【エヴァ×シンフォギア】神殺し《ガングニール》の少女と神殺し《エヴァンゲリオン初号機》の少年   作:クマ提督

23 / 26
零号機の爆発により第三新東京市は立ち入り禁止エリアに指定され、市民は市内外へ避難もしくは疎開しているただ、シンフォギア装者達は除いて


Episode21 最後のシ者

響「ここに…いたんだシンジ君…」

シンジ「響さん?もしかして、僕を探して?」

響「あはは…そんな所かな〜道なき道だったけどね」

シンジ「ここ…落ち着くんでよく来るんですよ、ミサトさんが僕に教えてくれて」

響「うん、本当だ!なんだか元気が湧いて来るよ!」

シンジ「響さん…毎日元気じゃないですか」

響「…そうでもないよ?私だって、悩む時は悩むし…あの時だって…未来をたすけられたんじゃないかって今でも思うし…」

シンジ「…」

響「あの、天使みたいなのなに?」

シンジ「さあ…僕が来たときからあの状態です」

 

響「…ねぇ、変な事聞いてもいいかな?」

シンジ「…何ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響「シンジ君って好きな人…いる?」

 

シンジ「えっと…それってつまりは、恋愛感情としてですか?」

響「うん」

シンジ「…もっと状況、考えて喋って下さい」

響「あちゃ〜駄目かぁー人生初めての告白だったのにぃ!」

 

シンジはあ然として響の方を見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュッ

 

 

響「///シンジ君が鈍いから…強引にしちゃった…ッテヘ!

ごめんね!怒ったかな?」

シンジ「お、お、お、おこぅたりはしてないけど…その…もし、付き合うなら呼び方変えません?例えば呼び捨てとか」

響「ん〜?シンジ?」

シンジ「響…」

響「どうかな?」

シンジ「しっくりこないですね…」

響「あ!さっきのキスは二人だけのヒ・ミ・ツだからね!みんなに言いふらしたら駄目だからねっ!」

シンジ「…はいって言う人なんて、もう誰もいないけどね」

 

「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフーンフフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフーンフフン」と第9交響曲をハミングする声が聞こえてきた

 

響は身構えて「誰!?」と叫ぶ

 

カヲル「歌はいいね…歌は心を潤してくれる…そうかと思わないかい?碇シンジ君、と立花響さん…」

シンジ「どうして…僕らの名を?」

カヲル「知らない事は無いさ…失礼だが君達はもう少し自分たちの立場を知るべきだ」

響「あなたの名前は?」

カヲル「僕の名前かい?渚カヲル…カヲルと呼ぶといい」

シンジ「あの…カヲル君?何しにここへ?ここはNERVの管理下にあるから一般人は」

カヲル「おや?君達は一般人じゃないのかい?」

シンジ「あ、じゃあ、あっちに郊外に抜ける道があるので」

カヲル「はぁ…僕はNERVに用があって来てるんだよ」

シンジ「え?」

カヲル「フィフスチルドレン…シンジ君同様、運命を仕組まれた存在さ」

シンジ「あ、じゃあよろしくね…えっと、カヲル君?」

カヲル「カヲル…でいいよこれからはよろしくねシンジ君」

 

ミサト「委員会が直で送ってきた少年よ…絶対、何かあるわね」

日向「おまけに、彼のデータは生年月日以外全部破棄されてますからその生年月日にヒントがありそうですね…」

ミサト「いつ?」

日向「セカンドインパクト発生日です…」

 

その報告にミサトはある事実を察したのである

 彼は使徒なのでは?と

 

マヤ「シンクロ率…高いですありえません!」

ミサト「何者かしらね〜彼高いのは高くていいけど〜」

 

カヲル「?待っていてくれたのかい?」

シンジ「いや…待っていた訳じゃ」

カヲル「そう…じゃあ来るかい?今から」

シンジ「えっ?どこに…」

 

カポーン

 

シンジ「風呂か…」

カヲル「風呂は命の洗濯らしいね」

シンジ「あ、うんそうらしいね」

カヲル「魂が浄化される…リリンの文化の極みだよ」

シンジ「日本の文化だと思うよ?」

 

バチッ

 

カヲル「停電かい?」

シンジ「いや、今日はこれで営業終わりみたいだ帰らなきゃ」

カヲル「帰る家、ホームがあるという事実は、幸せにつながる。良いことだよ。」

カヲル「ガラスのように繊細だね。特に君の心は。」

シンジ「何言ってるの?」

カヲル「コウイに値するよ」

シンジ「…コウイ?」

カヲル「好きって事さ!」

シンジ「は?」

 

シンジはカヲルと別れ、食堂へ行ったというのも響達は今空き食堂でご飯など食べて過ごしている為だ

 

