Everything I Need   作:アマエ

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あるべき世界での邂逅、もとい強制介入ーー

※原作軸の無限列車c/w護鬼夫婦




番外 境界越しの黎明

その鬼の瞳に上弦の参の文字を認めた時、煉獄杏寿郎は死を覚悟した。それは諦めではなく、勝利のために費やすもののひとつとして、己の命を勘定に入れたのだ。重傷の隊員を真っ先に襲ってきた鬼の腕を裂き、距離が空いたことでその姿を目にとめる。

 

若い男の姿をした、ネコ科の獣のような鬼だった。濃梅色の短い髪に青白い肌、割れたガラスに青をはめ込んだ瞳が不気味だが、下がり眉とけぶる睫毛が印象をやわらげ、まろい顔の輪郭とあわせて彼を美々しく魅せていた。緩く笑んでいる表情は、恐ろし気なものではない。しかし、寸分の乱れもない体幹と鍛えられた筋肉は、きっと見た目の何倍も力があるのだ。

 

「いい刀だ」

 

鬼が再生した腕に伝う血を舐め、嬉しそうに目を細める。友好的ともいえる態度で杏寿郎に接する鬼は猗窩座と名乗った。知性があろうとも鬼は鬼。その言葉の内容は、とても相互理解できるものではなかった。

 

「お前も鬼にならないか」

 

闘気を漲らせる杏寿郎に、猗窩座は上機嫌に誘う。

 

「ならない」

 

即答は激戦の幕開けとなった。炎を纏った斬撃と、宙を貫く衝撃波が交差する。砂埃と嵐のような剣跋の合間に、ふたつの人影が残像交じりにぶつかり、血しぶきを上げた。地面に這いつくばったまま必死に目を凝らす炭治郎には、かろうじて影を追うことしかできない。

 

じわじわと時間が過ぎる中、列車の方からは怪我をした人々が起き出す音が聞こえてくる。歩き出すほど状態が良い乗客はいないようで、それがせめてもの幸いだ。万が一、こちらに来るものがいたら、身を挺して止めなければならないのだ。

 

「おい、てめぇらこっち来んじゃねぇ!」

 

傍に立つ伊之助の声に、はっとして視線を巡らせる。炎柱の戦いを注視していたとはいえ、ほんの数歩の距離まで近づいている二人組に気づかなかったことに炭治郎は自らの鼻を疑った。

 

(お香と少しの血の匂い……)

 

横転した列車から出てきたであろう二人は、洒落た洋装の若い男女だ。男の方は細身の中背だが、背広の上からでも鍛えられた体格が見て取れる。顔は帽子の影でよく見えず、しかし口元と顎の印象は端正で若々しいものだ。目に見える怪我はなく、血の匂いがするのもかすり傷か何かだろう。

 

連れの女性の方は、十代半ばから後半のまだ少女といっていい年頃だ。長い髪をゆるりと背中に流し、側頭部に雪結晶の飾りをつけている。立て襟の白いブラウスに足首までの薄青のワンピース姿で、倒れている炭治郎を心配そうに見つめる瞳は花が浮かんでいるかのように可憐だ。彼女は淡い雪のような香りしかせず、怪我はないようだった。

 

「これは一体どういうことだ」

 

ぽつりと男が発した言葉に答える余裕はない。彼らを抑えるのは伊之助に任せることにして、炭治郎は激闘へと目を戻す。杏寿郎と猗窩座の戦いは、超近距離での応酬に移り変わっていた。

 

燃える軌跡を描く刀が鬼を切り裂くが、どんなに深い傷も瞬く間にふさがってしまう。腕を切り飛ばしても、そのままの勢いで拳を再生して殴りかかってくるほどの回復速度だ。杏寿郎の体には細かな傷が刻まれており、その数はみるみる増えている。

 

(煉獄さんに加勢しないと。ああ、刺された傷が開きそうだ。体が全然動かない。ヒノカミ神楽を使った後はこうなる)

