後悔はしていない。
続かないかも()
では、ほんへどぞー。
────ありがとう。
それが最後に聞いた主人の言葉。
使ってくれたこちらとしてもありがたい限りだった。
俺は、主人のためにきちんとやれたのだろう。
凄く、満足した顔をしていたのを覚えている。
あのゲームのようでリアルだった戦いは今でも鮮明に思い出せる。
そうだ、主人が覚悟を決めたあの時。
あの憎きガンダム擬きの頭部を貫いた時、主人が覚悟を決めてくれて俺は嬉しかった。
あのまま前に進めなければ、また後悔してしまうと思って‥‥‥。
それから‥‥‥それから、何だ?
思い出せない。
せっかく主人と共に作った答えを探す旅路が、その先から思い出せない‥‥‥!
何故、どうして、頭が痛い。
あの時俺は確かに‥‥‥!
目の前に主人がいる。
でも、段々と遠ざかっていく。
待ってくれ主人!
俺は、まだ主人と旅路を‥‥‥!
‥‥‥瞬間、視界が光に包まれる。
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「‥‥‥ん‥‥‥?」
潮の匂いがする。
いつか主人が言っていた"海"というやつだろうか。
足元がやけに冷たい。
‥‥‥打ち上げられているのか、俺は。
おもむろに身体を起こす。
少し離れた場所にシールドとスプレーガンも打ち上げられていた。
「何処だここは‥‥‥」
拾ったスプレーガンを点検し、何とか普通に使える事がわかると、腰の後ろにマウントさせる。
やはりというか、頭が若干痛い。
それに、以前の事を思い出そうとすると余計に頭痛がひどくなる。
今は止そう。もっと落ち着いた頃にゆっくりと思い出せばいい。
ここで突っ立っていても仕方がないので、ここを探索することにする。
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あれから二時間程経った。
どうやら無人島のようだ‥‥‥。
現在は島の中心部付近で探索をしている。
探索する途中で幾つかわかった事がある。
俺はコアガンダムだ。水辺で顔を見たのだから間違いない。
そして、主人の事を思い浮かべた時に驚いた事も一つ。
なんと俺自身が主人の姿になったのだ。
これは何の悪戯かわからないが、今後人に会うことがあれば主人の名を名乗らせてもらおう。
‥‥‥主人には申し訳ないが。
「‥‥‥あれは‥‥‥!」
ふと大きな森林地帯に入ると、見慣れた戦闘機が墜落していた。
墜落した際に付いたであろう葉っぱや土を落とすと、それはさらに明らかとなる。
「アース、アーマー‥‥‥」
それは見間違うことなく、アースアーマーだった。
ただ、燃料がないのかうんともすんとも言わない。
参ったなこれは‥‥‥と思案しながらアースアーマーの機首に触れていると、そのキャノピーに光が灯る。
なるほど、エネルギーバイパスか何かで俺のエネルギーをアースアーマーに委譲したのか。
そっと手を離すとそれはゆっくりと離陸を始め、俺の目の前でホバリングする。
「乗れ、ということか」
アースアーマーの意思を汲み取り、その上に飛び乗る。
どうやら俺の意識した行動をそのまま取れるようだ。
恐らく戦闘になれば心強いパートナーになるはずだ。
「‥‥‥さて、ここに留まるのはこれくらいにしておくか」
まずはこの無人島から出て、人とコミュニケーションを図ってみなければ。
その意思を感じ取ったのか、アースアーマーはゆっくりと高度を上げる。
さぁ、行こう。
俺の答えを探す旅路へ。
To be continued.
という訳で第1話もといプロローグ、いかがだったでしょうか。
ほぼ久々の執筆で至らぬ点も恐らくあるかもしれませぬ‥‥‥(白目)
こんな作品で良ければ、今後とも付き合ってくだせぇ。
では、次回更新でお会いしましょう。
ではでは( ´-ω-)ノシ