魔法戦姫リリカルダークカブトCross Over〜天の道を往き新たに司る男〜 作:ルオン
タイトルを変更、設定も直して今日から再会です!
今回は新司の転生後の話になります!
それでは本編をどうぞ!
夢を見た
それは、6人の王位を持った戦士達と、王位を弟に譲って支えた戦士の物語。
工業が発展した国、テクノロジーが発展した国、医療と芸術が発展した国、農業が発展した国、法が徹底した国、地底の国とそれぞれ特徴がある国がおさめる星が存在した。
俺の知る普通の戦士達は、鎧を纏い剣や盾を使って悪い魔法使いやら怪物を倒していた。
しかし、夢の戦士達は違った。
俺や父、そして先輩方と同じように変身した。
そしてその者達の国に存在する機会のような虫が存在していた。
特に目立ち興味を持ったのが、工業が発展した国で弟に王位を譲った男だ。
その男は、弟と似た戦士に変身するだけではなく、オレンジ色の仮面の戦士や紫色の騎士に変身していた。
ある日、王達の前に強大な敵が現れ、各国に怪物を解き放った。
王達は男が変身した騎士と似た姿をした者達、特殊な鎧を纏った少女達と共に立ち向かった。
使う力はそれぞれ違うが、全員協力しあって戦っていた。街を襲う怪物達から人々を守る為に。
俺が興味を持った男は、強大な敵に1人で挑み、手に持つ剣に光を集束し、敵を斬った。
敵が消え、歓喜の声をあげる戦士達。
だが男は暫くその場で立ち尽くし、やがてその場に倒れこんだ。
周りにいた王達や騎士達、少女達は驚き男の元へ駆け寄る。
男の体は段々と冷たくなっていき、それに気づいた者達は涙を流した。
特に彼の弟と、鎧纏い戦っていた彼の妹が縋り付く。
男は力を振り絞り、自身に縋り付く弟と妹の頭を撫で、周りの者達に聞こえるように言った。
『例え·······この命尽きようとも··········俺の魂は生き続ける········だから皆……いつか·······また会おう……』
笑顔で言った男は力尽きてしまい、やがて体から小さな玉のような物が飛び出していった。
後に残ったのは、男が振るっていた2本の剣と、オレンジの戦士に変身する際に身に着けていたバックル、そして小さな本のみだった。
それを見た俺は、何故か「懐かしい」と感じた。
何時もはそこで目を覚ます。
しかし今回は違った。
『誰か·····僕の声を聞いて········力を貸して··········!魔法の········力を···········!』
謎の声が脳内に響いた。
それと同時に光が俺を包み込み、目を開くと見慣れた天井が視界にあった。
「またあの夢…………もう何回目か分からんな」
転生して約9年、俺こと天道新司はずっとあの夢を見ている。
「(あの夢はいったい·········俺に何か関係があるのだろうか··········それに、今回聞こえた声はいったい·············)」
そう考えながら、俺は洗面所で顔を洗い、部屋に戻って通っている私立聖祥大附属小学校の制服に着替え、リビングに向かう。
リビングに着くと、家事をしてくれている女性、シトナがテーブルに朝食を乗せた皿を並べていた。
「おはようございます新司様!今、朝食を並べてましたので、少しお待ち下さい!」
「すまないなシトナ?」
「いえいえ!新司様とそのご家族に尽くす事が、私の喜びですので!」
そう言ってシトナは皿を並べていく。
するとリビングの扉が開き、弟である
「おはよう、優、光」
「おはようございます!優様!光様!」
「おはよう、お兄ちゃん、シトナさん」
「お兄ちゃん!シトナ!おはよう!」
2人は俺達に挨拶をしてから、各自の席につく。
「では、いただきます」
「「いただきます!」」
手を合わせ挨拶をしてから、朝食を食べ始める俺達。
今この家に親はいない。
2人とも海外に出張で行っていないのだ。
その為、家事は基本シトナか俺が作っている。
他にいる
すると再びリビングの扉が開き、着崩れした着物を来た女性が目を擦りながら入ってきた。
「ふわぁ〜·········おはようなのじゃ、主様、優、光、シトナ·········」
「おはよう、ティオ」
「おはようございます、ティオさん」
「ティオ!おはよう!」
「こらティオ!着物着崩れしてんぞ!ちゃんと直せ!」
「む〜?」
「たく!寝ぼけやがって!」
シトナは入ってきた女性、ティオ・クラルスに近寄り着ている着物を直す。
こうして見ると、姉妹のように見えてしまう。
そう考えていると、俺の目の前を黒い影が通り過ぎていく。
