冥府神ハデスさんここに参上! 作:やられちゃった
「と言うことでジャーーン!!」
「えっと…何がですか?」
急に部屋に侵入してくるハデスにモモンガは驚きを隠せない。
どうやら何か手に持っているようでそれを掲げルンルンと近づいてくる。
「いやあのね。ハデスさんだって神様な訳よ、奇跡起こしたり、グラインドレール引いたり、神器作ったりもできるって訳。」
「グラインドレール…?」
ハデスの言葉について行けないモモンガだが、そんなことをお構い無しに冥府神は続ける。
「そこで!作ってみたのよ神器をね!」
「…ええ!?そんな簡単に作れる物なんですか?」
驚くモモンガに
そしてモモンガが手に持った瞬間。
──ネチョ──
「うわあああ!!ネチョってしたぁ!?」
「あはははは!!どう?どう?サイッコーにイカスよね?」
どこがだァ!!とハデスに神器を投げ返す。
「はぁ…それで?なんなんですかそれ。」
───よくぞ聞いてくれました!
急にハデスの輪郭がブレ、巨大なハデスが映し出される。
そこには先程の神器が浮いており、どこか通販番組のようなノリだった。
「これは狙杖『狙杖っぽいなにか』を元に作成!!目玉の部分にはこのハデスさん!の顔をつけてみたよ。」
「うぇぇ」
「さらに!遠距離武器として大幅に強化!弾速、誘導性を強化!極めつけにはこのハデスさんの力を使っているので並の相手は受け止めることすら出来ない!あはははは!!」
くそ武器。
シンプルにモモンガはそう思った。
そりゃあ強いだろうけど、今は異世界に来ており、感覚ももちろんある。強いけど…。
だけどネチョはやでしょ…。強いけど。
「…あ、ちなみに1番でかいハデスさんフェイスはコメントくれるよ!」
「なにそれいらない…。」
コメントくれるみたいです。
思い出しハデスに問うモモンガ。
「材料などは…?」
「主にハデスさんの体だね。」
「(もう驚かないぞ…。)…なんでネチョネチョなんですか?」
「体の中のもの使ったから?」
うわぁ。触っちゃったよ…。
平然と狂った行動に出るハデスに引き気味である。てか引いてる。
こんな武器あっても使いたいと思うものが居ないだろう。
ネチョネチョしてなければ使うかもしれないが。
「なんでその神器を?」
「主に狙撃銃のようなものだからこれ。シズにでもどうかなって。」
照れくさそうに頬をかくハデスにモモンガは息を吐き、優しい顔で見つめる。
「ハデスさん…。」
「ん?なに?」
親のような優しい表情(骨だけど)で優しく告げる。
「絶対やめて」
僕は使いたい