 

日輪刀を握る手に力を入れるも、腕さえまともに上げることができない。伊之助も介入する様子はなく、ひたすら悔しげな臭いを立ち上らせていた。

 

身なりがいい男女は恐慌状態になることもなく、静かに柱と鬼の戦いを見つめている。可憐な少女の方は視線があやふやで、恐らくは何も目で追えていないだろう。しかし、青年の方は長い睫毛に縁取られた瞳をぴたりと戦う二人に合わせており、もしや見えているのではないかと思えるほどだ。

 

一際大きな衝突の後、砂煙が晴れると、左目を潰された杏寿郎の姿が現れる。炭治郎は溢れそうな涙を呑み、さらに強く刀を握り込んだ。

 

「狛治さん、このままじゃ」

 

「わかってる。見ていて気分がいいものじゃないしな、主には後から報告するとしよう」

 

ぼそぼそと囁き合う少女と青年が遠く感じる。猗窩座が再び杏寿郎を鬼へと誘うが、満身創痍の杏寿郎の答えは変わらなかった。いかに体を削って戦っても、鬼の手傷はすぐに癒えてしまう。それに引き換え、柱といえど人間の体は傷も痛みも残るのだ。

 

「どう足掻いても人間では鬼に勝てない」

 

子供に説明するように語る猗窩座の声が炭治郎のほうまで届いてくる。それに腹わたが煮える錯覚を抱くも、せいぜい体を起こすことしかできず、奥歯をぎりと噛み締めた。そうして怒りに震える炭治郎の肩に触れる手があった。

 

「動かない方がいい。無理をすれば傷が広がって臓腑がこぼれるぞ」

 

見上げた先には、美しい目元の横顔。帽子のつばに隠れていたその顔に、炭治郎の口が半開きで固まる。狛治と呼ばれていた青年は、すました獣のような表情で炭治郎を見やった後、連れの少女に短く声をかけた。

 

「恋雪、こいつらを見ていてくれ」

 

「はい、あなた。御武運を」

 

「行ってくる」

 

待って、と声をあげる間もなかった。狛治はゆるく手首を回すなり、一足で杏寿郎と猗窩座の方へ飛んでいってしまったのだ。その速度も身のこなしも人間とは思えず、伊之助も炭治郎も呆気に取られる。恋雪と呼ばれた少女は、深い悲しみを纏って乱入者を見守っていた。

 

 

※ ※ ※

 

 

その男が戦いの場に飛び込んできたとき、杏寿郎は己の目を疑った。

 

青漆色の背広姿の青年は、攻撃態勢に入っていた猗窩座の右腕を左手でからめとり、見事な投げで宙に浮かせたのだ。それだけでも驚愕する光景だが、帽子の影から垣間見える顔立ちは、投げられた鬼に瓜二つ。面妖な藍色の刺青のかわりに、青年の顔に浮かんでいるのは淡い白光の模様だが、同じ曲線を描くそれは、なおさら二人を鏡像のように見せていた。

 

「貴様何者だ、邪魔をするな!」

 

やや距離をあけて着地した猗窩座が牙を剥いて吠える。しかし、ひび割れた双眸が青年を写すなり、困惑顔で凍りついた。

 

「どうした、見慣れた顔だろう」

 

青年はそんな猗窩座に冷たく笑い、杏寿郎を背に庇うようにして間に立った。逞しい背中からは不思議な気配がしたが、悪鬼特有の禍々しさはない。振り返えらずにかけられたのは、気遣わしげな言葉だった。

 

「故あって加勢する。こいつは俺が相手するから、下がって安静にしているといい」

 

「そんなこと出来るはずがないだろう! 貴方こそ下がってくれ!」

 

