサラタウン)。
この時にゼツちゃんが過去に悪戯書きした石っころも一緒に移動させることになります。
ほんで、今のタイミングで石っころを破壊しておきます。他者がいると何やってんだお前!? になるので、石っころの移動は自分一人でやるように取り決めておきましょう。
破壊方法はなんでも大丈夫です、拳で物理でも火で燃やしても。とりあえず文字が読めなくなるレベルまでぶっ壊せばやり方は問いません。
ここですかさず不死鳥の涙を使い、出入り口の横で腕でも組みながら寄り掛かって待ちます。
……。
全力で走ってやってくるのでありがたいですね、良い子かよ(断言)。
「誰ノ仕業ダ! アノうちはガマサカ石碑を壊ストハ……!!?」
「うっかり壊しちゃったんじゃないかなぁ?」
「馬鹿ガ! ソンナ訳ナイダロウ!!」
火遁・火牢の術で拘束。OHANASI、しようか……。
不死鳥の涙というのは基本的にゲームに存在するありとあらゆるデバフ状態を解除してくれる最高峰の治療アイテムです。そしてデバフを患っていない万全の状態で不死鳥の涙を使用すると、一定時間の気配遮断+リジェネ+デバフ無効化を付与してくれるんですね。
毒化の術レベルマックス並みの毒を食らっても一度限りなら解除できますし無効化できるチートアイテムですが、一周で一個しか手に入らないんですよ。引き継ぎ機能を使えば一周で二個使えますけど、労力に見合うかは分かりません。入手難易度クッソ高いですし。
のこのこやってきたゼツちゃんを気配遮断による不意打ちの一撃で拘束して行うことは交渉です。撃破と交渉それぞれの時間を測ってみたら僅差で交渉のが早かったので。
正直VRアクションモードならタイムもちょっと短縮できるから結果的に同じくらいになるし撃破でも良かったんですけどね、交渉なら台詞を決めるだけで指もそんなに疲れないし、石っころの文章に違和感を抱けるだけの知力があったので現場の判断で採用。
まずゼツちゃんが石っころに悪戯書きした犯人であることを看破、その目的は何なのか尋問、それから神話時代のことを聞きだして今代の転生者がCPHと柱間ァ! であることを知ります。
それからゼツちゃんの計画に協力すると抜かしましょう。手伝ってやんよ!
えっ、なんでお前が? うせやろ! と極々自然の反応を最初はしてきますが、ゼツちゃんの知能は罵倒のバリエーション以外紀元前でアップデートが止まってるので簡単に言い包められます。
この子は永遠にかぐやの子供なので知能もそんなもんです。
じゃあ早速CPHにおめめとっかえっこを持ち出します。
この世界はチャクラという不思議なパゥワーがあるので、万華鏡の連続使用で(視界が見え)ないです。になっても他人の万華鏡を取り込めば視力が復活するのだ……とかいう謎のゆで理論が展開します。眼球移植は足し算じゃねーんだぞ。
現在CPHは柱間ァ! との戦いで万華鏡をかなり使ってますから視力検査でC判定が出るくらいになっています。日常生活には支障なしでも戦闘じゃちょいと危ない程度。
兄貴にこそ木ノ葉隠れの長になってほしいがこのままでは柱間ァ! の方が相応しいのは認めざるを得ない。今後の里の発展の為にも、そして兄貴の視力を元に戻す為にも俺の写輪眼を受け取ってくれェー!(要約)すればCPHも受諾するので、兄の為を誇張した台詞を選びましょう。
そして当然ながら、渡すのは両目ではありません。片目だけです。
尚且つこちらもCPHの片目を頂きます。
両目だとCPHも流石に受け取り拒否しますし、ゼツちゃんとの交渉の件もあります。これならバイくんの霞目も解決するんで一石二鳥です。
CPHとおめめ交換したことでインドラチャクラが手に入りました。
後は柱間ァ! のアシュラチャクラですが、これは既に入手済みです。卑劣様が写輪眼のデータ研究をしてるようにうちはも柱間ァ! を危険視して木遁のデータ研究をしていました。
柱間細胞は、ありまぁす!
てなことで条件は整いましたので、何時でも輪廻眼の発眼は可能です。
柱間細胞をゼツちゃんに渡し、完全体万華鏡写輪眼を確認させることでCPHからバイくんに完全に鞍替えします。
黒ゼツちゃんはCPHのメンタルをグラつかせて闇堕ちさせようと裏工作してくるし白ゼツちゃんは繁殖が厄介なんスよねぇ。なのでCPHが火影に就くまでゼツちゃんをプチプチ潰し続けるか、いっそのこと抱え込むかの二択になります。
CPHの代で輪廻眼の当たりをつけておかないと、だってばよ世代になれば転生者ズも同じ木ノ葉隠れで育って仲違いさせ辛くなるし、忍のレベルは下がっていく一方で無限月読を発現させるだけの実力を持てるのか分からなくなるし、そもそもCPHという適任の逸材を逃すのは勿体ないし、ゼツちゃんが四方八方手を尽くすのは分かるんですが。
どこの世界も正義側より悪側のがあくせく働いてるんだって、はっきり分かんだね。
あっ! CPHが短髪になってます!