目線を向けると、前世からの相棒でこの世界でも良き相棒としてサポートしてくれている黒いカブトムシ、ダークカブトゼクターこと
「ありがとう、クロ」
「クロありがとう!」
黒鉄にお礼を言う優と光。
黒鉄も嬉しいのか、2人の頭上をグルグルと飛んでいる。
因みに2人の言うクロと言うのは、黒鉄につけた渾名だ。
数分後、食事をすませた俺達は歯を磨き、鞄を持って出発の準備をしていた。
俺と優は直ぐにできたが、光が時間かかっている。
「光、遅れるぞ?」
「ち、ちょっと待ってー!」
声をかけると、慌てて走ってくる光と、光の鞄を持って歩いてくるシトナ。
「光様、鞄をどうぞ」
「ありがとうシトナ!」
「随分時間かかっていたが、何してたんだ?」
「髪が上手く纏まらなくて〜。でもシトナのおかげで上手くできたよ!」
「··········すまん、良く分からん」
「僕も」
「もう!2人の馬鹿!そんなんじゃ女の子悲しませるよ!」
「そうですよお2人とも?そういうの分からないと、いつか痛い目にあいますよ!」
俺と優の発言が気に入らなかったのか、怒りながら言う光とシトナ。
「ま、まぁ私は、どんな新司様でも受け入れつもりですが///////」
顔を赤くし、クネクネしだすシトナ。
優と光はそんなシトナに首を傾げ、俺は身の危険を感じた。
するとタイミング良く、着物を着直したティオが弁当箱を持ってリビングから出てくる。
「主様、優、光、弁当を忘れておるぞ」
「すまないなティオ」
「うむ。して、何故シトナはクネクネしておるのじゃ?はっ!?まさか主様からのご褒美!?」
「「ご褒美?」」
「ッ!!さ、さて、ホントに遅れてしまう。行くぞ2人とも!」
「う、うん!」
「い、行ってきまーす!」
「待て主様!妾にもご褒美を〜!」
これ以上は2人に悪影響だと判断した俺は、半ば強引に2人と共に家を出る。
「ねぇお兄ちゃん?どうしてシトナがクネクネしてると、お兄ちゃんがご褒美あげた事になるの?」
「光、お前は勿論、優も知らなくて良い事だ」
「でもぉ」
「もしこれ以上聞くなら、二度とサバ味噌作ってやらんぞ」
「え〜!!」
「光、もうやめとこう?どっちにしてもお兄ちゃん、教えてくれないだろうから」
「む〜······分かった。今は我慢する」
そう話している内に、見覚えのある背中が見え、俺は声をかけた。
「黎司、真人、竜太、おはよう」
「ん?やぁ新司、おはよう♪」
「おっす!新司!」
「おはよう、新司」
俺が声をかけたのは、この世界で知り合った友人で同級生である、
この3人とはある
「おはようございます、黎司さん、真人さん、竜太さん」
「黎司さん!真人さん!竜太さん!おはよう!」
「やぁ優君、光ちゃん、おはよう♪」
「おっす2人とも!」
「おはよう」
俺達はそのまま共に登校する事になった。
優や光も3人とは仲が良く、特に真人とは良く遊んでいる。
暫く歩いて十数分後、俺達は校門までやって来た。
すると、6人の少女に声をかけられた。
「新司君!黎司君!真人君!竜太君!優君!光ちゃん!おはようなの!」
「おはよう」
「おはよう、皆♪」
「おはよう5人とも」
「おはようさん!」
「おはよう」
「高町、バニングス、月村、マリア、奏、翼、おはよう」
「やぁ6人とも♪」
「おっす!」
「おはよう」
「皆さん、おはようございます」
「なのはちゃん、アリサちゃん、すずかちゃん、マリアちゃん、奏ちゃん、翼ちゃん、おはよう!」
声をかけてきたのは、クラスメイトで友人の
高町とは一度、公園で悲しそうにしているのを見つけ、相談に乗り、数年後学校で再会した。
バニングスと月村の2人は、小学1年からの付き合いで、マリア、奏、翼の3人は幼馴染みだ。
「ねぇ新司君、いい加減私達も名前で呼んでほしいの!」
「考えておく」
「アンタ!いつもそう言って呼ばないじゃない!」
「まぁまぁアリサちゃん」
「·······················」
「あっ!コラ!無視すんじゃないわよ!」
「ふふふ♪いつもと変わらないね♪」
「見ててあきねぇよな!」
「退屈はしないな」
俺はバニングスの発言に答える事なく校内へと入っていき、バニングスは騒ぎながら、他の者は不満顔や呆れ顔、笑いながらと、各々反応をしながら校内へと入って来る。
教室へ着いた俺達は暫く話をし、担任が来てから各々の席へと戻り、授業を受けるのだった。
何も変わらない日常を送る俺達。
しかしその日の夜、俺達の運命の歯車が動く事を、この時俺は、知る由もないなかった。
to be next story
今回はここまでです!
次回は原作に介入予定です!
次回も是非読んでください!