代理人の異常な愛情、または如何にして私は心配するのを止め戦闘を愛するようになったのか。 おまけ集   作:イエローケーキ兵器設計局

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ハッピーハロウィン "溶け残った記録"-3

 アルファ・ドーン作戦とは、一言で言えば人類の災獣に対する反抗作戦として計画された作戦郡の内の1つである。

 アルファはギリシャ文字の一番始めに来るΑ(α)から来ており、ドーンはDawn、始まり、夜明けを指す。

 終わりの始まりではないが、始まりのそれこそ始まりなのだ。

 "死者との決別"のための作戦。作者がそう呼んでいた。

 

 

 廊下を走り続ける。

 

 影一つ。

 

 どこまでも走る。

 

 そして辿り着いた。

 

 

「…て…きて……くださ…」

「……ーサ……」

 

 そうして英雄は帰還した。

「マーサ姉さん!」

 ハッとして目を開けて周りを見る。

 

 処刑マジニ姿のニューマ(つまるところの弟)とチェーンソーさん姿のBf110が私を揺すりながら声をかけていた。

 

『な、なんだ!』

「姉さん、いきなり倒れたからびっくりしたよ!」

「先輩が部屋に入った途端、悲鳴が聞こえて……突入したら泡を吹いて倒れていたんです。」

「最初は楽観的に驚いて倒れたのかと見てたんだけどね。いつまでも回復しないから流石にこれは……と。」

『は、はぁ……』

 脱力。

 

 力が全身から抜ける。

 

 ん?何だこの違和感。

 

「ん?」

「……?」

 扉を叩きつける音。チェーンソーのエンジンが唸る。

 

『まずい!』

「……夢の世界からこんにちは……か。Bf110、武器はあるか?」

「一応……チェーンソー用の燃料はありますが……」

「これを持っておけ。」

 弟が後輩に差し出したのはEMP44。

 どうしてそれを差し出したんだとその時は思ったけれど、

 これはこれで彼なりの作戦なんだろう。

 

 

『私がドアを開けたら姉さんは酸をばら撒く。Bf110、君は……』

「クリアリングですね。」

『頼んだよ。』

「了解しました。」

「わかった……とにかく夢ではないんだな?」 

『多分。』

 

 多分としか言いようがない。

 断言はできないが今はこれが現実である。

 

『赤い水……』

 

 不意に窓から外を見てしまった。

 

 City内に赤い水が溢れている。

 

 道路は冠水し、

 

 目から赤い水を垂れ流す者が。

 

「ニューマ先輩、あれって……」

『……まさしく奴だな。』

「ん?……。」

 マーサ姉さんの表情が一瞬で無になる。

 

「共生種か……。」

『どうやって侵入したんだろう?』

「……本当に侵入したんですかね?」

『?どういう事だ?』

「人工的に作られた可能性は……?」

『暴走して脱走したのかはたまた投入されたのか……しかし……何故。』

「わかりません。憶測に過ぎませんし。とにかく生き延びないと。」

「そうだな。」

『よし、配置についてくれ。』

 ドアは内開き。

 マーサ姉さんが右側。

 私が正面。

 Bf110はその間。

 

 

R-18(orR-18G)仕様は書いたほうがいい?

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