「ゼルグート級戦艦か……。気に入らん」
俺は建造された冥王星基地にて本国から送られてきた報告書を読んでいた。内容は急激な領土拡大によって不足する兵士の代替えとしてガミロイド兵の大量投入という事と最新鋭戦艦ゼルグート級戦艦の建造と言う事だった。
ゼルグート級戦艦はスペック上ならこれまでのどの船よりも装甲、火力が高いらしく一番艦にゼルグートⅡ世。二番艦に兄u……デスラー総統の座乗艦となるデウスーラとなっているようだ。
……何であn、総統閣下の座乗艦を一番艦にしない!?何故二番艦にした!?これもあの
「シュルツ!シュルツはいるか!?」
「はっ!なんでしょうか?」
「ザルツ人の技術者はガミラス人にも負けない程優秀だったな?」
「……そのように自負していますが……」
「今すぐに技術者を可能な限り集めろ!今すぐにだ!」
「は、はい!」
俺は最近部下になったザルツ人のシュルツに銘じて技術者を集めさせる。ここに来るまではドメル将軍の下で艦を動かしていたらしい。ドメル将軍配下だったという事もあり彼はかなり優秀だ。いずれテロンの殲滅後はここの基地司令に任じてもいいかもしれない。
因みに技術者を集めさせたのはゼルグートなど足元にも及ばない戦艦の建造をさせるためだ。
シュルツの行動は早かったようで一月も経たずに技術者がこの基地にやってきた。
「諸君らの中でどれだけ聞いている者がいるか分からないが本国にて最新鋭戦艦が建造されることになった。スペック上なら前ガミラス艦を上回るらしい」
最新鋭戦艦の建造と言う言葉にざわめきが起こるがそれを制して話を続ける。今は技術者のざわめきを待っている余裕はない。
「そこで私は諸君らに最新鋭戦艦に負けない戦艦の建造を依頼する。期限は無期限、と言いたいが十年以内だ。資源、資材、資金。全て俺が負担しよう」
俺は兄上から十分な額の金銭を貰っている。それは軍に入隊した今も変わらない。ただ、欲しい物は特になかったし手を付けていなかったからかなりの額が溜まっている。それこそ星を買えそうなくらいにはね。
「また、建造に成功すれば諸君らの家族も含めて一等臣民になれるようにしよう。……無論、諸君らは拒否をしてもいいし断ったからと言って何かするつもりもない」
「最新鋭戦艦に対抗できる戦艦か……。面白そうだな」
「ザルツ人の実力を見せるチャンスだな!」
「俺はやるぜ!」
「俺も!」
どうやら技術者たちは乗り気のようだな。……だが、ガミラス人の技術者も呼ばないとな。彼らの知らないゲシュ=タム機関の製造などあるだろうしな。それとa……総統閣下にも報告をしなければいけないな。
見ていろよ、
我が尊敬する兄上へ
兄上は元気にしておりますか?俺は銀河方面軍で艦隊を率いてガミラスの存在を知らしめております。最近はテロンの活動も落ち着いており前線基地の建設も完了しました。まもなく侵攻を行う予定です。
それとくs……ゼーリック国家元帥殿が最新鋭戦艦の建造を行ったと聞きました。兄上の座乗艦もその二番艦で決定しているとか。俺としては兄上の艦は一番艦の方がいいと思います。
なので俺も対抗して作る事を決めました。ガミラス人の技術者など一部こちらに連れてきますがお許しください。必ずやあの屑野郎の艦をダサくて弱い旧式艦にして見せます!良い報告をお待ちください!ガーレガミロン!ガーレデスラー!
「……総統、今のは?」
「親愛なる弟からのメッセージだよ、ヒス君」
「で、ですが(国家元帥を屑野郎……)」
「問題ないだろう。若気の至りと言う奴だ。好きにさせておけばいい」
「予算などは一体……」
「私が上げていた金銭から払うようだ」
「……一体どれくらい出したのですか?」
「さてね、この前金額を見たら軽く星を買える値段が入っていたよ」
「……総統、エリザ殿の件といい身内に甘すぎませんか?」
「そんな事はないさヒス君」
「……できれば明後日の方を向かずに私の方を見て言って欲しい物です」
ガトランティスは2022のままか方舟のような蛮族風がいいか
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2022版で
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星巡る方舟版(2199劇場版)で
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作者におまかせ