「司令、シュルツ副指令の艦隊とテロン艦隊が接敵しました」
「よし、戦闘を開始するように伝えろ」
「はっ!」
俺がこのテロン方面司令長官となり早8年が経過した。この間に我らは反射衛星砲を用いた遊星爆弾の点火によりロングレンジ攻撃を行いつつテロンをガミラスフォーミングし続けた。結果テロンは青い星から真っ赤に干上がった星となっている。地上にはガミラスの毒素を放出する植物が生い茂りテロン人を苦しめている。だが、奴らはしぶとく生き残っており最近では艦隊同士の戦闘こそないもののテロンの監視を行っている空母や戦闘機が撃墜されたりしている。
それでも確実に追い詰めておりテロン人はやけになったのか6年前の様に艦隊を差し向けてきた。だが、今度の狙いはこのプラードだった。遊星爆弾を生み出しているのはここで間違いないし、ここを破壊できれば遊星爆弾が来ることはない。とは言えそんな事をさせるほど俺は甘くはない。
出撃したテロン艦隊には途中途中で艦載機や少数の艦隊による攻撃を行った。これらは敵を倒すのが目的ではない。道中で損耗を少しづつ与えながらやせ細ったところを大艦隊で殲滅する為だ。その為撃破出来なくてもいいから攻撃するように言っている。敵との遭遇、戦闘だけでも乗っている船員の疲労を募らせることは可能だ。これまでの調査からテロンは全て人によって艦隊が動かされている事が分かっている。我らガミラスの様にアンドロイドは用いていないらしい。その為疲労を蓄積させることは十分に効果を発揮するだろう。
そして、先程プラードを離れ敵艦隊の虚を突く様に左右を挟み込むようにシュルツが指揮する艦隊が展開した。十分な距離を保っている事から同士討ちの危険性は無いうえに敵は挟み込まれ戦術的に不利な状況へと陥らせることに成功した。
ここからは基地で待機する俺ではなくシュルツの分野だ。俺は大人しく勝利という報告を待っているとしよう。
そう言えばアイン・デウスーラは順調に建造が行われている。大量に口出しをしたせいで艦は肥大化、重武装化が進んだうえに技術者によると「兵器に出力持っていかれて航行できません!」と言われてしまったがそこは既に解決済みだ。アイン・デウスーラを引っ張る足専門の艦艇を作らせたのだ。タイア・ホンドと命名したこの艦はガミロイド兵のみで運用する。アイン・デウスーラはゼルグート級戦艦を超える装甲を持っているため確実にタイア・ホンドを敵は狙ってくるだろう。そうなれば損耗率は高くなる。故にいくらでも替えが効くガミロイド兵のみで構成する。タイア・ホンドも何十隻も作らせ破壊されようとも減らない状況にする。
費用が想定の十倍くらいになったがそこは兄上に頼み込みだしてもらった。これにはヒス副総統から長々と説教を喰らったが後悔はしていない。完成した暁には度々ちょっかいをかけてくるガトランティスだろうと何だろうと殲滅してこの艦の力を見せつけてやるさ。
「司令!第8惑星を未確認の飛行物体が通過しました!」
「何?隕石か?」
「ち、違います!識別不明ですが宇宙船と思われます!テロン方面に向けて高速で飛行中!」
「何だと!?つまり外宇宙から来たというのか!?それに識別不明という事はガミラスの物ではない……。まさか!?」
「っ!その船がテロン艦隊に向けて何かの信号を発しました!」
「やはり……!この艦隊は囮か!その宇宙船を攻撃させろ!」
「ダメです!早すぎます!今
「馬鹿な……!早すぎるぞ……!シュルツに連絡!敵艦隊を確実に沈めろと伝えろ!一隻とて逃すなと!」
こうなった以上あの宇宙船が何なのかは分からないし追いかけようにも早すぎる上に大半はテロン艦隊と戦闘中だ。まさか数少ないであろう艦隊を囮に使うとは……。それだけ重要な事なのかもしれない。今はこの怒りをテロン艦隊の全滅と言う形で発散させよう。
しかし、テロン艦隊は一隻だけ取り逃がした上に最後まで抵抗した敵駆逐艦により陣形を崩され艦を一隻失ってしまった。
その後その駆逐艦は被弾しゼダンの
そしてこれより暫くして地球より一隻の船が出発した。その名はヤマト。後にガミラスを多いに引っ掻き回しルーベル・デスラーが「いつかぶっ壊す」と誓う事になる船はイスカンダルに向けて旅立つこととなるのだった。
ガトランティスは2022のままか方舟のような蛮族風がいいか
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2022版で
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星巡る方舟版(2199劇場版)で
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作者におまかせ