1/8スケールの不思議な物語   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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今書いている小説で息抜きとして新しく書いたものです。毎日とは言いませんが間隔を開けて投稿しようと考えています。


……白い箱

ーー人は目の前の事実にすぐに受け入れられるだろうか……普通の人ならば驚き、すぐには受け入れられがたいだろう。そして、これはある高校生が体験した物語である……。

 

ある日、カフェで友達と喋っている男達がいた。その男は真剣に喋っていた。

 

「……なぁ熊、うたずきんのフィギュア……最高だろ?」

「いや僕に真剣に話すなよ……」

 

そうしてフィギュアのうたずきんの素晴しさを語る木原えいじとため息をついていた森川 熊がくつろいでいた。

 

「だってお前人形嫌いじゃん」

「……仕方ないだろ、トラウマは直ぐに治らないんだよ」

「はぁ……せっかくお前の人形嫌いを克服させようと俺の限定フィギュアのうたずきんを持って来てやったのに……」

「いやそれ、お前が自慢したいだけじゃん」

 

するとえいじは熊にある事を言った。

 

「とりあえずフィギュアが置いてるショップに行こうぜ!!」

「……嫌だ」

「大丈夫だって!!アニメのフィギュアだから!!お前の嫌いな日本人形じゃないから!!!頼むよーー!!!!!!」

「分かった!!行く!!行くから泣きながら抱きつくな!!!」

 

そして熊とえいじはカフェを後にしてお店に向かった。しばらくしてお店に着くと熊とえいじは中に入って行った。

 

「おぉぉぉー!!!これは、うたずきんの水着フィギュア!!!値段は……ヴッ……一万二千円……熊!!!」

「……二千円しか貸してやらんぞ」

「ありがとうございます!!うおっしゃあああああああああああああ!!!」

 

そしてえいじはレジの方に走って行った。

 

「全く……アイツ大丈夫か……」

 

そして熊は店の中をえいじが帰って来るまで歩き回っていた。

 

「……形は違えど人形なんだよな……ん?」

 

すると熊は中身が見えない箱を見つけた。

 

「なんだこれ?」

「それはこの店の中古フィギュアが入ってる箱だな」

「うわ!?……脅かすなよ……」

「すまんすまん。値段は……五百円か、熊買ってみたらどうだ?」

「はぁ!?僕が人形嫌いって分かって……」

「まぁまぁ、もしダメなら俺がもらうからさ」

「……分かった」

 

そして熊は中身が分からない箱を買って店を後にした。

 

「それじゃ俺は帰るわ」

「そうだな。最近はノイズとか出てきてないけど大丈夫か?」

「大丈夫だ問題ない……」

「……お前しぶとく生きてそうだよな」

 

2人はそのまま帰って行き、熊は家に帰って来た。

 

「ただいま……って誰もいないか……」

 

そして熊はとりあえず箱をテーブルの上に置いて料理を作り始めた。

 

「とりあえず……怖いけどご飯食べてお風呂に入ってから開けよ」

 

そして熊は一通りの事を済まして、ソファに座りあの白い箱を開けようとしていた。

 

「よし、怖くない怖くない……」

 

そして熊が開けて出てきたのは黒髪ツインテールの少女だった。

 

「……は!?危なかった、今フィギュアが日本人形に見えて失神しそうになった」

 

そして熊は恐る恐る触れると生暖かい温度で柔らかい感触があった。

 

「最近のフィギュアはよく出来てるな……怖いから歯磨きして寝よう……」

 

そして熊は直ぐに歯磨きをして布団に入り眠った。やがて朝になると何かにペチペチと叩かれて目が覚めた。

 

「……さい」

(……なんだよ、母さん帰ってきたのか?)

「あの……起きてください」

「……」

「えっと…その……」

「ひ」

「ひ?」

「ヒィィィィイイイ!!!!!!」

 

これが熊が体験した奇妙な出会いだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




……人形のように
お楽しみに……
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