ちなみに、設定は色々めちゃくちゃになってます、あしからず。
・・・。
明久「なるほど。」
説明を聞く限り、僕はあの時死んだらしい。信じたくないけど、エリス様が言うなら違いない。
明久「でも、どうしてそんな事に?」
異世界の住人が僕たちの世界に召喚されるなんて、ラノベじゃないんだし、どうしてそんな事になるんだろう。
エリス「はい、実は魔王軍の幹部が今回の件に関与しているみたいなのです・・。」
エリス「魔王軍というのは、こちらの世界に存在する人間とは異なるもの、魔族と言われる者たちの軍団の事を言います。その中でも軍団を率いているのが、魔王です。その側近が幹部になり、桁違いの力を持っています。」
エリス「そして、今回は冥界に送られた筈の元幹部が関与しているみたいです!」
明久「ふむ、ふむ。なるほどー?ゲーム的シチュエーションって事かな。」
ラノベや、ゲームを日頃愛用しているからこそ理解出来たに違いない。雄二では無理だったであろう。
アクア「この子、本当に理解できてるのかしら?」
明久「失礼な!頭のおかしな人に言われたくない!!」
アクア「んな・・!!またそんな事言って!もう許さない、エリスそこを退きなさい!ゴットブローで沈めてあげるわ!」
エリス「アクア先輩やめて下さい!明久さんも、先輩を煽らないで下さい!」
睨み合う二人。
エリス「ごほん!」
エリス「とりあえず、今回は魔王軍が関与しています。そしてその元幹部は明久さんの世界に召喚されてるみたいなのです!」
明久「何だって!?」
そんな、僕たちの世界に?姫路さんや秀吉の身に危険が!?
明久「こうしちゃいられない!」
急いで戻らないと。
エリス「落ち着いて下さい、明久さん!」
エリス「私達が今から明久さんを元の世界に、生き返らせます!ですが、明久さん達では魔王軍の幹部には勝てません!なので、明久さん達には・・。」
明久「・・僕たちには?」
エリス「こちらの世界の住人を、そちらの世界の召喚システムにより召喚(サモン)していただきたいのです!」
カズマ「という訳で、俺はこちらの世界に召喚されて、女神エリスの命を受けて行動に出始めたわけだけど、何度も言うけど、この爆裂バカが悪かったよ、早急に事を済ませるから、たぶんエリス様もあともう一人のダ女神も頑張ってくれてるはずだから、、、」
美波「ごめん坂本、今カズマ君の説明でわかった事がウチほとんど無いんだけど」
坂本「あー、つまり、異世界からの侵略者がいて、それに明久が巻き込まれてしまった、んで、その侵略者を打倒すべくカズマ達の世界からこちらの世界に召喚システムを使って増援をってことだな?」
カズマ「あぁ、それであってる」
美波「でもね、1つ疑問なんだけど、アキって確か坂本がいないと召喚使えないわよね?何で召喚出来たの?そもそも何でアキは唐突に召喚なんか」
坂本「それについては俺の仮説なんだが三つある、1つは異世界からの侵略者による、謎の力が働いた可能性、魔法が使えるやつがいるんだ、何かしら明久が魔法がかけられていた可能性は無くはない、二つ目は、召喚システムそもそもの暴走、まぁ、どうにしろそれも異世界からの侵略者が関わるんだろうが、三つ目は、明久がバカの極みを極めて何となく召喚したらこうなったか。」
めぐみん「三つ目は完全に友達を売り飛ばしてます!?」
坂本「あいつが友達だって?めぐみん?それは違うなぁ、あいつは俺の使い勝手のよくも悪い駒だ、忘れるな?」
めぐみん「この人ヤバイですよ美波さんカズマ!?」
美波「あー、うん、いつも通りよ。」
カズマ「…あー、とりあえず、坂本君と美波ちゃん、協力してもらえるか?」
坂本・美波「もち<断る>ろん!」
めぐみん「え、ちょっと待ってください、私の耳がおかしかったんですかねえ、この人今明らかに拒絶しましたよ!?」
美波「ちょっと坂本!?」
カズマ「…理由を教えてくれ、この世界を救うにはそれしか方法が」
坂本「いやな、ずっと気になってたんだよ。明久がめぐみんを召喚して今があるわけだが。」
めぐみん「その節は大変すみませんでした…」
坂本「まぁ、それは良い。」
めぐみん「良いんですかッッ!?」
坂本「俺が気になってるのは、カズマ。アンタがここにいる理由だ。」
カズマ「ん?」
坂本「天界の女神の力でアンタがここにいるならまぁ、理解はできるが…いや、どうも引っ掛かる。カズマ、アンタは誰に召喚された?アンタは…本当にサトウカズマなのか?アンタはなにもんだ?」
めぐみん「え、それってどういう」
カズマ「…」
一同に沈黙が走る━━━━━━
エリス「どうでしょうか?」
うーむ、エリス様から説明はなんとか理解できたかもしれない。
明久「うー・・ん?」
アクア「もう、まどろっこしいわね!私も一緒に行くのだし、エリス!!早く蘇生するわよ!」
エリス「・・、先輩。そうですね、魔王軍の幹部がどう動くかわからない今、これ以上時間は使えません!」
あまり理解できてない僕をよそに、世界は動きはじめた。
エリス「では、明久さん。先輩がついてるので大丈夫だと思いますが、頑張って下さい!私も出来る限り協力します。」
アクア「じゃあ、行くわよ!せーの!」
「「リザレクション!!」」
世界が光に包まれた・・。
明久「うー、ん?」
ぼんやりする頭で辺りを見渡した。
明久「ここは、朝の?」
どうやら、生き返ってこれたみたいだ。でも、おかしいな、一緒にくると言っていたアクアがいない?
