IS ~彼らの生きる裏で~   作:ずんだもち

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離脱と加入、そして専用機

蕾姫side

 

「如月!」

織斑千冬が何か言っていますね。

 

「何ですか?」

「本当に、本当に自殺するのか!?」

ああ、その事ですか…

 

「ISをファッションとしか捉えていない奴らと共に過ごすことに嫌気がしますね。何で親を殺した奴らの同類と過ごさなければいけないのでしょうか?どちらかと言うと皆殺しにしたいですが、それは無理なので、私は『自殺』という手段を取らせて貰いますよ。あなた方は、私を貴重な防衛戦力としか捉えていません。私は、タダ働きをする気は無いんですよ。それでは。」

「っ!待て如月!」

仮にも教師なら、説得して止めるとかするべきでは無いだろうか。私は、思いっきり階段を駆け上がり、屋上まで着いた。すると、織斑一夏と、シャルル・デュノア、織斑一夏に惚れた女達が食事をしていた。

 

「おっ、蕾姫じゃないか。どうした?」

「名前で呼ぶなと言っているでしょう。あなた達に用はありません。」

まったく、この男は話を聞いているのでしょうか?

 

「貴様(あんた)(あなた)、一夏(一夏)(一夏さん)が話し掛けていると言うのに!(話してるのに!)(話そうとしているのに!)」

出ましたね、話聞かない三人。こいつらの嫌がらせが面倒くさいのなんの。

 

「面倒くさいので退いてくれませんか?私が用があるのはあなた達ではないので。」

そう言って私は、屋上の柵目掛けて駆け出し、飛び降りた。

 

「ちょっと!何やってるのよ如月!」

後ろで鳳が何か言っているが私は無事だ。だてに人外の肉体を持っていませんので。その後、とある組織から送って貰った、私の遺伝子などなどを全てコピーしたものをばらまいておく。偽の遺書も書いた。これで私は『代表候補生に虐めを受けて、自殺してしまった少女』という認識になる。後は、とある人物と合流するだけだ。そして、5分ほど歩くと…

 

「…遅い。」

「許してください。偽装に手間取ったので。」

そこにはコードネームK…更識 簪がいた。

 

「まあいい、これが()()()()のパスワード。私が出来るのはここまで…後は自分で行って。私も戻らないといけないから。」

「解りました。では。」

私は、ドラグノフ狙撃銃を持って、指定されたポイントまで走り出した。そして歩き出して一時間後、指定されたポイントに着いた。そこは、IS業界では有名な企業。《ファントムカンパニー》だ。まぁ、その実態は亡国機業なんですけど。私は、受付の人にパスワードを渡し、エレベーターに乗って、最上階に行った。すると何やら、男性の人がいた。

 

「来たか。君がKの言っていた…」

「はい、如月 蕾姫です。」

「取り敢えず、実力だけ測ってもいいかい?」

「はい、大丈夫です。」

すると、織斑千冬に似た人物が歩いてきた。

 

「君にはこのMと戦って貰う。専用機が無いが…ラファールで許してくれ。」

「了解しました。その代わり、スナイパーライフルを装備させてください。」

「それだけでいいのかい?なら、すぐにでも出来るけど。」

「では、すぐにお願いします。」

「解った。」

そして、Mとの戦いが始まった。

 

《試合開始!》

「落ちろ!」

ビットですか。まぁ

 

「全て撃ち抜けば問題はありませんね。」

「!?ビットが…」

私は、速射式のスナイパーライフルでビットを全て撃ち抜き、瞬時加速で後ろに引きました。

 

「なら!」

相手もスナイパーライフルを構え、狙撃の体制をとったので私は、スナイパーライフルを狙撃、破壊しました。

 

「くっ!もう武器が…」

もう武器が無いようなので、グレネードをばらまき、ヘッドショット。これで私の勝ちだ。試合時間は…51秒ですか。

 

「これでいいですか?」

「( ゚д゚)ハッ!!あ、ああ。大丈夫だよ。それにしても早すぎないかい?」

「?いいえ。実力テストのようなので全力は出さずに戦ったのですが…?」

何故か驚かれているが、あの"織斑千冬"の全盛期の最短試合時間が2分ですよ?これぐらい出来ないと『成功作』は名乗れません。

 

「あ、ああ。君を亡国機業は歓迎する。さて、突然で悪いけれど、ここの女尊男卑主義者の拠点を潰してきて貰えないかい?生身でも充分な戦闘が出来るそうじゃないか。」

「了解しました。」

さて、ならさっさと潰しに行きますかね。私は、大きめのトランクを持ってきて、試作型の武装4つを取り出した。

 

「ん?それは何だい?」

「IS学園の整備科で…と言っても機材を借りただけで一人で作ったんですけどね。そこで作ったスナイパーライフル二丁とサブマシンガン、特殊武装です。ISでも使えます。これ、使ってもいいですか?」

「ああ、いいよ。」

なら話しは早い。私は、その拠点の近くのビルに陣取り、狙撃体制に移った。そして、幹部と思わしき三人を狙撃。その後、時限式のグレネードを投げ入れ中に侵入。すると、ISがあった。これは…?私は、このISに触れた。すると、

 

『ハイパーセンサー起動。パッシブ・イナーシャル・キャンセラー起動。特殊演算システムHARO起動。システムオールグリーン。ジェスタ・カスタム起動完了。』

ジェスタ・カスタムか…私のISにしよう。そうしよう。後は、帰還して報告するだけ。報告し終わったら、こいつの改造だ。簪に手伝って貰おうかな…

 

そして、翌日…

 

ジェスタ・カスタムを専用機にする許可を得た私は、

 

「ん、簪。」

「お疲れ、蕾姫。」

簪を呼んで貰って、本格的にジェスタ・キャノンの改造に取り掛かる。この土日で仕上げるようだ。

 

「じゃあ、単一能力の有り無しから確認しようか。」

「はい、単一能力は…計算高き簒奪者。相手のデータ、SE、武装、装甲、単一能力を奪う能力。」

「…強くない?しかも二次移行(セカンドシフト)機なの?ちなみに何世代?」

「えっと…試作型第四世代。」

「( ゚д゚)ポカーン」

「( ゚д゚)ポカーン」

さて、このISどうしたものか。

蕾姫sideout

 

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