BanG Dream! S.S.B.N. - 少女たちとの生活 完結倉庫 -   作:津梨つな

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最終回


堕ちる日々(終)

 

 

 

 今日、俺は人生を決める。

 今その決戦の場へ―――花音さんの家へ向かっているところだ。

 すぐ近所にあるとは言え、歩いていくには数分はかかる。その間、以前宣言した直接対決の日の事を思い返してみよう。

 

 

**

 

 

 正式に付き合いだしたあの日。…元彼に一発かますと決めたあの日から、毎日どちらかの家で一緒に過ごし、親とも仲良くなり、花音さんの友人にも紹介され…と外堀も同時に埋めていくような付き合いが続いた。全ては花音さんの提案だったが、今思い返せばそれで正解だった気がする。

 その蜜月の日々の中には当然、宣言通り元カレ云々について行動した日もあった訳で、その出来事がなければ二人の仲がここまで深まることもなかったんじゃないかと思っている。

 

 

「○○くん……ほんとに、ほんとに会ってお話するの?」

「ええ、勿論。言ったじゃないですか。」

「そう、だけど……でも、もし何かされたりしたら…」

「全然大丈夫ですよ。この場合どっちが悪いのかなんて明らかですし、このまま放置していても俺達は幸せになれない。…ならやるしかないんです。」

「……うん…。」

「今もまだ、この前の人とは連絡を取り合ってるんですよね?」

「…うん。」

「よし、じゃあやりましょう。」

「えっと……色々、ごめんね…?」

「謝ることなんてないですよ。…ここに、呼んじゃってください。」

 

 

 場所として選んだのは花音さんの部屋。案内もなく辿り着きやすい場所だし、プライベートな内容を話すにはこういった公ではない場所のほうがいいと思ったのだ。

 逆に公共の、喫茶店やファミレス等の店のほうが安全かも…とも一瞬考えたが、誰に聞かれているか分からない状況で振られる事を考えると、より後に影響してくるかと思い却下とした。

 不安そうな顔のまま電話をかける花音さん。短い電話であったが、「今後のことでお話がしたいから」ときちんと伝えられたようだ。

 電話を終えた花音さんは、スマホを置くや否や正面から抱きしめてくる。背中に回された両腕は、疚しい事など考えられないほどに震えている。

 

 

「大丈夫ですよ。きっと。」

「ふぇぇ……申し訳ないよぅ…。」

 

 

**

 

 

ピンポーン

 

「…あっ」

「出てもらっていいです?」

「う、うん……。」

 

 

 彼が来たようだ。既にちゃぶ台周りに人数分の座布団は敷いてある。俺も冷静に、言わなければならないことを整理しつつ備えている。

 待つこと数分。いくら何でも遅いんじゃないかと緊張感を解きかけたところでリビングのドアが開く。

 

 

「おじゃましまー……あっ。」

「…どうも。」

「なんだ()()()()()…やっぱりこの前の子じゃんか。」

「ふ、ふえぇ…。」

「?……会ったことありましたっけ。」

「あぁごめん。直接会ったことはないけど…写真とか遠巻きに見たりはしてたよ。」

「はあ。」

 

 

 現れたスラっとした長身の男性。俺の事を見たことがある、という彼は、とてもしつこく復縁を迫ってくるような嫌な奴には見えなかったが果たして…。

 

 

「…○○くん、だったっけか。」

「はい。」

「あぁ、立たなくていいよ。…向かい側、失礼するね。……よっこらせっと。」

 

 

 俺の向かい側。ちゃぶ台を挟む形で腰を下ろす。……くそ、見れば見るほどいい人に見える。顔も整っているし、話し方も物腰も大人な雰囲気すぎる。

 

 

「まずは自己紹介と行こう。ちゃんと、話ができるようにね。」

「はい。ええと俺、いや僕は…。」

「君のことは大丈夫。のんちゃんから散々惚気られているからね。」

「…へ?」

「も、もう、リョウくん、余計なこと言わないでっ」

「ははは、ごめんごめん。」

 

