【エヴァ×シンフォギア】神殺し《ガングニール》の少女と神殺し《エヴァンゲリオン初号機》の少年 作:クマ提督
NERV本部にエヴァシリーズが舞い降りた
冬月「S2機関搭載型8機全機投入とは…まさか!ここで起こすつもりか」
ミサト「エヴァシリーズは、早く殲滅するのよ!アスカ!?いい?」
アスカ「ミサトも病み上がりで難しい事言うわね、残り8つとか一匹につき三十秒位しか無いじゃない!どぉりゃ〜」
量産機は顔を破壊された
アスカ「エーステ!」
その頃シンジは
シンジ「そんな…エヴァがベークライトで固められて乗れない…」
マヤ「シンジ君!?アスカが!アスカが!」
逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ!
シンジ「母さん!助けてよ!」
(母さん?お母さんの匂い)
その頃アスカは量産機と戦っていたが…数が多く苦戦していたそんな時…
アスカ「くっ!ATフィールド展開!…ってロンギヌスの槍!?」
アスカはやられると思ったがそんな時、紫のエヴァが横を通り過ぎる
シンジ「このぉ!」
アスカ「シンジ!」
シンジ「アスカ!遅れてごめん、大丈夫かい?」
アスカ「んもぉ…遅すぎるのよバカシンジ!」
マヤ「はっ!二人とも気をつけて!エヴァシリーズが!」
シンジ「そんな!倒したはずなのに!」
アスカ「なんで再起動するのよ!」
エヴァシリーズは全機再起動し、エヴァ両機に攻撃を開始した。
マヤ「なんで…再起動するの!?」
ミサト「S2機関…やはり無限なのかしらね」
響「はぁ…はぁ…なんとかたどり着いた」
翼「無事だったのか!?」
響「シンジ君は!?」
クリス「エヴァに乗ってる…お前のおかげだな」
響「私はそんな…ちょっと、気持ちを押してあげただけですよ…」
青葉「エヴァシリーズに動きあり!」
日向「初号機を…寄り代にしている?」
マヤ「ターミナルドグマに綾波レイの反応あり!」
ミサト「レイ!?…気になるわね、響ちゃんにお願いがあるんだけど」
響「はい?」
願いとは発令所からターミナルドグマへ直通のエレベーターで降りレイを探してとの事だった。
NERV本部地下レベルL-EEE
ゲンドウ「レイ…補完計画にはお前が必要不可欠だ」
レイ「…はい」
「そこまでよ」
ゲンドウ「ふっ…赤木君、君かい…」
リツコ「お待ちしておりました、碇司令」
ゲンドウ「ここは…君の来るべき所ではない」
リツコ「えぇ、私は壊すために来ました…貴方に黙ってマギのシステムを変えさせて頂きました…母さん…今逝くわ」
カチッ
リツコ「作動しない…なぜ!?…はあっ!カスパーが裏切った!?まさか…自分の男を選ぶって言うの母さん…」
ゲンドウ「赤木リツコ君…本当に君を愛していた」
リツコ「嘘つき…」
パッン
リツコは目を瞑るが…発射され一定時間経っても当たった感じがしない
ゲンドウ「誰だ!?」
クリス「おっさん!一体何処に手を突っ込んでんだ!セクハラだろ!」
ゲンドウ「これは、儀式だ…我々、ヒトを進化させる為の!」
響「させない!たった一人だけが進化して他の皆を殺す進化なんて!進化と呼ばない!呼ばせない!私達の力でねじ伏せるまで!」
レイ「進化…あなたは単一個体にはなれないわ対象じゃないもの」
ゲンドウ「レイ!?」
するとレイはゲンドウの右腕を引裂き自分の落ちた腕とゲンドウの腕を入れ替えた。
レイ「さようなら…碇君が呼んでる」
ゲンドウ「シンジが?」
響「リツコさん!行きましょう、発令所へ」
リツコ「フフッ、ここを爆破しようとした人間等…ここで死ぬべきよ、死で罪を償うわ」
翼「死で罪を償う事などより、発令所へ戻り生きて罪を償う方がミサトは嬉しいだろう!死んだらすべてそこで終わりだからな」
クリス「ほら、行くぞ!」
響はゲンドウの方を少し見る
クリス「あいつは…流石に連れてけないだろ」
響「うん…」
その頃のエヴァは…
青葉「初号機、エヴァシリーズに拘束!」
日向「エヴァシリーズ、弐号機を落としました…弐号機活動限界です…」
ミサト「アスカ!機体を捨てて逃げて!」
アスカ「ママと一緒に…死ねるなら本望よ!さーて…エヴァシリーズ…殺してあげるわ!」
ジャキッ
ドドドと音を立てエヴァシリーズの装備の槍が突き刺さる