折れた肋の痛みをおして荒げた声に答えはなかった。ドウッと重い踏み込みとともに青年の背が遠ざかる。呼吸をつかう剣士以上の身のこなしで殴りかかる後ろ姿は鮮やかだ。お互いに繰り出す拳をぶつけあっていて力負けしていない青年が、人であるはずはなかった。

 

「よもや……彼も鬼か。何故、人を庇う?」

 

上弦の参と互角に渡りあう様子に、手出ししないほうがいいと判断せざるを得ない。同時に、満身創痍の己の身にも意識が向いて、仕方なく炭治郎らの方へと足を向けた。

 

「煉獄さん! 酷い怪我です、手当てしないと」

 

「おい、大丈夫か?!」

 

「呼吸で止血するから心配ない。すまん、少年達、途中で引くなど柱として情けない限りだ」

 

「いいえ、いいえ!」

 

座り込んだままぶんぶんと首を振る炭治郎とて、鬼殺の剣士として情けない思いを抱いているのだろう。ぶつかる度に轟音を鳴らしている二つの影を悔し気に見つめている。

 

杏寿郎の残された右目を、眩しい花火のような乱打の応酬が焼く。あまりの殺気と鬼気に空気が震えるほどだ。鏡を挟んだかのような二人の足元には雪結晶が浮かび上がり、腕をこすり合わせるように交差した右こぶしが片や頭を、片や左胸から肩を吹き飛ばす。どちらも柘榴が弾けたような惨状だが、次の瞬間には肉が盛りあがり、何もなかったように睨み合っていた。

 

「貴様、その姿も技も血鬼術で写したものだろう。正体を現せ!」

 

「はっ、そう思うなら俺の化けの皮を剥いでみろ!」

 

猗窩座が凶悪な顔で構えをとる。対して、狛治は嘲りを隠さずに同じ構えを返した。頭部を失った際に帽子も吹き飛び、短い黒髪があらわになっている。端正なまろい顔立ちは、やはり悪鬼と寸分違わないものだ。

 

破壊殺・脚式 流閃群光ーー

 

素流・護鬼術 乱式ーー

 

鋭い蹴り技を拳の衝撃波が迎え撃ち、肉と骨が砕ける湿った音が広がる。再生を前提とした、防御をまるで度外視した撃ちあいだ。しかし、それを見守る剣士たちには、ひとつの法則が見えてきていた。

 

「煉獄さん、あの人の攻撃は日輪刀と同じなんでしょうか」

 

「気付いたか、竈門少年。上弦の参は頭部を失うことを避けている。そんな仕組みを思わせるものはなかったはずだが、本能的な恐怖かもしれんな」

 

何しろあれは陽光のようだ、と杏寿郎は暗がりに浮かびあがる姿に目を眇める。青年の体中を走る幾何学模様は、猗窩座のそれと対をなしているが、光を宿した手足から繰り出される攻撃には神秘的な美しさがあった。

 

「そこの少女。君は、彼の連れか?」

 

両手を胸のまえで組み合わせて祈るようにしている華奢な少女。杏寿郎の問いかけに、彼女は小さくうなずいた。

 

「はい。あの人、狛治の妻の恋雪と申します」

 

「おお、ご内儀だったか、失礼した。俺は煉獄杏寿郎、鬼を狩る組織に属する者だ。彼について聞いても構わないだろうか」

 

「……あまりお話しできることはないです。私たちはさる御方に仕える身なので、勝手はできません」

 

十代半ばから後半といったあどけない少女ー恋雪は、申し訳なさそうに、しかしはっきりと答えた。

 

「そうか。では一つだけ聞こう。彼は、もしや鬼舞辻無惨の血を受けていない鬼ではないか?」

 

「狛治さんは、尊い身分の御方に仕える護鬼です」

 

はじめて聞く単語だったが、護る鬼と書くのだと付け足された言葉に納得する。柱でさえ知らない、上弦に匹敵する戦力があることは信じがたいが、目の前で繰り広げられている激闘が何よりの証拠だ。

