ヨハネの黙示録 作:怒りのマジックカット
いつしかの日記
私、津島善子と津崎遥人の出会いは今思い出すと何とも不思議な物だった。
あの時からきっと私は運命を感じてたのだろう。
これは2人の出会いの
話は2人が浦の星女学院に入学する所まで遡る………
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私、津島善子は今日から浦の星女学院という高校に通う1年生。
内浦にあるため、家からは遠いが中学生時代のクラスメイトと離れられるならそのくらいどうでもいい。
私は中学生に失態を犯して周りから引かれ、孤独の存在となり周りからは侮辱と軽蔑の目で見られていた。
そして、私は段々周りからは1歩引かれた。
友達も居なくなった。
当たり前だ。厨二病で意味の分からない言動を吐いている人が居たら引かれるに決まってる。
「私は津島善子なの。堕天使ヨハネじゃない」
言い聞かせるように言っても心のどこかでまた自分は堕天使なのだと信じる気持ちもある。
体質のせいで今まで散々な目に合ってきた。
側溝には落ちるし、楽しみにしてた遠足は殆ど雨。つくづく運のない自分が嫌で、周りに迷惑を度々あった。
だから心の拠り所として堕天使ヨハネという物を作り、縋った
そんなのは虚妄で虚構だと言うのは分かっている
「高校では華々しい女子高校生ライフを送ってやるんだから!」
二度と同じ失敗はしない。
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その後バスの時間が迫っていた為慌てるようにバスに乗り、学校へと向かう。
何となく外を眺めてみると、綺麗な青空が広がっていた。
その色が映ったように太陽の光を受けて、紺碧の海が広がっていた。
今回は堕天使なんて物を出さず、普通の女子高校生として過ごす。それがミッション。
頭の中で自己紹介をシュミレーションする。
それを学校に着くまで繰り返した。
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祝 入学と書かれた立て札を横目に校門を潜る。
「げっ、ずら丸」
さっと木の上へと隠れる。
せっかく中学のクラスメイトと離れられたと思ってたのに幼稚園時代の幼馴染が居るなんて最悪だ。
様子を伺うとずら丸と髪の赤い子が上級生らしき生徒に何かに勧誘されているみたいだった。
「部活、やってみようかしら」
そうすれば、色々な友達も出来るかもしれない。
なんて事を考えていると突然、大きな叫び声らしきものが聞こえ、びっくりしてしまった私は
木から落ちてしまった。
その後は追いかけっこをする羽目に………
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その後は何とか教室に入り、自分の席を黒板に貼られたプリントを見て探す。
すると、1つだけ違和感を感じる所があった。
「何で男子がいるのよ……しかも隣だし。」
ここは女子校のはず、男子なんて居ないはずだ。まぁ、中学のクラスメイトじゃないから何とかなるだろう。
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入学式で、浦の星女学院は入学人数の低下その為にテスト生を入れたという話を聞かされた。
周りを見ても一クラスがギリギリで作れるくらいで余程深刻なのだろう。
統廃合とかしなければいいけど。
統合するとしたらその学校は自分の黒歴史を知っている人もいるだろうから。
その後は教室に戻り、教師が自己紹介をする事を促す。
来たわね………私は失敗をしない為にシュミレーションをしてたのよ!
自信満々のはずだったが………
段々自分の番が近づくにつれ緊張が高まってきた。
えっとなんて言えばいいんだっけ?
津島ヨハネです……って違う!津島ヨハ子でもない!堕天使ヨハネ…でもない!津島善子、そう津島善子って言うの!
「津島さん、貴方の番よ。」
緊張で頭がこんがらがっていたせいか、私の努力は水泡と帰した。
「堕天使ヨハネと契約してヨハネのリトルデーモンになって見ない?」
やってしまった……
私は恥ずかしさのあまりに教室を飛び出した。
***
俺は担任の話も終わり、何となく屋上へ向かった。
「なんか自己紹介で変なのいたな」
自分を堕天使と名乗る変な奴。
屋上へ続く階段を開け、扉を開く。
身体に程よく吹き付ける風が心地よい
手を広げ全身で風を感じていると、隅の方にうずくまっている人物を見つけた
「あ、さっきの堕天使」
「な、何よ。笑いに来たの?」
「別に。まだ帰ってなかったんだな」
「だって先生に断ってないし……行こうにも笑われるだろうし」
「……変なとこ真面目なんだな」
「うっさい」
初対面なのに気軽に話しているのはどうなのかと自分で思うが相手も同じなので別にいいだろう。
「まぁ、俺が言っとくから速く帰れよ」
俺は気づいたら彼女に手を伸ばしていた。
後で振り返ったらなんとも奇妙な自分に似合わない事をしたなと思っている。
8コス
場のフォロワー全体に8ダメージ。
復讐状態ならコストを-4する。