シンジ「アスカ!うわァァァァ!」
青葉「ターミナルドグマより、正体不明の高エネルギー体が急速接近中」
日向「A.T.フィールドを確認。分析パターン青!」
ミサト「まさか…新たな使徒?」
日向「いや、違う!ヒト、人間です!」
ぬううううと鈍い音をたて巨大綾波は地の底より現れた
マヤ「ひっぃ!いやぁぁぁぁ!」
切歌「お、お、オバケが出たデスよ!見たですか?調!」
調「うん…何だろうね」
シンジ「…なんだこれ」
「遂に我等の願いが始まる」
「初号機パイロットに聖痕が刻まれた…」
「いささか数が足りぬが、やむを得まい」
「エヴァシリーズを本来の姿に。我等人類に福音をもたらす真の姿に。等しき死と祈りをもって、人々を真の姿に」
「それは魂の安らぎでもある。では儀式を始めよう」
シンジ「エヴァシリーズが…はぅぁ!綾波!?うわぁぁぁぁ!」
冬月「レイと同化をはじめたか」
事の成り行きを見守る冬月。
空中のエヴァ量産機の顔が変化し、レイの顔が生えてくる。
「うっ」
その光景を見て、シンジは顔を引きつらせる。量産機は、次から次へとレイの顔に変化していく。弐号機との戦闘で頭部を破損した量産機から生えたレイの顔は半壊していた。そのむき出しになった眼球でシンジの方を見るレイの顔。
「うわぁぁぁーーーっ!!!」
発狂して何度も操縦桿を引くシンジ。初号機は覚醒し、コアが外部へ露出する。しかし、シンジの操作には反応せず、一向に動く気配を見せない。
青葉「心理グラフ、シグナルダウン!」
モニターの変化にシゲルが気づく。
日向「デストルドーが形而下されていきます」
マコトが報告を入れる。
冬月「これ以上はパイロットの自我が持たんか」
シンジ「もういやだ……もうやだ……もういやだ……もういやだ……いやだ……いやだ……もうやだ……もうやだ……もうやだ……いやだ……いやだ」
「へいき、へっちゃらだよ!シンジ君!」
巨大綾波の顔が段々と変換しており響の顔へとなっていた
シンジ「…何が狙いなんだ、綾波…僕をからかっているのかい?こんなの…無いよ…無いよ」
シンジは疲れたのか意識が段々と遠のいていった。
レイ「碇君…貴方は、何を願うの?」
回想
太陽が山のふもとへと帰る頃。ブランコが揺れる風景。懐かしい歌が聞こえる。
「そうだ……。チェロを始めたときと同じだ。ここに来たら、何かあると思ってた」
周りには切歌と調を幼くした彼女達に似ている少女がいる
「シンジも一緒にやろーデース!」
「お城、作ろ…」
「…うん!」
シンジは砂の城を手で固める。
ブランコが揺れる景色。公園という舞台。シンジの隣で、
切調の二人はただ動かず見ているだけだった。
調「あ、マリアだ」
切歌「バイバイデース!」
二人がそういうと向こうのパイプ椅子に座るこれまたマリアに似ている女性が現れ、二人と合流すると一瞬、シンジの方を注視したかと思うと公園の出口へと向かって二人を連れ歩きだした。
砂場に戻って城を固めるシンジ。泣き出しそうになるのを必死でこらえる。
城が完成する。シンジは無言で城の前に立って、それを見下ろす。その城は、四つの面で出来た平坦な作りで、まるでピラミッドのような形をしている。シンジは、その城を踏み付けて壊していく。
「えい!えい!えぃ!」
幼いシンジは、砂の城を何度も何度も蹴って壊していく。城が崩れてただの砂の山に戻ると、シンジは蹴ることを止めて立ち尽くす。しかし、シンジはまた砂をかき集めて城を作り始める。
クリス「あんた見てると…イライラすんだよ!」
シンジ「自分みたいで?」
幼いクリス「ママ…パパ!」
幼いクリスが泣きじゃくる。
「マ……マ……パ…………パ」
眠っているクリスが寝言を漏らす。
「ママとパパ…」
膝を抱えたシンジがつぶやく。
「ねぇ……しよーデース」
シンジ「嫌だよ!僕はそんな事!」
「…初めて、貰ってくれる?」
シンジ「嫌だって!そんな事する為にエヴァに乗ってる訳無いだろ!」
「…おめぇの勝ちだ、いいよ…あたしの身体自由に使って…優しくしろよな?」
シンジ「…嫌です、何なら貴女を壊す勢いでしましょうか?」
「…優しくしてくれるなら考えてあげるわ」
シンジ「嫌なんですって!諦めてよ」
「…この身体ソナタに預けよう…いざ、恋の桶狭間!」