 

「あの、煉獄さん」

 

恋雪はためらいがちに視線を揺らし、深く息をしてから続けた。

 

「私たちのことは夢か幻だと思ってください。狛治さんがあの鬼と戦っているのも、本当はありえない夢なんです」

 

 

※ ※ ※

 

 

めきりと不気味な音を立てて胴体が分かたれる。後ろに流れた上半身とともに傾ぐ視界に、猗窩座は血反吐と舌打ちをこぼした。頸への攻撃を意識するあまり、腹への蹴りの威力を見誤ったのだ。

 

「貴様っ、それほどの力を持ちながら、何故弱者を護る!?」

 

体中を壊しながら戦ってきた二人は、もはや衣服はずたぼろで体中が赤にまみれている。下半身を繋げる間、追撃せずに汽車の方に気を配っている相手に心底腹が立った。対峙している間、狛治は攻撃の余波が乗客や鬼殺隊士らに向かないようにしていた。それこそ、猗窩座の頸をとれる機会さえ、空式の衝撃波を吸収するために見逃していたのだ。

 

「それが俺の役目だからだ」

 

「役目、だと?」

 

「俺は護る者だ。貴様もそうだったろう、『狛治』」

 

狛治の濃灰色の瞳がぎらりと煌めく。淡く幾何学模様の光がはしる体越しに、遠くの山間にのぼる朝日が見えた。反射的に逃げを打つ猗窩座の体を、革靴を失った裸足のつま先が縫いとめる。その膝下を落とそうとした右腕も抑えられ、うつぶせに固定された猗窩座は唸り声をあげて力を籠める。しかし、全力で抑えにかかる相手もさるもので、両者は拮抗したままその場に固まっていた。

 

「ぐうっ、離せ!!」

 

「離さない。貴様はここで終わるべきだ。これ以上、無意味な殺戮は繰り返させない」

 

じりじりと世界が朝に包まれていく中、猗窩座は走馬燈を見た。骨と皮のようになって咳をしている男。道着姿の快活な笑顔の男。花のように可憐な少女と、手をつないで歩いた花火の夜。必死で地面を掻いていた手がビクリと震える。

 

「なぁ、『狛治』、大事な人たちを失った世界で生きていたかったわけじゃないだろう。もういいんだ。惨めに鬼として生きなくてもいいんだよ」

 

背中にかけられる声はいつしか静かに諭すものになっていた。自分とまるで同じ声が哀れみに満ちているのに、鎮まりかけていた憤怒が鎌首をもたげる。しかし、それも近づいてくる柔らかい気配に塗りつぶされた。

 

「狛治さん」

 

文字が刻まれた眼差しに映ったのは、服装こそ違えど、幻の中にいた可憐な少女だ。薄青のワンピースを纏った彼女は、猗窩座の前に膝をつき、逃げようと伸ばされていた左手を両手に包んだ。藍色に染まった指先を愛おしげに撫でられ、全身から力が抜けていった。

 

「お前……、誰だ、俺はどうして……」

 

「狛治さん、ありがとう。もういいの、もういいのよ」

 

花を浮かべたような瞳からぽろぽろと涙がこぼれている。それを拭ってやれないことがもどかしくて、猗窩座はただ少女を食い入るように見上げていた。朝日が肌を焼き始めても、その痛みさえわからないほどに、彼の中には少女だけが存在していた。

 

「うあ、ああぁああああッ!! 恋雪、恋雪ぃっ、ごめん、ごめん、約束したのに!!」

 

もう狛治の拘束はなく、猗窩座は血にまみれた体ごと目の前の少女にすがりついた。細い腕に抱かれ、日に晒されて崩れていく間、ただ許しを乞い、彼女のもとに還ろうとしていた。

 

「元のあなたに戻ってくれただけで充分です。狛治さん、疲れたでしょう? 今はゆっくり眠って。また、きっと会いましょうね」

 

