アークナイツの恋愛イベントを捏造してみた 作:通りすがりの熾天龍
お相手はオリキャラの男子学生ということで。
よぉ。ここにいたのか。
・・・オマエも聞いたろ?
チェルノボーグ脱出部隊の総司令、アタシがやることになった。
オマエは殿部隊に志願したんだろ?
確かにお前の戦闘スタイルは撹乱に向いてはいる。
だけどよ・・・レユニオンの奴らはマジでヤベェぞ・・・。
今までの、学園間での抗争とはわけが違う。
・・・あー、確かにそうだな。それは全員に言えることだな。
戦える奴はどの役割も、マジで覚悟しなきゃなんねぇのな。
だけど殿って一番危険だからな。気を付けろよ。
あ?震えてる?アタシが?
・・・ハッ。そんなわけねぇだろ・・・。
・・・・・・悪ぃ、今のは流石に強がりだ・・・。
あぁ。確かにビビってるよ。
アタシたちはこれから桁違いにヤベェ奴らとやりあわなきゃなんねぇ。
しかも戦えない奴らを守りながらだ。
あんな強ぇ奴らとやりあったことなんてねぇし、誰かを、しかも大勢を守りながらなんてことも初めてだ。
そんな中の総司令だぜ?
責任の重さが桁違いだ。
・・・重いんだよ。重すぎるんだよ・・・っ!
どうしてアタシなんだ!
何で奴らはあんなことをするんだ!
隣のシマのボスも同盟相手のトップも奴らに殺された!
しかも戦えない女子供まで平気で巻き込みやがって!
その上予報もなく天災まで来るとかふざけんじゃねぇよ!
・・・はぁ、はぁ・・・・・・。
怖い・・・。
もうなんもかもめちゃくちゃで・・・。
仲が良かった奴も何人も殺されて・・・。
あんな残虐なことを、平気で・・・。
悪ぃ・・・。
少しだけ、少しの間だけでいいんだ・・・。
アタシを抱きしめてくれ・・・。
・・・サンキュ。
はは・・・、こんな情けない姿、オマエにしか見せられねぇな・・・。
こうしてると、いっそ何もかも投げ捨てて、泣きわめきたいなんて思っちまう。
そうしても・・・許されるかな・・・。
あ、やっぱ言わなくていい。
オマエに許されたら、本当に泣き出しちまう・・・。
泣いちまったらもう、アタシはマジで折れちまうから。
・・・でも、もうちょっとだけ、このままで・・・。
・・・あぁ、そろそろ時間だな。
しょうがねぇ。行くか。
あぁ、やるよ。決まったからにはぜってぇやり遂げてやる。
生きて、守って、ロドスまで辿り着いて見せる。
アタシは、絶対に死なねぇ。
だからよ、オマエも死ぬんじゃねぇぞ。
もし死んだりしたら、あの世まで追いかけてってぶん殴ってやる。
総司令の立場やあいつらへの責任を放り投げてでもだ。
・・・・・・なぁ、ロドスで合流した後、さ・・・。
・・・悪ぃ、今のなし。
―――――死ぬなよ、相棒。
強い女の子が気を許した唯一の相手にだけ見せられる弱さってエモいと思う。
学生同士の抗争から町全体の住人の命がかかった戦争の落差ってヤバいよね。
そんな中で責任が重い立場になったらもう胃がマッハですよ。
そんな立場にズィマー姉貴を押し上げた代わりにオリキャラ君に心のよりどころになってもらいました。
この後オリキャラ君が生き残るかどうかはご想像にお任せします。
無事合流して感極まってオリキャラ君に抱き着きながらガチ泣きするのも美味しい。
訃報が届いてその場で自殺しようとしたら周囲に全力で止められて絶望のどん底からのガチ泣きも美味しい。
・・・ごめん俺が気の強い娘をガチ泣きさせたいだけだわ。