Roselia Fantasy Online -古竜と花嫁- 作:ゆるポメラ
続けての投稿になります。
それではどうぞ。
「いや~! ムリムリ! これはムリだって! タイミングがつかめないよ~……」
「リサ姉! あとちょっと! 今のは、ちょっとだけタイミングが早かった感じ!」
「今井さん、頑張りましょう(*‘ω‘ *)」
「リサちゃん、ファイト(/・ω・)/」
ヨルベ鉱山にて。
一行は、リサと友希那のレベリングをしていた。
リサからしたら、かなり難しい。あこと悠里と燐子が連携のやり方を教えてるのだ。
「え~、またやるの~……? 3人ともかなりスパルタだな~……」
「こんなことでくじけてたら、ドラゴンなんて倒せないよ!」
「あーもう、わかった! わかったから、せめて1回休憩させて。モンスターと仲間の行動見ながらタイミング良くしなきゃって、考えすぎて頭パンクしそうなんだから」
あこはそう言うが、リサからしたら両手に鉛筆を持ちながら別々の絵を描いてるような感覚である。それをぶっ続けてやれば、そりゃ頭もパンクしそうにもなる……
「バンドだとあことのタイミングもばっちりだから、練習すればできるようになるって!」
「ベースと一緒かぁ……なるほど、そういう考え方もあるね~……」
「仕方がありませんね。では、この戦いが終わったら一度休憩にしましょう。どうやら湊さんも苦戦しているようですし……」
リサがそういう考えもあるのかと納得してると、紗夜がひとまずこの戦闘が終わったら、休憩しようと言った。
「このボタンを押して、次はここを……あら? これは……アイテムウィンドウ? これじゃないわね。えっと……こっちだったかしら?」
「友希那さん、それはチャットウィンドウですよ!」
「本当だわ。……この方が、会話が見やすいわね」
「そうじゃなくて~っ」
友希那は友希那で、操作を盛大に間違えていた。
本人は真面目に覚えようとしてるのだろうが、アイテムウィンドウを開いてしまったり、チャットウィンドウを開いてしまったり……
あこが指摘すると、何故かチャットウィンドウの感想を言う友希那。
「まったく……2人とも、少し落ち着いてください」
「すべてを同時にする必要はないんです('ω')/ まずはゆっくり、1つずつ入力していってください」
「落ち着いて、1つずつ……」
「そう言われても~……」
燐子に落ち着いて、1つずつ入力すればいいと言われるが、これが意外と難しい。頭では解っているのだが……
「モンスターの攻撃は私が防いでいますから、落ち着いて1つずつ、確認しながら進めてください」
「レベリングに邪魔そうな状態異常持ちのモンスターは僕が仕留めておくから、安心してね(・ω・)ノ」
2人がレベリングしやすいように、紗夜と悠里が前衛をカバーする。
あこと燐子も友希那とリサが攻撃した瞬間にモンスターが倒せるように、ダメージ調整を行っていた。
「うん! アタシ、もう少しがんばってみる……!」
「…………」
「友希那ちゃんは大丈夫かな? かな?」
「ええ、大丈夫よ。どのボタンが何に対応しているのか、やっとわかってきたわ。ここからは私も戦闘に参加できるはずよ」
「みー☆ それは頼もしいね(/・ω・)/」
自分達のサポートをしてくれる4人を見てリサは、頑張ると意気込む。
悠里が友希那に操作とかは大丈夫?と訊くと、彼女はどのボタンが何に対応しているのかやっと解った。
「さっきまでめちゃめちゃ間違ってたけど……ホントに大丈夫かなあ?」
「少しずつだけどスキル発動の成功率も上がってるし、きっと大丈夫だよ('ω'*)」
「いざという時は、私達がカバーに入ればいいことです」
「そうそう♪ その為に僕達がいるわけだし(・ω・)」
その為のパーティでしょ?と悠里が付け加える。
「そうだね。それじゃあ、皆さん。もう少し奥に行ってみましょうか。ダンジョンの深さにもよりますが、一気に『祝福のティアラ』のゲットを狙ってもいいかもしれません」
「ええっ!? それはちょっと早すぎない?」
とりあえずもう少し奥まで行ってみて、『祝福のティアラ』の入手までやってもいいんじゃないかと燐子が進言するが、あこが早すぎないかと言う。
「私は構いませんよ。レベリングばかりでは、飽きがきてしまう頃でしょうし……それに私も、そろそろ────」
「そろそろ? 何かあるんですか?」
「……いえ、こちらの話です。とにかく、一度奥へチャレンジしてみましょう」
「僕も紗夜ちゃんの意見に賛成かな。まずはやってみる。これ大事……それに僕も、そろそろ────」
「? あこはもちろんオッケーだけど……」
「………(氷川さんとゆうりくんの様子……何か考えがあるのかな……?)」
紗夜と悠里を見て、何か考えでもあるのかな?と思う燐子。
「私達では判断がつかないわね。燐子、一体どうすべきだと思う?」
「えっΣ(゚□゚;)? あ、はい! 奥に向かって、問題ないと思います! 少し試して、難しいと感じたら改めてレベリングという流れにすれば、大丈夫なはずです」
「それもそっか。じゃあ行こっか! リサ姉と友希那さんの本格デビュー戦!」
友希那の問いに、このまま奥に進んでも問題ないと言う燐子。
「改めてそう言われると、ちょっと緊張しちゃうんだけど……うん、がんばるしかないよね。相手の行動を見て、仲間の位置を確認して、行動……よし。次こそ活躍してみせようね、友希那!」
「ええ。少なくともアイテムウィンドウは開かないと思うわ」
「ほ、ホントに大丈夫かなぁ~……」
疑ってる訳ではないが、あこは友希那が危なっかしい操作とかしないか不安だった。
そんなあこを見て……
「じゃあ、友希那ちゃんとリサちゃんが上手くプレイできたら僕が何かご褒美をあげるよ」
悠里が提言した。
すると友希那から『それは何でも?』とか、リサからは『悠里の膝枕とかでもいいの?』等が何故か秘密チャットで送られてきた。
「内容にもよるけど、僕が出来る範囲だったら構わないよ(・ω・)」
「さあ! 早く行くわよ!」
「友希那さんがなんかすごいヤル気満々だ!? ゆうりんなんで!?」
「みぃー。なんでだろうね~☆」
一体、友希那ちゃんは僕に何を要求してくる気なんだろ?と悠里は内心思っていた。
こうして6人は、ダンジョンの奥に進む事になった。
余談だが……
「あの、悠里さん……私もその上手くできたらご褒美が欲しいんですが……ダメですか?」
「わ、わたしも……ゆうりくんからのご褒美……欲しいな……」
紗夜と燐子もちゃっかり悠里に秘密チャットを使ってご褒美を要求していた。
読んでいただきありがとうございます。
りんりんの顔文字……めちゃくちゃ難しいなぁ……(苦笑)
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。