【エヴァ×シンフォギア】神殺し《ガングニール》の少女と神殺し《エヴァンゲリオン初号機》の少年 作:クマ提督
冬月「月面のタブハベースを目前にしながら、上陸許可を出さんとは……ゼーレもえげつないことをする」
ゲンドウ「Mark6の建造方式は他とは違う。その確認で充分だ」
冬月「しかし、5号機以降の計画などなかったはずだぞ?」
ゲンドウ「おそらく、開示されていない死海文書の外典がある。ゼーレは、それに基づいたシナリオを進めるつもりだ」
冬月「だが、ゼーレとて気づいているのだろう。ネルフ究極の目的に」
ゲンドウ「そうだとしても、我々は我々の道を行くだけだ。例え、神の理と敵対することになろうとも」
ゲンドウはエヴァの指の上に座っている少女を確認する。
冬月「人か?まさかな…」
それはシェム・ハなのであった。
しばらくして
青葉「目標を衛星軌道上に確認!最大望遠です!」
どよめき
日向「ATフィールドの変色を肉眼で視認…こいつは強力ですよ!」
マヤ「ジオフロント命中確率…シックスナインです!」
青葉「N2航空爆雷もまるで効果ありません…」
ミサト「碇司令との通信は」
青葉「使徒の影響により大気上層の電波が不安定です現在、連絡不能」
ミサト「ここで、独自に判断するしか無いわね」
日向「白旗でもあげますか?」
ミサト「そのまえにちょっちやってみたい事があるの」
どこかの作業現場
リツコ「無茶よ…9人って6人はエヴァパイロットでも無いのよ!?本気なのかしら?」
ミサト「ええ、そうよ」
リツコ「マギによる再計算でもしくじる確率99%強よ!
それにそんなアバウトな方法で使徒と戦うつもりなら技術部として、到底受け入れられません」
ミサト「可能性はゼロではないわ」
リツコ「奇跡を待つより地道な努力よ!リリスと初号機の保護を最優先とすべきです」
ミサト「待つ気はないわ。奇跡を起こすのよ、人の意思で」
リツコ「葛城一佐!」
ミサト「「現責任者は私です。私が判断するわ。それに、使徒殲滅が私の仕事です」
リツコ「仕事?私怨でしょ?あなたの使徒への復讐は!」
ところ変わりケイジ
アスカ「えぇっー手で受け止めるっ!?」
ミサト「そうよ。飛来する使徒を、エヴァのA.T.フィールド全開で直接受け止めるの。目標は位置情報を撹乱しているから、保障観測による正確な弾道計算は期待できないわ。状況に応じて多角的に対処するため、本作戦はエヴァ3機と装者6人による現段階最大戦力での作戦とします」
アスカ「無駄ね!私一人でも…」
マリア「あなた一人でこの広大な範囲をカバー出来るわけ?」
アスカ「うぐぅ」
ミサト「そう、マリアさんの言うとおりエヴァ一体じゃ落下予想範囲全域カバーなんて不可能よ更に、装者達も加える事によってより精密に、より緻密なフォローが出来る為…あなた達も巻き込んでしまうのだけど…大丈夫よね?」
響「へいき、へっちゃらです!」
クリス「何年、人助けやってると思ってるんだ!」
翼「援護の要請あれば、共に行かんとするのは…」
切調「「性に合わないデス!」」
シンジ「みんな…ありがとう!…ミサトさん、勝算は?」
ミサト「神のみぞ知るって所ね!」
ここで、立花響はとある存在を思い出す…
響「神様?…シェム・ハさんの事だよね…」
アスカ「でも、装者達と連携戦闘なんて取ったことじゃない!大丈夫なの!?」
ミサト「例えやった事があろうかなかろうがあなた達9人の力が
必要なのよ。奇跡を起こすために」
準備中
アナウンス「現在、目標の軌道を補足中。重力要素を入力」
ミサト「おいでなすったわね。エヴァ全機、全シンフォギア装者スタート位置。2次的データが当てにならない以上、以降は現場各自の判断を優先します。エヴァとあなた達とシンフォギア装者達に全て賭けるわ」
青葉「目標接近!距離およそ2万」
ミサト「では、作戦開始……発進」
かくして初のエヴァ全機と全シンフォギアの同時作戦展開が開始されたのであった。
エヴァはスタートダッシュで勢いよく走り、装者は素早く飛翔しエヴァが攻めている空きスペースから近づき空きを減らしながら…
上空から飛来した使徒は、身にまとっていた黒い空間を剥がして、真の姿を表に出す。すると、形が変化した。
青葉「目標のA.T.フィールド変質!軌道が変わります!」
ミサト「くっ!」
青葉「落下予測地点、修正02」
日向「目標、更に増速!」
アスカ「何よ!計算より早いじゃないダメ!私は間に合わない!」
クリス「あたしらもちょっと無理みたいだ…」
シンジ「こっちでなんとかするミサトさん!」
と通信したのだがミサトの感じが芳しくない
ミサト「クッ!今の使徒のルートは計算外よ…」
シンジ「えっ!そんな…」
リツコ「奇跡は起きなかった…ほらね」
「奇跡だと?」
その声はNERV本部の発令所はもちろんエヴァパイロットはもちろん装者達にも聞こえている
響「そんなこの声は…」
クリス「なんで!?あいつは、全ての思い出を焼却して…」
マヤ「新たなアウフヴァッヘン波形を現在の使徒の落下予測直下に確認!分析パターン…そんな!シンフォギアではありません…
ダウルダブラです!」
キャロル「たった…この程度の奇跡で…奇跡を語るな!
俺はキャロル・マールス・ディーンハイム…奇跡の殺戮者だ!」
エンディング 【スフォルツァンドの残響】
腹立たしい 普遍の世を 踏み躙る
戦姫は 要らぬか 応えよ
解剖出来ない 煩わしい この感情
捻じ込む 餌食は 何処だ
神も悪も どうでもいい
オレの立つ場所が全だ
愛も 憎しみも
不完な種ごと 赦してやろうと 云うのだ
想い出の残骸を 焼却するスフォルツァンド
数式凌駕した交響楽 滅びの楽典
「世界を識れ」と云った 彼の日がまだ微笑む
地に平伏せ 高く付くぞ オレの唄は
次回予告
奇跡の殺戮者、キャロル果たして彼女達、シンフォギアとエヴァの力で宇宙より飛来した使徒を倒す事はできるのか!?
次回
Episode12 奇跡の殺戮者