「諸君、会議を始めるぞ」
俺の言葉に従い会議が始まる。出席者は俺以外はほとんどザルツ人だが元々ドメル将軍の下で行動していたシュルツを始め優秀な人材が多い。むしろ純血のガミラス人よりも勤勉な彼らの方が時と場合によっては上回るだろう。
「まずはD.A.97前期に行われた第4惑星での戦闘は我らの勝利に終わった」
この戦闘は比較的楽であった。こちらの艦隊に対し相手は物量で押し切ろうとしたようで何倍もの戦力を出してきたが元々艦の性能はこちらが圧倒的に上なのだ。敵のビーム砲はこちらの装甲を貫通出来ず、こちらの攻撃は当たれば確実に破壊できる。唯一懸念すべき敵の魚雷攻撃も肉薄させない限りは問題ない。
結果、こちらの損害は0に抑えつつ敵の艦隊を殲滅した。確認できる限り戦艦と思われる艦一隻以外は全て轟沈させた。
「だが、問題は次だ」
その半年後に行われた海戦はこちらの敗北に終わった。……とは言ってもあちらの艦隊損耗率の方が多い。だが、だが!こちらはこれまでとは違い20近い艦を失った。その全てが駆逐艦であり先行部隊だったとはいえ初めての損害だ。
「敵の艦は確実に減り、支配地域も減ってきている。この海戦が行われた第4惑星の基地や都市は全て破壊し、敵をテロンのみまで押し込んでいる。だが、敵もこちらにそれなりの被害を出せる程度には手ごわいことが判明した。駆逐艦とは言え艦が沈められるのは避けたい。ゲール少将もこちらばかりに優先して艦を回せるわけではないからな」
「つまり今回の議題は艦の損耗を抑えつつ敵を叩く策を考えるという事ですか?」
「そうだ。アイン・デウスーラはまだ設計図の作成段階だし、惑星間弾道弾も数に限りがある。……というより我らはそもそも持ってきていないしそんな物を置いとけるほどこの
「……ならば面白い兵器がございます」
「何だシュルツ?」
「反射衛星砲です」
そう言ってシュルツは詳細なスペックを提示してくる。……確かにこれは素晴らしいな。兄上の望むガミラスフォーミングにも適している。多少準備に時間はかかるが現状の資材で作成は可能だ。
「素晴らしい!これはザルツ人の兵器か?」
「はい。残念ながら機動戦術を用いるドメル将軍とは相性が悪い兵器なので使用はしませんでしたが、この状況には適していると判断しました」
「敵がロングレンジ攻撃を止めようとすれば必然的にこちらが待ち構える立場になる。敵の魚雷を用いた潜伏奇襲もやり辛くなり艦隊の損耗も防げる……。よし!シュルツ、すぐに作成を行え来年にはどんどん放てる状態にするのだ!」
「ザー・ベルク!」
他にも議題はいろいろとあったがどれも順調に消費した。今回の会議で一番良かったのはやはり反射衛星砲だろう。それにこれは兵器にも転用できる。絶対に攻撃が来ないと思われる箇所から奇襲ともとれる攻撃を行う事が可能だ。兵器用に出力を向上させたものも作ってもいいかもしれないな。
そうして時は流れ、ガミラスがテロンと呼ぶ惑星・地球は遊星爆弾により真っ赤な土地と化した。これを止める術を地球は持っておらず、ただただ自分たちの故郷が変貌していく様を見ている事しか出来なかった。
だが、そんな彼らを神は見捨てていなかった。
ガトランティスは2022のままか方舟のような蛮族風がいいか
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2022版で
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星巡る方舟版(2199劇場版)で
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作者におまかせ