 

 あれ、結構普通に仲良さ気だったりする?もっとこう、ギスッているような間柄を想像していたんだけど…。花音さんを躱し、咳払いを一つして続ける"リョウ"と呼ばれた彼。

 

 

「僕の名前は佐崎(ささき)(りょう)。のんちゃんを…ああいや、花音を小さい頃から知っている、幼馴染のような関係さ。」

「……元彼…じゃないんですか。」

「??違うよ?……なんだ、のんちゃん説明してないの?」

「あうぅ……」

「はぁ。これは長い話し合いになりそうだなぁ…。」

 

 

 未だ理解が追いつかない俺を他所に、亮さんの話は続いていく。

 

 

「一つずつ整理していこうか。まずは君が言う元彼について。…君が聞かされているとしたら、元彼からしつこく復縁を迫られて…とか言う奴かな?」

「そうです。」

「ふむ。そいつに関しては僕もだいぶ手を焼いていてね…。僕はその件について相談を受けていたに過ぎないんだが、どうにも面倒な案件なんだ。

 だから正直、のんちゃんの気持ちとか周囲の人間がある程度固まるまでは手を出すに出せない案件だと思っていた。」

「というと?」

「…仮にも同じ大学に通っているんだ。下手な真似をして、その後の学校生活や人間関係に影を落とすようなことになったら?……そういう心配は、やっぱりあるだろう?」

「確かに…。」

「だからさ。のんちゃんの気持ちはどこに向いているのか。万が一のことを考えたときに、味方になってくれるような…この子を受け入れてくれる環境ができるまではどうしようもなかったってわけさ。」

「はぁ…。」

「…今はもう、君がいるだろう?」

「でも、それなら亮さんだって…」

「僕?僕は無理かなぁ。いくら昔から知っている子だとしても、飽く迄妹みたいなもんだし、人生丸っと背負えるかってなると無理な話だ。僕にも僕の家庭があるしね。」

「家庭?…亮さん、今おいくつですか?」

「もうすぐ30だね。アラサーってとこだよ。……子供もいる。」

 

 

 懐から取り出したスマホで幸せそうな家族写真を見せられる。「僕にとっては大切な宝物でね」と付け足されたが、そんな言葉が不要なくらい幸福感あふれる一枚だった。

 ……じゃあ本当に、この人は…。

 

 

「花音さん。……俺に全部を説明してくれたわけじゃなかったんですね。」

「ひぅっ。……ご、ごめんなさい…でも、どこから話せばいいか…あぅ。」

「まぁ、あんまり責めないでやって欲しい。この子が一番辛い状況にあるんだ。…それにほら、ただでさえあまり頭のいい子じゃないわけだし。」

「…まぁ、確かに。」

 

 

 花音さんが流暢に何かを語っているところ見たことがない。それどころか、多分長期間の隠し事もできそうにない。

 

 

「言葉不足というか、説明不足というか…。大方その辺だろうと僕は思ってるけど…。」

「まぁ、今の話を聞く限りはその線かなぁと思いますけど。」

「ふぇぇ…。」

「さて話を戻すとして。確かに復縁をしつこく迫っている奴を僕は知っている。のんちゃんの歴代彼氏の何人目だったか…まぁ大体は、他に女ができて離れていってしまうんだけど、ソイツだけはのんちゃんを()()()しようとしたってわけだ。」

「…はぁ?」

「ああ君が怒るのもわかる。だけれども、この子自体はこんな有様だし、押されると断りきれない部分もあるからね。…飲みに行ったりもしちゃったんだろう?」

「うん……。」

「…じゃあ早くそいつを…!!」

「仮にそいつに会ったとして、君はどうするんだい?口汚く罵るのか、力いっぱい殴りつけるのかい?」

「それは…」

 

 

 どんな事情があったか、どんな人間なのかはわからないが、恐らく精神的にも未成熟な俺が対面したところで冷静に話し合うなんてできないだろう。

 じゃあどうする?どうしてこの話に決着を付けようか?

