え?『デート・ア・オルガ』の方はどうしたって?ああ.......(遠い目)。
あっちの方は身勝手ですが、しばらくお休みです。いやねー。モチベーションがとんでもないくらいだだ下がりだったもんで。やっぱモチベって本当に重要なんやなって。
それで、この休み中にプリコネのアニメが始まって、ゲームの方も気になって始めたらめちゃくちゃ面白くて。その結果。
「せや!プリコネと鉄血のクロスオーバー書くか!」
みたいな軽いノリで書きました。ノリと深夜テンションで書いたものなので、始めに言っておくと、めっちゃ短いです。あとこの作品はあらすじにもあるように異世界オルガではないです。
ということで、スタート!
目覚めの血
俺はただ突っ走っていただけだった。
立派な理想も志も、そして夢もなく、ただ前に進むことしか俺たちにはできなかった。
今思えばあの時は自分たちの居場所を守ることに必死だった。
だけど、アイツ.......いやアイツらのおかげで俺は迷わずに進むことができた。
俺は辿り着いた場所で皆で馬鹿笑いするのが、俺の夢だった。
そういえば......あいつらの夢はなんだったんだろうな。
もし、今あいつらとまた出会えたなら、自分たちの願いを語り合えたのかもしんねぇな......。
◆
「........っ!ううっ......」
深いから眠りから目が覚めたような感覚。前にも一度こんなことがあった気がする。確かその時は目を開くと、なんとなく誰かが目の前にいたような......。そう思いながら俺はゆっくりと目を開ける。
「.......あ?」
自分の目に映った光景を見て、俺は呆けた声を発する。そこにあったのは誰かの顔でもなく、鉄骨が剥き出しの鉄華団本部でもなかった。
俺の目に映っていたのは青空だった。それも清々しいくらいの青い空。ここまで青い空を見たのは、もしかしたら生まれて初めてかもしれない。
こうしてみて始めて分かったが、俺は今横になっていることに気づく。
「───あら?」
突然女の声が頭の中に響く。ゆっくりと上体を起こし、声のする方に目を向ける。声の主と思しき少女がそこにいた。
年は多分俺と同じくらいだろうか。黄緑と薄紫色の不思議な長髪。しかしそれよりもひときわ目を引くのは彼女の背中にあるものだろう。
壊れた羽に歯車など特徴的な機械の翼が彼女の背から生えて(?)いた。
「───おはよう。ようやくあんたも目覚めたみたいね。アイツと比べたら完全に目覚めるのは少し遅かったみたいだけど」
「........アイツ?つーかここは.......?」
コイツが今言ったことは少し引っかかったが、俺がいるこの場所のことも気になっていた。
辺りを見回すと庭園のようなここは場所だった。しかし朧気な場所で地平線すらモヤがかかったようによく見えない。責めて目立つものといえば噴水だけだ。
不思議な場所だ。それこそまるで夢のような。
「.....あ.....あんたは.......?」
俺は目の前の少女に問う。すると少女は少し残念そうな表情をつくる。
「.......その様子だと、そう。あんたも全部忘れてるの。そう言われると、やっぱり少し
「どういうことだ?」
「ここはね、簡単に言えば『夢の世界』なの」
「『夢の世界』.......?」
彼女の言葉に俺は問い返す。
「ええ。夢はいつか覚めるもの。いつまでも夢は見ていられないでしょう?」
夢ねぇ........。確かに夢の世界っていわれりゃ納得できそうだな。
「あたしは見ての通りボロボロになっててさ。自己修復が終わるまで現実に関われないの」
「.....確か、アメスっつたな。んじゃあ、どうする?」
俺がこう聞くと、アメスが話す。
「あんたにはやってもらいたいことがあるの」
「やってもらいたいこと?」
首を傾げながら、アメスの言葉を繰り返す。
「そう。まだ全部は言えないけど、あんたには世界の命運がかかっているの」
彼女の発した言葉に目を白黒させる。
世界の命運?それが俺にかかってる?
待ってくれ!そんなことあるかよ!?俺なんかに世界がかかってるなんてことあってたまるか......!?
俺は内心焦りながら、冷静を装ってアメスに聞き返す。
「........そ、それで、世界の命運つっても俺はどうすりゃ、いいんだ?」
俺が問い返すとアメスは「そうねぇ」と、あごに手を置いた。
「あんたが全部忘れている以上どこまで話せばいいか分からないけど、あんたはこれから沢山の女の子達と出会い、運命に幾度となく振り回されることになるわ。それでも───あんたは前に進み続けると思うわ。あんた自身の願いを叶えるために」
俺の願い.......。そんなもん俺にあったか.......?
「あ、そろそろ時間ね」
「ま、待ってくれ!俺の名前は────」
「────知ってるわよ。オルガ・イツカでしょ」
「え?」
今、コイツ俺の名前を........なんで......?
疑問を抱いたが、そんなことは無駄かのように辺りが光に包まれ、俺の意識は再び闇に落ちていった。
しばらくはこっちをメインで書いていくと思います。『デート・ア・オルガ』についてはある程度話ができ次第、更新していくと思いますので、しばしお待ちいただければありがたいです!
それじゃまた次回。