シンジ「戦いは終戦しました…始まる前に」
「…彼氏いない歴年齢と一緒の私が…上手く出来るかわからないけど、よろしくお願いします」
シンジ「…」
「バーカ!知ってんのよ、アンタは私をオカズにしてること。いつもみたくやってみなさいよ。ここで観ててあげるから。あんたが、全部私のものにならないなら。私……何もいらない」
切歌「あれ…シンジのだったデスか…」
電車の中で、アスカはシンジの座った椅子に足を乗せて問い詰める。
「だったら僕にやさしくしてよ!」
装者、エヴァパイロット「やさしくしてるわよ?」
「ウソだ!!笑った顔でごまかしてるだけだ。曖昧なままにしておきたいだけなんだ!」
シンジが自分の考えに篭ろうとする。
「本当のことは皆を傷つけるから。それは、とてもとてもツライから」
レイの声が聞こえる。
「曖昧なものは……僕を追いつめるだけなのに」
「その場しのぎね」
レイが感情の入っていない口調で答える。
「このままじゃ怖いんだ。いつまた僕がいらなくなるのかも知れないんだ。ザワザワするんだ……落ち着かないんだ……声を聞かせてよ!僕の相手をしてよ!僕にかまってよ!!」
「この手を取るんだ!」
と聞こえたが直ぐに目の前は暗転しよく分からなかった
ミサトの家のキッチンで、アスカがテーブルの上に突っ伏して落ち込んでいる。
「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ」
シンジは後ろから回り込んでアスカに近づく。
「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた私を傷つけるだけだもの」
「あ、アスカ助けてよ……。ねぇ、アスカじゃなきゃダメなんだ」
そう言ってシンジはアスカに言い寄る。
「ウソね」
アスカがシンジを睨みつける。
「あんた、誰でもいいんでしょ!ミサトもファーストも怖いから、シンフォギア装者達も怖いから、お父さんもお母さんも怖いから!私に逃げてるだけじゃないの!」
アスカは、椅子から立ち上がるとシンジに詰め寄って追い掛け回す。
「助けてよ……」
アスカの気迫に負けて、シンジは後ずさりする。
「それが一番楽でキズつかないもの!」
アスカは鋭い目つきで見据えながらシンジの後を追う。
「ねぇ、僕を助けてよ」
シンジは困惑した表情で助けを求める。
「ホントに他人を好きになったことないのよ!」
アスカは、大声を上げてシンジの胸を突き飛ばす。その反動で、シンジはコーヒーメーカーを巻き込んで倒れる。コーヒーが床に飛び散り湯気が吹き上がる。ペンペンは物陰からその様子を見守っている。
「自分しかここにいないのよ。その自分も好きだって感じたことないのよ」
床に転がったシンジが身を縮める。
「哀れね」
アスカは呆れた表情でシンジを見下ろす。
「たすけてよ……。ねぇ……。誰か僕を……お願いだから僕を助けて」
シンジは力なくうなだれたまま、ゆっくりと立ち上がる。
「助けてよ……。助けてよ……。僕を、助けてよォ!」」
シンジはテーブルに手を掛けるとひっくり返して暴れ始める。家じゅうに大きな音が響いてペンペンが驚く。
「一人にしないで!」
シンジは椅子を投げ飛ばして叫ぶ。
「僕を見捨てないで!僕を殺さないで!」
両手で椅子持ち上げて床に叩き付ける。
「……はぁ……はぁ」
シンジは肩で息を切らせて膝をつく。
「イ・ヤ」
アスカは冷たい目でシンジを見下ろす。
突然、シンジは逆上すると、アスカの首に手を掛け…良うと手を伸ばした時、その時だった聞き慣れた陽だまりの声が聞こえてきた。
響「シンジ君…それをしたら駄目だよ、アスカを殺す位なら私を殺して」
シンジは、はっとした顔になり手をそっと下ろしこう言った
シンジ「…僕の好きな人を殺すなんて、僕には出来ません」
次回、最終章へつづく
次回は少しタイムテーブルを戻します…補完計画発動シーンもあるので閲覧注意…
最終章予告
遂に、シンフォギアとエヴァの物語は終わりを迎えた発動される補完計画…ヒトの形、エヴァの形、シンフォギアの形この物語の終局とは…
次回、シンフォギア×エヴァ最終章
【宇宙を駆け抜ける、奏であう、シンフォギアを纏いながら】
ご期待下さい!