ウニ再び……。
これはCPHが木ノ葉隠れの里を受け入れ、これからも木ノ葉隠れの里の忍として生きていく証です。CPHを火影にさせるにはまず短髪にさせなければなりません。
長いままでも里の永住は可能なんですが火影に推薦されても辞退してしまいます。
他の一族の懐柔も順調ですし、後は里の長を決定される時期まで時間の経過を待つのみ。
本RTAの最後の壁、卑劣様のイベが起こるまで倍速!
ここでちょっとした小話。
NARUTOといえば各里の象徴が描かれている額当てが有名ですが、自分だったらどこに身に付けるか……なんて考えたこと、ファンならあるあるですよね?
この名もなき忍道ならば王道を往く額、オシャンティな二の腕や首、変則的に腿、などなど多種多様な巻き方をゲーム主人公にさせることが出来ます。
今回はRTAなので最初に出てきた乱数で決まるデフォルトのままにしてますけど、こういう細かい所も変更できるのがこのゲームの良い所ですね。まさに痒い所に手が届くといいますか。
だから皆、このゲーム……買お♡(ダイマ)
それではいよいよ卑劣様との最後のイベです。
CPHの民衆人気を知り火影就任も有り得ると考えた卑劣様が、いまいち信用しきれないCPHの本心を確かめるべく対話を試みる、という内容です。
好感度が足りてないとCPHと話し合わないし、支持が足りてないとそもそも火影になれないから話し合わないという、今までのフラグが足りてるかどうかの最終確認の場でもありますが、無事に発生。
いざ鎌倉!
「何故貴様はマダラを推す? オレは……いっそのこと、お前が火影になれば良いと思っている」
アイエエエ! 卑劣様!? 卑劣様ナンデ!?
コワイ! ゴボボーッ!(白目)
何故そうなるんだってばよ……。
というわけで今回はここまで、あばよバイバイ!
◆ ◇ ◆ ◇
漸く出来上がり配給された、この里を象徴するマークがついた額当てを初めて巻いた。
良好になった左目の視界で鏡を見ると……自分でもびっくりするくらい違和感があった。
弟は「似合うよ、兄さん!」と言ってくれたが、半笑いだ。てめぇ本当に似合うと思ってんのかと疑問だ。しかもあっちは額当てなのに首に巻いてやがるし、額当ての意味分かってるかオイ?
……まあ、いい。もう一度鏡で額当てをするオレの姿を確認する。
ふと改めて見て気付いたが、前髪で木ノ葉隠れのマークが半分ほど隠れている。
木ノ葉隠れの里を象徴するマークが目に見えずに隠されているというのは、些か縁起が悪いように思えた。
(――切るべき時が来たということなのかもしれんな)
バイスと一族を守り抜くという願掛けで伸ばし始めた髪だが、柱間と手を取り合った今、そう思えることが出来た。
しかし職人であっても背後を取られるのは嫌いだ、床屋には行きたくない。鋏を取り出して随分と久方ぶりに髪を切り始める、細かい部分はあとでバイスに整えて貰おう。
最後に前髪も切って、改めて鏡と向き直る。
「これならまだマシか?」
大雑把だがガキの頃のようなツンツンとした髪型になり、さっきよりはすっきりしたような印象だ。額当てをつけるとちゃんと木ノ葉隠れのマークが全部見えるし、長髪の時よりかは良くなった、気がした。
これならバイスが言ったように……もしもオレがこの里の長に就任した時、里の皆の前に立って笑われることもないだろう。
長として面子は保たなければならないからな。
翌日、オレの髪形の変化を見た柱間が「おお、懐かしいなマダラ! オレも昔みたいにしてみるか」と言ってきたので「あのだせぇお河童ヘアーが許されるのはガキの時だけだろ」なんて返してやった。
相変わらず柱間は凹みやすい、マジで。直せよいい加減その弱点。
それでも、こいつがこんな風に感受性豊かな性格だからこそオレ達はこうやって再びもう一度、夢の為に歩めるようになったんだと感じてる所もあるから、まあそこはオレ等がフォローしてやればいいか……なんて、思っている。
バイスは幼い頃からずっとオレを支えてくれるし、因縁を引きずらず前を向く性格だから柱間との相性も良い。火影になるのがオレでも柱間でもきっと上手くやれるはずだ。
「マダラ。……話がある、弟と共に所定の場所に来い」
だが、柱間の弟である扉間とは分からない。
この男は我らうちはに闇があると睨め付ける。柱間とは決定的に違う。
波風を立たせない程度に、しかし確実にうちはを警戒する態度が、妙に癪に障る。
どのような話をするつもりなのかは分からない。
だが、これも扉間と腸を見せ合えるかもしれないチャンスだ。腹が立つ男だが、弟と戦い続けられたことから有能なのは事実。バイスもいるのなら後を引けない状況に陥ることもなかろう。
オレは話の中で一切自分を偽るつもりはない。うちはとは常に誇り高く生きる者だからだ。その結果扉間にどう捉えられたとしてもオレの本質は何も変わらない。
木ノ葉隠れの里のうちはマダラに、オレはなったんだ。