ルーベルは25歳
ユリ-シャは19歳
とちょっと年の離れた兄妹のような感覚
因みに番外編は少しギャグ風味で進みます
番外編Ⅰ「ユリ-シャ・Ⅰ」
これはルーベル・デスラーが軍属になる前の話。まだ幼く、兄であるアベルトの庇護下で生活していた時の事である。
「は? ユリ-シャが来る?」
「はい。そこで殿下にはガミラスを代表して対応してほしいと思いまして……」
「断る」
ガミラス帝国においてナンバー2に位置するヒス副総統の低姿勢での頼みをルーベルは一蹴した。ソファに体を預けてふてぶてしく座り、チェスに似た電子ゲームを行いながらというまさに人の話を聞く気がない態度に流石にヒスも困り果ててしまう。
ガミラス人にとって崇拝とも言える感情を向けるイスカンダル人の対応はまさに国を挙げて取り組むべき問題である。それもイスカンダルの女王の末妹ともなればそれにふさわしい相手を出すほかない。そう、アベルト・デスラーの弟であるルーベル・デスラー以外に適任者はいないと言ってもよかった。
「殿下、何とかお願いできませんか?」
「ふざけるな。俺はイスカンダルが嫌いなんだ。それもあのガキみたいな奴……」
まるで世捨て人のような行動を取る女王スターシャにそれらを支援する二人の妹。そんな彼女達をルーベルは嫌っていた。イスカンダルへの感情は崇拝どころか嫌な相手を見るかの如き感情を抱いており態々そんな奴らの相手をする気などなかった。
そしてこれはヒス副総統にとっては予測できたことだった。何しろアベルト・デスラーも「ガミラスの中で唯一イスカンダルを嫌っているルーベルが引き受けてくれるとは思わない」と言っているのだから。
それ故に、ヒスは仕方ないと
「ルーベル! 久しぶり!」
「……副総統殿?」
「殿下、これはユリ-シャ様の願いであり、総統の命令でもあります。『ルーベルは少しイスカンダルを嫌い過ぎだ。兄としてイスカンダルに好意とは言わずとも友好関係を築けるようになってほしいと願っている。その点、ユリ-シャ殿はお前を気に入っているからな。ガミラスに滞在する3日間はともに過ごすように。少しでも距離を取ろうとするのならイスカンダル星で1か月は過ごしてもらう。その間星を出る事は出来ないようにする』との仰せです」
「あにうええええええ!!???」
「ルーベル、あそぼ!」
「はぁっ!? なんでお前みたいなガキと遊ばないと……! って、抱き着くな! 離れろおおぉォォォッ!!!!」
「いーやー!!!!」
腰に抱き着くユリ-シャとそれを力づくで引きはがそうとするルーベルの姿を見てヒスはひっそりと部屋を出た。まるで兄妹のようなやり取りに少し微笑ましく感じてお邪魔虫は去るべきだろうという感情を持った事も起因していた。そしてそれをルーベルが一切望んでいない事など考慮していない。自分は総統の命令を実行しただけなのだから。例え恨まれようともアベルトが何か言えばそれ以上は何も言わなくなるだろう。
『くそっ! 俺はお前なんて嫌いだぁぁっ!!!』
『私は好きだよ!』
『俺は嫌いなんだよ! ヒス! こいつを……、って! アイツ何処に行きやがった! いなくなるならこのガキを連れていきやがれ!』
『ルーベルー! これなにー?』
『あーーーー!!!! それはさわ……!』
何やら後方から騒ぎ声と物が倒れる音がするがヒスは気にしない気にしないと公務に戻るのだった。
その後、ユリ-シャはガミラスでの滞在を大満足で終えるがルーベルはげっそりとやせ細り、二度とお守りはごめんだと思うのだった。アベルトの暗殺未遂が起こる前後の話である。
ガトランティスは2022のままか方舟のような蛮族風がいいか
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2022版で
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星巡る方舟版(2199劇場版)で
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作者におまかせ