1/8スケールの不思議な物語 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
アスファルトの地面を通りながらバスは進んでゆく……。中に熊以外には人はおらず運転手が静かに次のバス停まで運転していた……。
「……調、起きてるか?」
「起きてるよ」
調はフードから顔を出してやがて熊の肩に座った。
「どうして熊の家に行くの?」
「ひなが言ったヒント……あれはきっと僕の家の事をさしてたんだ」
「他の家とか思いつかなかったの?」
「それはないよ……だって日本人形はうちにしか無かったから……」
やがてバスはバス停で止まり、熊は家に向かって歩き始めた。
「……僕の父さんは人形職人だったんだ……」
「人形……って雛人形とか作ったりするの?」
「そうだよ。そして僕は1度父さんと同じ人形職人になりたいって思った事もあったんだ」
「……ならどうして人形が怖くなったの?」
「……10年前、家で火事があったんだ……僕はその中で家に取り残されたんだ。でも父さんが助けてくれたんだけどそのまま瓦礫の下敷になって死んだんだ……」
「……ごめんなさい」
「いいんだ。そして僕は人形を見る度父さんを思い出して……気づけば大好きだった人形が嫌いになってたよ……だから僕は今日過去と向き合う」
「……頑張ってください」
しばらく歩くとそこは火事の後でボロボロな家がそこには立っていた。
「この家の奥の森の中に作業倉庫があるんだ」
「……この建物見覚えがある。ってことは……」
「調?」
「……私もしかしたらその倉庫に1回行ったかも知れません」
「ならこの鍵を渡しとくよ」
そうして熊が差し出したのは小さな鍵だった。
「倉庫の中にタンスがあっていつも名前を決めた時にそこに紙を入れて鍵を閉めてたんだ」
「私が持ってていいんですか?」
「倉庫は色々入ってて大変だから調がも」
すると空からヘリの音がした。そして空から歌が聞こえた。
「Zeios igalima raizen tron」
「何か降ってくる!?」
「あれは……きりちゃん!?」
空から現れたのはなんとイガリマ事暁切歌だった。
「偽物の調人形にそれを操る男デスね覚悟するデス!!」
すると熊は倉庫に向かって走り始めたが……。空から2人女の子が降って来て、熊の邪魔をした。
「こいつが後輩を……覚悟しろよ?」
「ここから先には行かせません!!」
「クリス先輩に響さんも……」
「……調。しっかり捕まってろよ?」
「熊それど」
すると熊は調が入ったカバンの中身を森に向かって投げて熊は違う道に走り始めた。
「クソッ!!荷物捨てて逃げるしかねぇ!!」(後は頼むよ。調……行くんだ)
「あ!?待てください!!」
「逃がすかぁ!!!」
「逃がさないデス!!」
その頃、飛ばされたカバンの中から出て来た調は倉庫に向けて歩き始めた。
「痛い……でも行かなくちゃ……熊の為にも……」
……切り刻んで
お楽しみに……