Hello parallel World! Possibility of a carrier 作:何処にでも居る佐藤
プライベートランキング実装のお祝い的な意味も含む
俺は逃げた。
二人とその他大勢と巨鳥との戦いから。
俺は逃げた。
二人が刑事さんの目を覚まさせる現場から。
…そして、気づくと俺は何処かの屋上にいた。そして、この街が大きく揺れていた。
…今度はなんだ!?そう思った。思ったが、気付いた時には、俺は目の前のふたりの会話に意識を注いでいた
金髪の少年と、ピンクの髪色をした少女だった
内容は理解出来なかったが、少年が少女を殺そうとしている事は把握した。
…俺はそれが許せなかった。今思えば驚くべき事だが、どうやらその時俺は女の子を傷付ける事に頭に来ていたらしい。そんな小学男児のような事を考えていたのかと驚いた。
話を戻そう。その時俺は少女を助ける方法を探し、ずっと避け続けていた左腕に目を向けた
…所々にヒビが入り、その間から黄色い光が漏れていた。
…いける。何かはわからなかったが、そう思った。
俺はその腕をゆっくり二人の方に向け、腕を展開させる。
流石に気付かれたのか、二人がギョッとした顔で俺を見てきた。
…今すぐにでも逃げ出してしまいたかった。既にその時には後の足は少し逃げていたのかもしれない。
…でも、俺は逃げなかった。逃げたく無かった。
…流石に、誰かが死ぬのは、あれ以外に見たく無かった。
あの光に包まれた景色を頭に浮かべながら、俺は腕の力を解き放った
…それが守ろうとした少女に当たるとは思っても見なかったが。
だが、それが結果的によかった。
一度砕けた少女を見て、俺は膝から崩れ落ちかけた。
だが、それは少年の顔を見て直ぐに立て直した
「え〜…なにこれ、ボクこんなの知らないんだけど?」
顔を真っ青にしながら少年が呟く。その後、何処かから声がきこえた
「…ボクのタマシイはかつて天上に、女神は地上に落ち、
俺でも解る。かつて無い程の力が、この街に集っている!
「…メシエの名、姿、肉体すらもボクのあるべき姿じゃ無かった。女帝のタロットを持ってしても、ボクはここまで到達できはしなかった。…ああ、今だからこそ、よくわかるよ。…キミ達観測者がどれだけ規格外なのかがね!」
そして、文字通りの神が降臨した。
…あれ…?意識が…?
「なにそれ!?ボクホントに知らないんだけども!?なにその姿!何その力!ゲームバランス崩壊は良くない!!!」
ベオが存在階位を格段に上げた
「…観測者として、そして女帝のタロット所持者の頃のメシエに、感謝しないとね。…お陰でボクは、この街を永遠に守る事が出来る…!」
そして女神が力を振るう。その余波だけでベオは後に下がった
「…ほんと、なにこれ。…観測者の筈のボクが…負ける…?」
混乱するベオに、メシエは容赦なく断言する
「…観測者であり、タロット所持者である事までは同じだよ。でも、唯一違うのは…ボクが、更に上位の女神になれた事だよ!」
ベオは滅びた