響「あ、おかえりなさい!ん?お風呂入ってきたの?」

シンジ「うん、カヲル君とね…」

響「私も一緒に…入ってみたいな」

シンジ「響さん!皆が聞いてるかもですよ!その話やめましょう」

 

クリス「おい!飯作ってる最中に火から目を離すなよ!」

シンジ「何作ってるんですか?」

響「ビーフストロガノフだよ〜」

シンジ「ロシア料理ですか…うん!美味しそう」

クリス「…響が学校の調理実習で作ったんだとよ、シンジ?分かってると思うけど残すなよ?」

シンジ「クリスさん?」

クリス「…そういう事だろ!言わせんじゃねぇよ、まぁ、あいつはこういう事は初めてなんだ…男と付き合うのはよ。大事にしてやるんだぞ?じゃないとあいつの嫁に怒られるからな」

シンジ「…はい」

 

響「シンジ君…美味しいかな?」

シンジ「美味しいです…お肉もホロホロで」

響「やった!」

クリス「良かったな」

シンジ「他の人達は?」

クリス「食べた後は各々の部屋に帰っていったよ…会いたかったのか?」

シンジ「いや、聞いただけです」

クリス「…アタシも帰るとするか」

響「おやすみ…クリスちゃん」

クリス「あぁ、シンジちょっと…」

シンジ「はい?」

クリス(…間違いは犯すなよ?)

シンジ(分かってますよ)

クリス「…ごゆっくり〜」フフッ

 

シンジ「どっちなんだろ…」

響「…シンジ君ってキスより上ってしたことあるの?」

シンジ「ありませんよ!響さんは?」

響「うぇ…キスすら初めてだよ」

シンジ「えっと…男の人と?」

響「未来の事?未来とはそういう事はしたこと無いよ…私達、付き合ってる訳じゃないし、女の子同士だし」

シンジ「僕にもそんな人いますかね…」

響「いるよ…ワ、タ、シ!」

シンジ「///僕なんかで良ければ」

 

部屋の外

 

クリス「惚気話…たまらねぇなフフッかわいいもんだな」

 

フッ

 

クリス「誰だ!?…んだ?誰もいないのか?」

カヲル「シンジ君…君が嬉しいと感じるなら僕は嬉しいよ。

しかし、彼女は神をも殺す神殺し…彼女だけはっ!赦して…なるものかっ!そうだろ…シェム・ハ…」

 

 

 

 

カヲル「分かっているよ…彼女達は、特に立花響は…」

 

キール「そうか、君が何故立花響に固執するか分からぬが…許可しよう彼女達は我々の計画に関係ないのでな」

 

カヲル「ありがとう…」

 

ヒュッン

 

ミサト「ここからじゃ何を喋っているかは…確認不可能か…」

 

チラッ

 

ミサト「気づかれた!?いや…違うか」

 

カヲル「フッ…さあ、碇シンジ君…君はどちらを選ぶ?僕か…神殺しか!」

 

 

 

ケイジ

 

 

 

 

カヲル「さあ…行くよおいでアダムの分身、リリンの下僕そして、神殺し!」

 

発令所は警報音に包まれる

 

日向「エヴァ弐号機、起動!」

ミサト「…弐号機?アスカは?」

青葉「303号病室です、確認済みです」

日向「セントラルドグマにATフィールドの発生を確認!」

ミサト「弐号機?」

日向「いえ!パターン青、間違いありません使徒です!」

ミサト(やはり、あの少年が…)

マヤ「無人です…弐号機にエントリープラグは挿入されてませんなのに…」

ミサト「希望的観測じゃなくて!事実を教えて頂戴!」

ゲンドウ「エヴァ初号機に追撃させる…」

響「私も!連れて行って下さい!」

ゲンドウ「…既に乗っているのだろう、シンジそのまま行け」

シンジ「はい…」

冬月「良いのか?」

ゲンドウ「神殺しの力…見させてもらおう」

冬月「本物の神をも撃破した彼女の力か…」

ゲンドウ「偽りの力などでは無く…本物の力を」

SEELE 02「最後の使徒がセントラルドグマに侵入した。現在降下中だ。」

 

SEELE「予定通りだな。」

 

キール「碇。君はよき友人であり、志を共にする仲間であり、理解ある協力者だった。これが最後の仕事だ。初号機による遂行を願うぞ。」

 

 

 

シンジ「カヲル君がまさか…使徒なんて」

響「うん…でも、彼とは手を取り合えるかもしれない

信じる限り

…」

シンジ「重ね合おう、この手のように」

響「うん…」

 