 

 

「だから僕が来た。」

「………それは?」

「ずっと相談されていたしね。…君を()()()役目も兼ねて、大人が一人居れば…ってことさ。」

「それはどうも…。で、そいつとはどうしたら?」

「あぁ……さっき僕が来てすぐに時間指定で呼んだからね。…もうすぐ来る頃だと思うけど。」

 

ピンポーン

 

 

 あまりにもタイミングが良すぎる登場だな。…今の話の通りだとするなら、このチャイムは正真正銘その元彼が来た合図であろう。

 腰を上げようとする花音さんを制止し、亮さんが玄関へと向かう。

 

 

「いらっしゃい。」

「あ?……何でてめぇがここに…」

「花音に呼ばれてきたんだろ?…奥に居るが上がるかい?」

「ったりめぇだろ。退けや。」

「…今日が最後だと思うから、話したいことがあったら手短にな。」

「あぁ?意味分かんねえよ。…退けやぁ!」

 

 

 とても穏便とは言えない雰囲気だけど大丈夫なのか…?俺にしがみつく様に顔を埋める花音さんもガタガタと震えている。

 やはりここは俺がしっかりし

             <バァン!>

 

 …勢いよく開けられた扉から入ってきたのは"如何にも"なチャラ男。見下すように見てくる目に、話し合いができる余地など微塵も感じない。

 

 

「誰だお前。」

「花音さんの…彼氏だ。」

「はっ。……お前みたいなナヨついたガキがか?…あんま舐めたこと言ってっと知らねぇぞ?」

「ナメてないけど。…あんたが花音さんに復縁をしつこく迫ってるっていう「元」彼?」

 

 

 敢えて元の部分にアクセントを置いて話す。あぁだめだこれ。…絶対喧嘩になる。

 

 

「ははぁん……何、お前もコイツの体目当てか??コイツはいいよなぁ…少し優しくしてやれば何でも言うこと聞くし、周りから孤立させりゃすぐ依存してくるしよぉ…」

「やめろ。俺はあんたとは違う。花音さんが好きでいてくれるから、花音さんが大事だと思うから、ずっと一緒に居たいってだけだ。

 あんたみたいに汚い欲求を満たすためだけに関係を持っているわけじゃあない。」

「○○くぅん……。」

「あ?…訳分かんねえこと言ってんじゃねえよ。ずっとモテずに一人寂しく講義を受けてるだけのコイツを誰が拾ってやったと思ってんだ?あぁ?」

「……もうやめとけ二人共。」

「亮さん…?……そのスマホは…」

 

 

 ヒートアップしていく空気の中、唯一冷静な声が。

 部屋の入り口、元彼野郎の後ろでずっと何かを操作していた亮さんが、スマホを突きつける形で俺たち二人を制止した。

 

 

「……お前、随分なことをやってるみたいだが…。のんちゃんもその一人だってことか?」

「あぁ?なんだ、人の携帯を勝手に見ちゃいけませんって習わなかったのか?」

「亮さん?何が何だか…。」

「コイツの携帯をちょこっと見させてもらっただけだよ。…まぁ似たような関係の女の子が他にもワンサカといるんだろ?…出てくる出てくる画像やらメールの山が。」

「てめぇ…!」

「おっと。あまり余計なことはしないほうがいい。…余罪は増やしたくないだろ?」

「余罪だぁ?……てめぇ、まさか」

「ん。証拠に使えそうなものは幾つかの媒体にコピーして保存しておいた。何かあればすぐに動き出せる状況だけど…まだ続けるかい?」

「……ハッ、汚ぇのはどっちだって話だよ。…わかった、じゃあ少し話をさせろ。そこのガキと二人でな。」

 

 

 ただ只管に泣きじゃくり震えている花音さんを連れて亮さんは部屋を出ていく。「無理はしないように」と甘いウィスパーボイスで言い残して。

 

