バレンタインって何時だっけ?
あと短いです。
バレンタインデー、それはリア充がイチャイチャし、それを見た非リア充が心の中で中指を立てる日である、説明が変だって?細かいことはいいんだよ、このロドスでは関係ないのだから、なぜなら
ダダダダダ!バンバン!
カン!キン!ザシュ!
ドクターにチョコを渡すためにドクターLove勢が戦争を引き起こす日なのだから
ドゴォ!
「グハァ!」
「エンカクが巻き込まれた!?」
「この人でなし!!」
既にロドス内の様々な場所で被害が多数起きており、もはや地獄絵図になっていた、特に酷いのは執務室に続く通路である、ドクターはだいたいそこに居るからだ
「退きなさい」
ガァン!
「ッ!人に対してやる戦い方じゃ無いでしょそれ」
スカジの【軽い】一撃をナイフでなんとか反らすサルカズの傭兵【W】はそう呟く、その左手にはスイッチが握られていた
「ほらお返し!」
「!!」
ドガァァァン!!
先程のやり取りのさいに爆弾を置いていたWはスイッチを入れて爆発させる、殺傷力は低いものの、衝撃等は変わらない物を使っている、くらえば気絶するのだが
「…フン」
「やっぱ効かないか、アンタといいドクターといい、頑丈過ぎない?」
「お先!」
そうやって二人が争っている間にアンジェリーナが頭上を飛んでいく
「あっ」
「ヤバっ!」
飛び越えられた二人はアンジェリーナを追う、執務室はすぐそこにあり、このまま邪魔が入らなければアンジェリーナが最初に到達する、邪魔が入らなければ
「行かせません!」
「うわ!アーミヤ!!」
アーミヤがアーツを使いアンジェリーナのアーツを妨害し、墜落させる、アンジェリーナは着地すると走り始めた、アーミヤもアーツで身体強化して走り出す、そこにスカジとWも追いつく
「スカジさんはともかくなぜWさんもいるんですか!?」
「はぁ?一応世話になってるし、感謝してるつもりよ、当然イタズラも入ってるけど!」
「…見えた!」
執務室のドアが見えた四人はラストスパートと言わんばかりにスピードを上げる、そしてほぼ同時に部屋に飛び込んだ
「「「「ドクター!」」」」
「ん?」
「おや?」
そこには青い先客がいた
「皆さん、どうしましたの?」
「いや、なんでいんのよアンタ!」
「私ですか?今日はバレンタインじゃないですか、ですからドクターにチョコケーキを作って来ましたの」
「…え?ちょこけ、え?」
そんな色をしていないケーキを見て思わず素の声が出てしまうW、他の面々は見慣れているためケーキの種類が分からない程度であった、そうしていると奥からもう一人現れた
「ドクター、ハーブティーがカモミールしかなかったが…って」
「あ、ノヴァ…じゃなかった、スノウさん」
「…どういう状況だ、これ」
「Wがアズのケーキ見て固まった」
あぁ…と納得する
「んで、どうしたんだお前ら」
「私たちはドクターにバレンタインチョコ、あっ」
「…なんでお前ら互いに構えてんだ、おいやめろ!ここで暴れんな!」
執務室で戦争が始まり巻き込まれそうになる三人、この後さらに人が増えてとんでもないことになるが、それはまた別の話…
………
その日の夜、ドクターは自室のリビングにある机の上に二つの箱に気がついた、ひとつは緑の箱で中には形は悪いが普通のチョコクッキーが入っていた、もうひとつはピンクと白の箱で、こちらはオシャレなデコレーションのされたトリュフチョコだったという、ひとつは誰の物かはわかったものの、もうひとつについては見当がつかなかったとか
最後のチョコは一体誰からの物だったのか…
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