泣き縋る鬼がさらさらと灰になっていく間、恋雪は梅色の髪を愛おしげに撫でていた。逞しい体が消えてしまって頭だけになっても、それさえ花びらのように宙に融けてしまっても、最後のひとかけらまで大切に抱きしめていた。

 

「恋雪、すまない。ありがとう」

 

「いいえ、私の方こそありがとうございました。あの人を抱きしめることができて、見送ることができて良かった」

 

狛治が差し伸べた手をとり、恋雪は涙まじりの笑みを浮かべる。緩く抱き合った二人は、鬼殺の隊士たちが声をかけようとした刹那、陽の光ににじんで幻のように掻き消えた。

 

 

※ ※ ※

 

 

ぱっと視界が切り替わり、蝋燭に照らされた見慣れた空間が広がる。狛治とその腕の中の恋雪がきょとりとしていると、巫女服姿の少女が横から二人に飛びついた。

 

「ようやっと戻ってきたなぁ!!」

 

「「主(様)?」」

 

ぎゅうぎゅうと護鬼夫婦を抱きしめる金烏は、大幣を片手に持ったまま、もう離さないとばかりに足まで絡めようとしている。狛治が片腕で掬うように抱きあげてやると、その頭を両手に掴んで盛大に撫で繰り回した。

 

「狛治、恋雪、そなたら神隠しなぞに遭いおって、私がどれほど心配したとっ」

 

「神隠し? 主、俺は今ほど無限列車で猗窩座と戦っていたのですが」

 

「煉獄さんや炭治郎君たちもいました」

 

続けざまに報告する二人に、金烏はすんと真顔になって彼らの様子を見直した。出かける際にはばっちり着こんでいた狛治の洋装は、見る影もない。恋雪はあまり変わらなかったが、目元の涙の痕はくっきり残っていた。それらを認めるなり、金烏の体がぶるぶる震え、久しぶりに屋敷全体に家鳴りが響いた。

 

「ろくに信仰もされておらん弱小分け御霊風情があッ!!」

 

非常に珍しい怒声が祈祷の間を満たし、どこかの世界の小さな社で、炎の申し子を愛しすぎた一柱がぶるりと身を震わせたのだった。

 

 




【登場人物紹介】

狛治/猗窩座
主人公。奥さんとデートしていた筈が、気づけば見慣れた列車の傍にいた。悪鬼な自分と友人が戦っていて、思わず助太刀に入ってしまった。まさか絵物語で杏寿郎を殺したのは……(冷汗) 金烏と円満な主従関係を築いており、だいしゅきホールドもしっかり受け止めた。

恋雪
ヒロイン。楽しいデートの筈が、気づけば横転した列車の傍にいた。猗窩座も大事な「あなた」だが、あくまで夫は狛治である。愛しい人のあったかもしれない未来を見送った。泣いてもかわゆい。主様のだいしゅきホールドにキュンときた。

金烏
ラスボス系巫女さん。若夫婦が神隠しブラックホールに吸い込まれたのを察知し、どこかの世界の下手人(神)に霊的殴り込みをかけた。今や立派なはくこゆ過激派モンペ。二人が帰った時は思わずだいしゅきホールドをお見舞いした。

猗窩座
原作に似たどこかの世界線の悪鬼。成仏しました。

煉獄杏寿郎
原作に似たどこかの世界線の炎柱。家の近くの神社によくお参りしている。この日もお参りしてから駅に向かった。謎の夫婦は消えてしまったため、上弦の参討伐をどう報告しようか思案中。

かまぼこ隊
原作に似たどこかの世界線の頑張りやたち。煉獄さんとはこれからも長い付き合いになる。

どこかの社の分け御霊
弱小な八百万の一柱。いつもお参りに来てくれるイケメン炎柱にぞっこん。かわいい子に死相が浮かんでいたのをどうにかしようとして、盛大にやらかした。

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