 

「……警察沙汰にでもしないと真面目に話すらできないのかあんたは。」

「煽んなクソガキ。折角会話してやろうってのによ。」

「そうかよ。…で?何を話すんだ。」

「あー……お前、花音とは本気で付き合ってんのか?」

「当たり前だろ。互いに好き合ってる仲だぞ。」

「ふーん……そりゃ羨ましいねぇ。」

「…あんただって、変な気を起こしたりしなければ今も一緒に居られたんじゃないのかよ。」

「そうじゃねえから羨ましいっつってんだろ。俺は最初から好かれてなかったんだ。」

「へぇ。でなに?」

「……花音には身内がいねえんだ。」

「は?」

「花音が小さい頃、両親共に死んじまってな。…それ以来面倒を見てきたのがアイツ、佐崎だ。」

「だからなんだよ。」

「花音が高校に入ったあたりからかな、危なげが出てきたのは。…要は、まともに愛情ってやつを受けずに育ったんだ。好かれるとどんなのが相手でも付いていくようになっちまってな。」

「……。」

「そこで何度か酷い目に遭って…人間不信にもなりかけた。…そこでだ。

 佐崎は面倒見役として俺をつけた。同い年で、飽く迄友達として面識のあった俺を選んだんだよ。」

 

 

 …?待て待て。そうなるとさっきの話と辻褄が合わなくなるんじゃ。

 

 

「あんた、元彼って…」

「……なんだ、俺の演技力も捨てたもんじゃないな。……いいかガキ。じゃないええと…○○だったか。」

「あぁ。」

「この一連の騒動。全ては仕組まれたもんだ。」

「なっ…」

 

 

 一連って?どこから始まったものだ…?仕組まれた?誰に?俺はいつから…いや、誰に騙されていた?何のために?花音さんは?あれも全部嘘?

 ぐるぐる回る俺の頭などお構いなしに、元彼…役のそいつは続ける。

 

 

「花音が酔いつぶれて帰ってきた日、あったろ?」

「うん。」

「あれな、俺と佐崎で飲ませたんだよ。お前との関係を、お前って人間について、吐かせるために。」

「……何のために。」

「さっきも言ったが、花音は色々なところで分別が曖昧なんだ。善悪くらいは判断できるだろうが、こと他人から向けられる感情については理解していない。その結果酷い目にも遭ってるわけだ。」

「……。」

「だから、俺達保護者としては見極める必要があった。お前が今までの屑共と同じなのかそうでないのか。…そして花音の気持ちは真なのか。」

 

 

 成程。…全てが納得できているわけじゃないけど、意味はわからなくない。親代わり、ともなれば筋は通っているんだろうし、……納得も許容も、できたもんじゃないけど。

 

 

「まぁ、正直俺達がここまでやるのもどうかとは思ったけどよ。……それだけ心配なんだ。花音が。」

「じゃあ……執拗に迫ってくる元彼もいなくて、さっきあんたが言っていた体目当てだなんだって言うのも全部嘘なのか?」

「あぁ。そんな奴が本当に居たら、とっくに俺と佐崎でそいつを潰してるだろうさ。」

「…なん……だよそれ……。」

「悪いな。でも悪気があって騙してたわけじゃないってのはわかってほしい。」

「……あぁそうかよ…。」

 

 

 なんだこれ。俺は何のために頑張ってたんだよ。めっちゃ怖かったんだぞ…。

 でも、現在進行形で酷い目に遭っている花音さんも、いいようにキープで使()()()()()()花音さんも居なかったんだ…。それは本当によかった…。心から安心……あっ。

 

 

「なんだよ○○、泣くことねえだろ。…そんなに俺が怖かったか?」

「ちげえよ……。安心したんだ。今傷ついている花音さんは居なかったって。…だから、俺が頑張ったことは無駄になっちまったかもだけど、それはそれで良かったって…。ホッとしてるんだ、俺…。」

「…………。お前なら大丈夫だろうよ。」

 

