魔導物語 Seven Catastrophe   作:アヤ・ノア

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ラストダンジョン突入回。
パーティーは最初からこうすると決めていました。


35「神の住む地へ」

 準備を整えたアルル、アミティ、りんご、アリア、セイバー、エッジ、ソード、カインは、

 レムレスが作った転移魔法陣に乗り、古のものが待ち受けている時空の狭間に来た。

 ついでに、ルルー、シグ、まぐろ、レイリーも同行者として来てくれた。

 シェゾ、ラフィーナ、りすくませんぱい、ジルヴァは、

 守りたいものを守るためにプリンプタウンに残った。

 

「……ここが、時空の狭間……」

「なんだか、不気味ですね……」

 時空の狭間は、古のものが復活した影響で、かなり混沌としていた。

 ところどころに穴が開いており、地面も歪んでいて不安定だった。

 一歩道を外せば、真っ逆様になるだろう。

「でも、ここに古のものが待ち構えている」

「オレ達が倒すべき最後の敵……この戦い、負けるわけにはいかない」

「アタシ達の世界……そして、この世界を救うんだから!」

「勘違いされがちだが、トライブレードはあくまで世界が選んだが、心は“人間”に過ぎない。

 セイバーもエッジもソードも私達の大切な仲間だ。世界だけを救うわけないじゃないか」

 セイバー、エッジ、ソード、カインは、時空の狭間の奥を真っ直ぐ見据えていた。

 トライブレードとカインは、世界を救うために戦っていて、

 その最後の敵と戦おうとしているからだ。

 

「古のものなんてボコボコにして差し上げましてよ」

 ルルーが拳をぶんぶんと振り回す。

「あ、あははは……ルルー、すっごい闘志に溢れてるね。っていうかボコボコって……」

「サタン様を封印した奴の親玉なんだから、こうしないと私の気が済みませんのよ」

 カタストロファーセブンの一人、スレイヤーによってサタンは封印された。

 彼女にとって、カタストロファーセブンは許しがたい存在であり、

 当然、彼らの親玉である古のものの存在も許せなかった。

 

「アミティー、おまえ、心配だから来た」

「シグ、ありがとう。来てくれたんだね」

 最終決戦に赴くアミティのために、シグも一緒についてきた。

「この世界の命運がかかっているんだ。でも、一人だととっても難しい。

 でも、シグがいれば、安心できるよ」

「ありがとー」

 アミティとシグは、お互いの手をぎゅっと握り締めた。

 この二人の絆は、永遠のものである。

 

「りんごちゃん、ボクがいればもう大丈夫だよ★」

「まぐろ君……!」

 姉弟のような仲であるりんごとまぐろ。

 もちろん、次元の狭間にも、一緒に来ていた。

「私とまぐろ君は、本当は戦えない一般人でした。

 でも、巻き込まれた以上、最後まで戦わなければいけません」

「ここで逃げたら恥を掻いちゃうしね★」

 りんごは本、まぐろは剣玉を構える。

 二人の戦闘能力はそれほど高くないが、強い心だけは他のメンバーにも劣らなかった。

 

「いよいよ、古のものと戦う時が来ましたね」

「そうなのだ」

 アリアとレイリーは、それぞれの使用武器を構えていた。

「こいつのせいで、プリンプタウンが壊れかけているのだ。わたしは絶対に許さないのだ」

「私は信じています。この危機も、私“達”が救う事を」

 今まで、どんな強敵にも勝ってきたアリア達。

 今回もまた、倒す事ができる……そう信じていた。

「大丈夫です。私達には仲間がいます。

 一人じゃダメでも、みんながいればできる。カインさんが言ってたでしょう?」

「いくらでかい奴が相手でも、みんなで戦えば怖くないという事なのだ!」

 

さあ、来いっ!

「終わったら、たくさんお菓子をあげるからね」

 そう言って、八人はレムレスに見送られ、時空の狭間を突き進んだ。

 

「来たね!」

 時空の狭間に突き進んだ瞬間、魔物達がアルル達に襲い掛かってきた。

 今までアルル達が戦ってきた魔物の姿を模したものだが、力もスピードも段違いだった。

 それでも彼らは怯まず、前に進んでいく。

「アイスストーム!」

「ブラストビート!」

「タンジェント!」

「グランクエイク!」

 ぷよ、どんぐりガエル、おにおんを、アルル達は魔法で攻撃していく。

 前にいる敵は、トライブレードとカイン、ルルー、レイリーが倒していった。

「前は私が守りますわ! あんたは安心して攻撃しなさい!」

「ありがとう、ルルー!」

「アリア、こんな雑魚なんかに怯むんじゃないのだ。全力は古のものにガツンとぶつけるのだ!」

「ふふ、助かりますよレイリー」

 応援を受けたアルル達の表情は、さらに凛々しくなった。

 

「魔神剣!」

「ツインエッジ!」

「サンダーブレード!」

「流星剣!」

 セイバー、エッジ、ソード、カインは、邪魔な魔物を剣で切り裂いていた。

 途中、時空が歪み、周囲の状況が良く分からなくなった。

「そんなもの、私には当たらん!」

 カインは双剣で、落ちてきた岩を防いだ。

 そのまま、カインは岩を双剣で切り裂いた。

 

 トライブレードとカインを先頭にしてアルル達が歩いていると、

 12人の前に混沌の化身が現れた。

 混沌の化身はしばらく揺らめいていたが、この中で最も強いカインに姿を変えた。

「! 敵が来た……しかも父さんの姿を真似てる!」

「セイバー、ここは私達に任せなさい!」

「絶対にかってやるー」

「キミのお父さんをキミは一番傷つけたくないでしょ? だからボクが代わりにやってあげる★」

「一つ目の試練を、まずは突破するのだ!」

「……ありがとう」

 混沌の化身に挑んだのは、ルルー、シグ、まぐろ、レイリーの四人だった。

 セイバーはお礼を言った後、混沌の化身との戦いを四人に任せた。

 

「さあ、来るなら来なさい!」

「わたし達が相手になるのだ!」

「やーるぞー」

「どこの部分からやられたいかな?」




AAAばかり目立つ事への反感として、ARSを目立たせています。
これが私の信念なのです。
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