代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。 おまけ集 作:イエローケーキ兵器設計局
廊下には
ドアの前で突っ立っているはずが無い。
押入ろうとドアを叩いている。
切裂こうと刃を押し当てている。
叩き割ろうと振り下ろしている。
道はたった一つ。
窓。
しかしここは高層。
落下傘も無い。
落ちれば命は無い。
となると……
道は無い。
足掻く。
足掻くしかない。
やるしかない。
「あけてよー」
『……。』
チェーンソーの刃が押し当てられる。
ドアをついに破る気なのだ。
3…2…1…突撃!
アシットガンでドアを溶かす。5cm位の穴を開けたら散弾銃の銃口を向けて…
(重い射撃音)
しかし倒れない。跪いただけである。
アシットガンで酸を床にばら撒き、廊下が湯気を立てているうちにドアの鍵を開ける。
なぜ閉まっていたのかはわからない。が、今は考えている場合では無い。
「うーん……」
『タオルを取ってきてくれる?』
「了解です。」
Bf110の理解が早くて助かる。
待っている間に寝落ちしたのかはたまた何かあったのかわからないが、姉は眠っていた。
そして起こすか悩んでいた時に気がついた。
『悪夢の中に居る…か。』
「何かから逃れようとしている?んですかね。」
『恐らくは…追いかけて来ているのは死神かもしれんな。』
「死神…。」
『私達は命をもって命を奪う兵器。いつ死神様の鎌が振り下ろされるかわからんからな。』
『しっかし…マーサ姉さん、必ず帰ってこいよ。』
「はい、タオルです。」
『ありがとう。助かるよ。』
「お湯はこちらに。」
『…すまんな。気を遣わせてしまって。』
「いえいえ。」
「アルファ・ドーン作戦以来何度も助けられましたから。」
『すまない…汚染を君にまで…』
「私を助ける為だったならしょうがないと思います。本人としては、ですが。」
ドアを勢いよく開けて二人を弾き飛ばし、廊下を走る!
後ろからは処刑斧を引きずる音とチェーンソーを掲げて走るBf110の足音が聞こえる!
次の曲がり角を右へ!
階段を駆け上がり、今度は左!
不思議と誰もいない廊下を駆け抜けて、正面のドアを開ける。
また廊下。それでも私は走り続ける。
アルファ・ドーン作戦とは、一言で言えば人類の災獣に対する反抗作戦として計画された作戦郡の内の1つである。
アルファはギリシャ文字の一番始めに来るΑ(α)から来ており、ドーンはDawn、始まり、夜明けを指す。
終わりの始まりではないが、始まりのそれこそ始まりなのだ。
"死者との決別"のための作戦。作者がそう呼んでいる。
そういう作者の目には水が湛えられていた。
生きとし生ける者、総てに時間が平等にある。総てに死と生が待ち受けている。そしてDOLLSにも。
R-18(orR-18G)仕様は書いたほうがいい?
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はい
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いいえ