カヲル「待っていたよ…」

シンジ「カヲル君!」

響「やめよう!話し合おうよ!」

カヲル「神殺し…君も一緒か」

響「何故、それを」

カヲル「シェム・ハを倒した事は万死に値する!話し合い等…不要だ!」

シンジ「くっ!アスカ…ごめんよ!」

カヲル「EVAシリーズ。アダムより生まれし人間にとって忌むべき存在。そして…シンフォギア!聖遺物を利用してまで生き延びようとするリリン。僕にはわからないよ。」

シンジ「カヲル君!やめよう!こんな事で争っても何も変わらない!」

カヲル「…変わらない?変えるんだよ僕が、全シンフォギアを破壊して…シェム・ハの理想郷を!再現させる!」

響「殺し合って、殺し合ってもそれは…不幸の連鎖を生むだけだよ!」

シンジ「くっ…カヲル君ごめんよ!」

 

ピッキーン 

 

シンジ「ATフィールド!?」

カヲル「そう、君たちリリンはそう呼んでるね。何人にも侵されざる聖なる領域、心の光。リリンもわかっているんだろ?A.T.フィールドは誰もが持っている心の壁だということを。」

シンジ「そんなの…分からないよカヲル君!」

 

エヴァ初号機もナイフで攻撃され傷つく

 

シンジ「うわぁぁぁ」

響「くっ…」

 

オペレーター「エヴァ、両機、最下層に到達」

オペレーター「目標、ターミナルドグマまで後、20」

 

ミサト「初号機の信号が消えて、もう一度変化があったときは…」

日向「分かってます。その時はここを自爆させるんですね。サードインパクトが起こされるよりはマシですから。」

ミサト「すまないわね」

日向「いいですよ、あなたと一緒なら」

ミサト「ありがとう」

 

カヲル「人の宿命(さだめ)か…神殺しの宿命か…希望とは悲しみに綴られているね…」

 

ミサト「どういうこと!?」

日向「これまでにない強力なA.T.フィールドです!」

青葉「光波、電磁波、粒子も遮断しています!何もモニターできません!」

ミサト「まさに、結界か…」

マヤ「目標およびEVA弐号機、初号機、ガングニール装者共にロスト、パイロットとの連絡も取れません」

シンジ「待って!カヲル君…」

響「逃げるの!?」

カヲル「…」

 

青葉「最終安全装置、解除!」

日向「ヘヴンズドアが、開いて行きます…」

 

ミサト「遂にたどり着いたのね、使徒が…日向君…」

日向「…」

 

シンジ&響「うぉぉぉ!…なんだ!?」

ミサト「…状況は!?」

日向「ATフィールドです!」

青葉「ターミナルドグマの結界周辺に先と同等のA.T.フィールドが発生。」

マヤ「結界の中に侵入して行きます!」

ミサト「まさか…新たな使徒!?」

青葉「だめです、確認できません!あ、いえ、消失しました!」

ミサト「消えた!?使徒が?」

 

カヲル「アダム…われらの母たる存在…これで、人を滅ぼした所でそこはシェム・ハ、それが君の望んだ世界なのか?」

 

カヲル「違う!これはリリス!?そうか…そういう事かシェム・ハ…」

 

カヲル「ありがとう、シンジ君。弐号機は君に止めておいてもらいたかったんだ。そして、神殺し…どうやら僕の負けのようだ」

 

響「…何を、言ってるの?」

カヲル「このまま死ぬこともできる。生と死は等価値なんだ、僕にとってはね。」

カヲル「自らの死、それが唯一の絶対的自由なんだよ。」

シンジ「僕達には…君が何を言ってるか分からない!君は何がしたいんだ?死にたいの?生きたいのどっちだよ!」

 

カヲルは少し考えてから発言した

 

カヲル「…僕を消してくれ、僕を殺せ…神殺し!」

 

シンジと響は少し躊躇したが、操縦桿へと手を伸ばす

 

カヲル「フッ…エヴァとシンフォギア、神は君達に味方したようだ…ありがとう、シンジ君、そして…神殺し」

 

グシャッ

 

ポタ…ポタ…

 

シンジ「彼は…何がしたかったんですかね」

響「神殺し…未来を殺した神様を殺した称号これが、人を殺す感触…ウッ、ウ…未来…」

シンジ「人を殺す…この感触は忘れたら駄目だな」

 

こうして、シンジと響は付き合う事になりシンジは少し自信をつける

代償として、響は心に傷をつけるはめになった。

 

次回につづく




次回予告

最後のシ者は倒した、心の傷を負った響に現実は重くのしかかる
そんな彼女を見てしまった碇シンジは逃げ出す…
そんな時、NERV本部に殺戮部隊が現れるなす術も無く殺戮され行くNERV職員、そして、シンフォギア装者たちは歌を歌う…命をかけた最後の歌を…彼女達は人類補完計画を止める事は出来るのか…そして、空よりエヴァシリーズが舞い降りる暴かれる欺瞞を嘲笑うかのように…
次回、Episode22 ARIA
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。