最近2205を見ました。
何を間違えたのか。直近はそればかりを考えている。
惑星プラートの基地を失い、数多くの部下と戦力を失った。僅かに残されたのは30にも満たない艦艇のみ。
幸か不幸か兄上は俺に罰則を与える事はなく、大量の物資の援助を送ってくれた。だが、これもあくまでも尻拭いのための物資だろう。自らの失態は自らの手で取り消せ、と。
「シュルツ、すまないが後は任せる。」
「ザーベルク! ヤマトの監視及び追跡は我らにお任せください。司令はお休みください」
「……すまない。本当に、すまなかった」
俺はそれだけ言い、艦橋を後にする。……部下を失ったのは俺だけではない。シュルツもそうだ。むしろ俺よりも悲しんでいるかもしれない。何しろ同族を多く失ったんだから。俺なんかよりも苦しいはずだ。なのに、あいつは俺にはそんな様子はみじんも見せず、淡々と自分のやるべきことをしている。
「……くそがっ!」
部屋に入り、俺は壁に手を思いっきりたたきつける。今は何でもいいからこの感情をどこかに吐き出したかった。
畜生。なんなんだよあれは! ふざけるな! 滅びゆく星があんなものを作り上げるだと!? あり得ないだろ! こっちは大型船を作るのにどれだけの年月をかけていると思っているんだ! なんで今さら、今さらあんなのが……!
「くそがっ! くそがぁぁぁっ!!!」
俺は激情に流されるまま、血が出るのも構わずに壁を暫く殴りつけるのだった。
「……」
「……司令はかなり参っておられましたね」
「仕方あるまい。彼にとっては初めての挫折だ」
シュルツは艦橋より下がったルーベルについてそう理解していた。総統の弟として軍人としてこれまで目に見える失態を犯したことはなかった。むしろ軍人としてみれば優秀と言える程成功例しか経験してこなかったのだ。
しかし、その結果として初めての失敗は悲惨なものとなってしまった。侵攻先の蛮族、それも技術的に大幅に遅れている格下の相手に敗北に次ぐ敗北の末基地と多くの部下、艦艇を失ったのだから。まだ艦隊機能が出来るだけの船を救出できたのが幸いだろうがそんなものは気休めでしかない。普通なら降格処分では済まない失態だ。
「話によると総統閣下はかなり激怒しておられると言う。噂だが何やら自ら処罰に繰り出そうとしたほどだという」
「なんと!? 仲は良いと聞いていましたが実際は違っていたと?」
「分からんが少なくともこのままでは我らはヤマト相手に特攻しろと言われかねないだろう。その場合は司令だけでも逃がしたいとは考えているが……」
今のガミラスにおいてルーベルのようなガミラス人以外に対等に接する人物は少ない。それもその実力を買って部下にする者等まずいない。それだけにルーベルはここで失うわけにはいかないとシュルツ以下共に戦ってきた彼らは考えていた。
「最悪の場合は同志たちと共に司令を連れて独立する事も……」
「副指令! 味方の補給船がランデブーを要求してきています! ゲール司令からの補給です!」
「何だと!?」
一瞬、不穏な考えをしたシュルツの思考を止めたのは補給線接近を知らせた兵士だった。彼の顔は笑みを浮かべており、これが朗報である事に間違いなかった。
「補給内容は?」
「食料や弾薬に加え……、新型のデスラー魚雷と呼ばれる特殊魚雷のようです」
「分かった。直ぐに補給を受けられるようにするんだ! それと司令の部屋の通信をつなげ! このことを報告する!」
「了解しました!」
「ヒス君。弟に対して補給は送ってくれたかね?」
「勿論です総統。命令されていた全ての物資を送っております」
「それならばよかった。……次の祝賀会で面白い余興を用意した。楽しみにしていたまえ」
「分かりました。……ちなみにですが総統」
「なんだね?」
「補給の護衛としてゼルグート級を含む艦艇1000隻の護衛とありますがこれは?」
「不思議かね? 補給には重要物資を積んである。それくらいの護衛は必要だ」
「……物資を届けた後の事は白紙になっていますが……」
「……」
「……まさかとは思いますがルーベル殿下に指揮を取らせようとはしませんよね?」
「なに、リベンジに艦艇は必要だろう?」
「いや、この艦艇帝都防衛の艦隊が全て混じっているんですが? 帝都が丸裸になりますよ?」
「1000隻を集めるのは中々難しくてね」
「いやそもそも向かわせんなよ」
「……」
護衛艦隊は必要最低限になりました。
ガトランティスは2022のままか方舟のような蛮族風がいいか
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2022版で
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星巡る方舟版(2199劇場版)で
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作者におまかせ