1/8スケールの不思議な物語 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
あれから1週間が経った……。そんな中何かが変わったと言えばそれは……。
「まだ出ちゃダメ?」
「今は休憩時間だから50分授業で終わるから待っててくれ調」
「……分かった待ってる」
「おーいって熊、何独り言言ってんだよ。早くしないとあの悪魔にしごかれるぞ」
「分かってるって……調また後で」
調が熊との距離が縮んだ事だろう……そして熊はえいじと一緒にグラウンドに向かった。そして調はカバンの中で熊のシャツを抱きしめていた。
「……熊の匂いがする……きりちゃんとはまた違う匂い……スゥ……ハァ……」
すると調の胸の鼓動がまた大きくなるのを感じた。
(またこのドキドキ……どうして……)
やがて授業が終わり、放課後の時刻となった。熊はえいじと一緒に帰ろうとした時だった。
「それでさ……って校門の前に誰かいるぞ」
「本当だ……女の子だね」
「俺ちょっとナンパしてくる」
「あ、おい!!」
えいじはその女の子にナンパを仕掛けているとやがてえいじから笑顔が消えてこっちにやって来た。
「おかえり。どうだった?」
「……やろ」
「え?なんて?」
「熊の馬鹿野郎〜〜〜〜!!!!!!」
そう言ってえいじは全力疾走で帰って行った。するとその女の子が熊の所にやって来た。
「やっと会えましたね……熊」
「……調?いや違うね。本当の調がこのカバンにいるからお前は偽物だな?」
「……正解。長話もなんですし……ファミレスに行きましょ……ね?」
「……分かった。……所でえいじに何か言った?」
「それは私は熊の彼女だから消えてください童貞さんって言っただけですよ?」
「えぇ……」(えいじ……どんまい……)
しばらくして熊と調?はファミレスに来て飲み物を注文した後、話を再開した。
「そろそろ出てきたらどうかな……調ちゃん」
「……何しに来たの」
「私は熊に会いに来ただけ……」
「僕に会いに来た……それは、えっと……」
「私の事は今はひなでいいよ」
そして調がひなに睨めつけながら熊の肩に乗った。
「目的は何……どうして私を人形にしたの……」
「私は熊に会いたかった……本当ならそれで終わるはずだった……」
「はずだった?」
「でもね……やっぱり会いたかった人にあったら欲しくなっちゃったの……子供」
「……それで調を殺そうとしたのか」
「えぇ……そうすればその子の魂はなくなって私が変わりに調になれるから……」
その言葉に調は恐怖を感じていつの間にか熊の服を思いっきり掴んでいた。するとひながある提案をした。
「……もし、その子が人間に戻りたいなら1つだけ方法を教えてあげる」
「その方法は……」
「私の本当の名前を見つける事……期限は2日だよ。ただし……それまでに調ちゃんが殺されたら負け」
「な!?おい!!それは……」
「貴方はあの時私を置いていった……あの家で……」
「……」
「話は終わり。仕方ないから熊にヒントをあげる、私はあの家で生まれたわ。それじゃ愛してるわ熊……」
そうしてひなはファミレスから出て行った……。そして熊は調にゆっくりと言った。
「調……君が人形になる前は何を見たの?」
「……えっと……日本人形だったよ?」
「……分かったよ。今日は1度帰るけどまた直ぐに出かけるよ」
「あの……何処に行くんですか」
「……我が家に1度帰ろうと思う。僕はきっとひなを知ってるから……」
熊はその時、何処か悲しそうな……そんな顔をしていた。その頃、ひなは1人でSONGの本部に向かっていた。
「……やっぱり貴方は人形に優しいのね……でも私は諦めない。だって貴方は私を作っていつも一緒だった。だから……」
「調〜ってどうしたデスか?」
すると切歌がひなの所に走ってやって来た。
「きりちゃん……実は」(その為に私は……)
「相談事デスか?なら教えて欲しいデス!!」
「人形が私を殺そうとしてるの」(手段を選ばない)
……人形職人
お楽しみに……