ペーパーヒビキのスーパーシール 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
響とルーシーが出口に向かおうとするとピノキオがテープで貼り付けられているのを見つけた。
「あれは……キノピオさん!!急いで助けなくちゃ!!」
そして響はキノピオに貼り付いているテープを剥がした。
「響さん!!アダムが私達をあちこちに貼り付けて行ったんです!!」
「アダム……あんにゃろ……」
「ルーシーさん落ち着いて……」
「こんな事があろうかとこれを用意しました!!」
そしてキノピオが取り出したのはハンマーだった。
「これは……」
「見た目は地味ですが王国に代々伝わるゆうしょあるハンマーです。響さんならきっと使いこなせます!!後はよろしくです!!」
そしてキノピオは行ってしまった……。すると響のガングニールが反応してハンマーがアームドギアへと変わった。
「は、ハンマーがアームドギアになっちゃった〜!?」
「それって……ハンマーが殴るに対応したんじゃない?」
「えっと……つまりそれはどゆう……」
「殴って壊す!!」
「……そうですね!!」
そして響とルーシーは出口に向かうとレンガブロックとテープで塞がれていた。
「……このレンガ、壊せるな」
「なら私が!!はああああああああああああああ!!」
そして響がレンガブロックを壊してテープを剥がした。すると道が現われた。
「お、道が出来た!!」
「これで先に進めますね!!」
そして響とルーシーは出口に向かう途中にシールを見つけた。
「……拳のシール?」
「ん?それ、シールじゃん。せっかくだしこれやるよ」
「これは……アルバム?」
響はルーシーからアルバムをもらうとルーシーが説明を始めた。
「いいか?手に入れたシールはこのアルバムにしまわれるんだ」
「しまったらどうなるんですか?」
「……後で役に立つから色々集めとけ」
「分かりました!!」
そして響達が出口の方に向かうとなんと広場がクルクル巻きの状態で通れなくなっていた。
「こりゃすげぇな……見事にクルクル巻きだな。アダム、なかなかやるな」
「驚いてる場合じゃないですよ!!」
するとピノキオが響達に話かけてきた。
「見てください!!広場がクルクル巻きで、これじゃタウンから出られません」
「どうすれば……」
「何か方法はないのか?」
「……酷い有様ですが、タウンのキノピオ全員が力を合わせれば何とかなるかも知れません」
「本当ですか!?ルーシー!!キノピオ達を探そう!!」
「そうだな……じゃないと出られないからな」
そして響達はキノピオ達を探し始めた。まず響達は会場のベロンベロンに貼られていたキノピオを助けた。
「もっと優しく剥がしていただけると思いきや、結構力ずくでしたね。私、どこも破れてないですよね?」
「あれ?そ」
「だ、大丈夫ですよ!!」
「ああ、それならよかった。助かりました。」
「あれ?言わなくていいのか?」
「……後で謝ります」
次に会場の屋台の上に貼られているキノピオを助けた。
「風が吹くたびにヒラヒラと、まるで洗濯物みたいで恥ずかしかったです!!でもこんな高い所に貼るほうも大変そうでした」
「分かる……分かるぞ」
「確かに洗濯物みたいでしたよね……」
また違う場所では荷物にキノピオが貼られていた。
「こんな所に折り曲げて貼るとは、いくら折り目正しい私でも汚い言葉の1つや2つ……しかしそれを響さんにおきかせするわけにもいかないので、ここはグッとがまんします」
「跡がのこりそうだもんね……」
「……力強くやるなよ?」
「うぅ……」
今度はシールが貼られているキノピオを助けた。
「私の頭を破く事なくシールを剥がす腕前、お見事でした!!」
「えへへー。それほどでも……」
「……実はいっ」
「わーわー!!」
最後に広場の裏貼られてに残っているピノキオを助けた。
「こんなすみっこで物陰に隠れるように貼られた私……案の定助けて貰えたのも6番目……そう、いつもそうなんです……」
「おい響……これは……」
「なんか……ごめんなさい」
響達はとりあえず広場にいる全てのキノピオ達を助けた。
「残りはタウンの中だな」
「早く助けなくちゃ!!」
そして響達はタウンに向かうと、まず雑草の裏に貼り付けられているキノピオ見つけたのでを助けてあげた。