「入るぞ。」

「○○くんっ!!!」

 

 

 話の終わりを察したか、部屋に二人が戻ってくる。

 亮さんは元彼役の方に行き何かと話している。…花音さんは、俺の顔を見るなり相変わらずの泣き顔で抱きついてきた。

 

 

「○○くん!○○くん!!ごめんねぇ!!ごべんねぇぇ!!!」

「あ、あはは、花音さん…よかったですよ、本当に…」

「私、私ね!!ごめ、ふえ、ふえぇぇええ!!!」

「花音さん…。」

 

 

 斯くして、俺の闘いは終わったんだ。花音さんの"保護者"に、花音さんを任せてもらえるって形で。

 これは後から聞いた話なんだけど、あの元彼役の人、高校卒業と同時に劇団を立ち上げるほどの舞台好きで、脚本から演出・主演まで一人でこなしてしまう様な人らしい。名前は白鷺(しらさぎ)(けい)と言うらしく、業界ではそこそこ有名な人だとか。

 …そりゃあれだけのストーリーを用意できるのも納得だよ。うん。

 俺は、白鷺さんの舞台の上でまんまと踊らされたわけだけど、その出演料(見返り)が花音さんなら申し分ない。今ではすっかり仲良しとなったあの二人にも、引き続きお世話になっているところはあるし、俺の人生に於いて確かな宝物となるような出来事だった。

 

 

**

 

 

「はぁ……。」

 

 

 柄にもなく緊張している。

 何度も押したインターホンだけど、それでもやっぱり緊張する。

 何せ相手は大学生のお姉さんなんだぜ。いつもふえふえ言っていて、目を離すとすぐ迷子になって…それでも俺の一番大好きなお姉さん。

 

 知り合ったのはいつだったか…あぁそうだ、ショッピングモールで迷子になっていたのを助けたのがきっかけだったっけ。

 今の俺がこうして決意を固めているのも、あの出会いがあったからこそなんだよな。

 

 

「もう、またやってるの??」

 

 

 突如開いたドアと顔を覗かせるふわふわと外ハネ気味の水色髪。…とニコニコ笑顔が素敵なお姉さん。

 そして今正に押さんと、チャイムに手を伸ばした状態で固まる俺。

 

 

「あ…えと…その…」

「ふふっ、今日はまたどうしてそんなに緊張しちゃってるのかな??」

「えっと……んん"っ。…こんにちは、花音さん。」

「うん、こんにちは。入って入って?」

「はい。」

 

 

 言われるままに入り、きちんと靴も揃える俺。家では絶対やらないけど。

 そのままリビングへ入ったところで、前を歩く花音さんの肩を引き向かい合う。突然のことに少し間抜けな表情の花音さんに、真正面からぶつけるんだ。

 今日伝えると決めてきた、想いを。

 

 

 

「花音さん、俺とこの先もずっと、永遠に――――」

 

 

 

おわり

 

 

 




<設定更新>

○○:やったぜ。
   骨の数本はイカレるかな、くらいの覚悟は出来ていたらしい。
   流石にまだ生活が安定していないこともあって、結婚はしない。

花音:前回までで、傷ついたり悲しんでいたのは大体主人公に対しての罪悪感から。
   隠し事をできるタチじゃないが、上手に説明もできない、という性質もあって
   特に真実を隠すようには言われていなかった。
   今後は家を引き払い、主人公宅で結婚を前提として同棲していくそう。
   かわいい。

亮:二児のパパさん。松原家と交流のある家に生まれたため、花音のことは
  生まれた頃から知っている。
  ただただいい人、といったイメージ。
  白鷺兄とは親の関係で知り合い、歳が離れているながらも兄弟のような間柄。

兄:大学に通ってはいるが年齢不詳。花音と同級生と言ってはいるが果たして…。
  芸能界でいま注目の女優として引っ張りだこの妹が居る。
  因みに演技もやめて変装も解くととても真面目そうな人間になるらしい。
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