明久「どういうことだろう?」
そう言って周りを見渡していると、
??「おーい、誰かおるのか・・?」
??「・・秀吉、・・危ない。」
聞き慣れた声が近づいてくる、これは。
明久「秀吉!ムッツリーニ!!」
秀吉「むむ、明久じゃったのか!凄い爆発じゃったから、何事かと思うたぞ?」
ムッツリーニ「・・・何事?」
明久「いやー、僕も何が何やら」
どう説明したらいいのだろうか・・。果たして説明した所で信じてくれるだろうか?
秀吉「それはそうと、お主の後ろにいるいる、それはなんじゃ?」
明久「?僕の後ろ?」
そう思い振り返ると。
アクア「それとは失礼ね!私はアクア!!水の女神よ。あなた達も私を崇めなさい!」
そこには、召喚獣サイズのアクアがいた━━━━━━
坂本「そもそもだ。カズマ。あんたは召喚されたと自分で言ったな。女神の力なら召喚ではなく転送なり転生なり言うと俺は推測した。だがあんたは召喚と言った。つまり召喚されたということは、あんたを召喚したこちら側の人物がいるわけだ、さて、そいつは誰か?答えてもらおうか?」
カズマ「それは…その…」
めぐみん「何を勿体ぶっているんですカズマ?」
カズマ「だぁーッッもう解ったよ、俺は…なんてマッチポンプなのか知らないけど、俺達の敵、魔王軍の幹部、こちらの世界にやって来た幹部の男…?いや、女…?その…過去に一度俺たちが倒した奴なんだが」
美波「男か女か解らないって、何それ両生類?」
坂本「島田、両生類の意味合いが違う、後で久保辺りにでも聞いてみたら良い。」
美波「??まぁ、良いや、解ったわ。」
めぐみん「待ってください、まさかその敵って…」
カズマ「そうだ、めぐみん。あいつだよ。シルビアがこちらの世界に転生したんだ。」
めぐみん「なんですとぉぉー!?」
坂本「あー。で、そのシルビアとか言うやつにカズマは召喚されたわけか。なんでまたカズマを召喚したのか気になる話だな?」
カズマ「その不適な笑みはあんたは絶対解って言ってるッッ!何、なんでそこまで解るわけ!?こえーよ!あんたは絶対に敵に回したくないタイプだよッッ!!」
坂本「何の事だかさっぱりだが、愛ゆえに召喚されたとなると、ちょっと俺も手の出しようがないと言うか」
カズマ「あんた性格良すぎだろ…」
坂本「あー、よく言われる。まぁ、とりあえず、そのシルビアって奴を何とかすれば話は進むわけだな?」
カズマ「かなり無理やり進めるけど、あんた頭の回転早すぎだろ…」
坂本「なーに、似たり寄ったりの事なら日常茶飯事起こってる話だ、簡単だよ。とりあえず、島田。あいつらを早急にF組に集合かけてくれ、A組のやつらには翔子に伝えてもらうよう俺が動く。」
美波「OK、じゃあお二人さん、私は行くわ!」
と、美波は誰かを探しに走って去っていった。
坂本「さて、作戦開始だッッ。」
カズマ・めぐみん「おーっ!!」
かくして、異世界同士のバカとバカ達による異世界攻防戦が幕を開ける━━━━━━━━━