「確かに、雑草のように強くたくましく生きたいと願いってはいました。でもそれって、こういうことでは無いと思うんです」
「たまったもんじゃないよな」
「……雑草に貼るって一体……」
次に響達は茶色の家の中に入りキノピオを探すとゴミ箱からくしゃくしゃのキノピオが出てきた。
「コロコロに丸められ、くしゃくしゃにされた挙句、飽きたらポイッと捨てられる……紙にとってこれほどの屈辱はありません。シャワーを浴びて早くわすれよう……」
「……私紙を大事に扱っていこう……」
「悲しきかな……」
また青色の家の中で響達はキノピオを探していた。
「どこだろ〜」
「おい、あのガラスにいるのって……」
「……まさか」
響が開けると書類と大量のキノピオ達が散らばった。
「アダムは私達を束ねたあと、端をキッチリ揃えてから棚にしまっていったんです。アダムって以外と几帳面なんですね。そこは私達も見習わなくちゃ」
「翼さんも見習って欲しいですよ……」
「その翼って奴、そんなに酷いのか?」
今度は屋根の上で折られまくっているキノピオを助けた。
「ぷはーっ苦しかったーっ!!響さんは8つ折れでしたっけ?私なんて256折れですよ!!つまり私の方が32倍苦しかったと思います」
「……8つ折れでよかった」
「よく生きてたなそれ……」
そして響達は赤色の家に入ろうとすると「いて」と声がするので玄関マットを裏返すとそこにはキノピオがいた。
「毎日毎日行ってきます!!ただいま!!ごめんください!!いらっしゃい!!その度にみんなに踏まれるなんて考えただけでゾッとします。玄関マットにだけはなりたくない!!」
「ご、ごめんなさい!!」
「これは響が悪いな……」
そして響達は赤色の家に入るとキノピオが絵で隠れていた。
「……なんてゆうか」
「バレバレだな」
「上手く隠れたつもりでしたがバレバレでしたねねねねねね。」
「アダムはもういないぞ」
「えっ、アダムはもういない?やったー!!帰ろうぜー!!ー!!ー!!ー!!ー!!」
するとどんどんキノピオ達が出てきた。
「わーい」
「わーい」
「わーい」
「わーい」
「バーイ」
「「……え?」」
また家の裏にキノピオがテープで貼り付けられていたので響は助けてあげた。
「大丈夫ですか?」
「ああ……響さん。誰にも見つけてもらえず、このままひっそりあの世にいくものと覚悟を決めていました。」
「物騒だな」
「でも、助かったからには物騒なこの世をまた生きなければなりません。」
「あの、頑張ってください!!」
「ありがとうございます、響さん」
そして最後は草陰に隠れていたキノピオを草陰から出した。
「……あれっ、丸見えだ!!せっかく隠れていたのにこれじゃ待ち伏せになりませんね。」
「でもさっき怯」
「アダムの奴め、命拾いしたな。では響さん、またっ!!」
「……ねぇルーシー」
「言ってやるな……それよりキノピオ達はもういないんじゃないか?」
「そうだね!!行こう!!」
そして響達は広場に行くとキノピオ達が準備を整えていた。
「凄い数……」
「お陰様でキノピオが全員揃いました!!響さんありがとうございます!!」
「いえいえ!!それじゃよろしくお願いします!!」
「頼むぞ」
「それではさっそく!!」
そしてリーダーのキノピオが合図を出した。
「よーし、みんな準備はオーケー!?」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「オーケー!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「よーし押せー!!!」
そしてキノピオ達は一斉に押し始めた。
「これなら!!」
「……あのキノピオ大丈夫か?」
するとリーダーのキノピオがそのままクルクル巻きの広場に巻き込まれた。
「「あ……」」
「「「「わーい」」」」
「「「やったー」」」
キノピオ達が喜んでいる中、キノピオが話かけてきた。
「わーい!!やったー!!ありがとうございました響さん!!広場が元に戻ってタウンの外に出られるようになりましたよ!!これでみなさんを助けに行けますね。行ってらっしゃい!!」
「……えっと行ってきます」
そして響が出口に向かうとルーシーが話かけてきた。
「……後で助けようか」
「そうですね」
「じゃあ出発だ!!」
「はい!!」
そして響はみんなとロイヤルシールを探しに出発した。
次回ポカポカ平原お楽しみに!!