第一話 出会い(花咲川編)
春。それは、出会いの季節であり、別れの季節でもある。ここにいる白金良太も無事に姉が居る花咲川学園に入学する事が出来た。
良太「これで、僕も高校生か。大丈夫かな?」
大人しい性格ゆえ人前で会話するのが苦手な良太であるが、もう一つ懸念する点があった。それは、
???「・・・良くん、ハンカチ持った?・・・ティシュは?・・・トイレ行った?」
良「大丈夫だよ。燐子お姉ちゃん」
姉であり、花咲川学園の生徒会長。白金燐子が心配そうな目で見てきた。
燐子「・・・そんな、お姉ちゃん心配したのに・・・」
良「あ~泣かないでお姉ちゃん(-_-;)」
どうも、この姉は過保護のすぎる部分がある。加えて、美人であるゆえに周りから良太が悪人っぽく見えてしまうのであった。そんなやり取りをして、1階のリビングに向かうのであった。
楓「燐子、良太、早く朝ごはん食べて頂だい」
俊之「そうだぞ、燐子、良太」
燐・良太『は~い』
白金楓。燐子、良太の母親であり、有名なピアニストで国内・海外で活躍している。
白金俊之。燐子、良太の父親であり、作詞家でもある。昔、楓の奏でる音に魅了されて、プロポーズしゴールインした。
楓「今日は、良太の入学式でしょう?燐子は早く行かなくていいの?」
燐「・・・うん。大まかな仕事は・・・もう終わっているし・・・後は、挨拶のチェック・・・だから」
俊「そうか、なら家族4人で向かうか?」
良「い、いいよ!恥ずかしいし・・・」
燐「・・・良くん、お姉ちゃんと一緒に行くのいやなの?」
良「べ、別にそんな事ないけど・・・」
燐「・・・そっか。・・・なら一緒に行こう」
良「・・・うん///」
そんなやり取りを見てた両親は・・・
楓(ねぇあなた、もしかして燐子って良太の事・・・)
俊(ああ、多分そうだろうな)
楓(どうする?)
俊(うーん、倫理的にまずいが、燐子の事だ、一時の迷いだと思うだろう)
楓(それならいいけど・・・)
俊(まぁ、もしの時は俺達の様に打ち明ければいいさ)
そう、この2人実は従姉同士で結婚してしまったのである。それゆえ、燐子の言動には多少寛大な部分がる。そうとも知らずに2人は朝食を食べ終わっていた。
良「ご馳走様。それじゃあ着替えてくるね」
燐「私も・・・着替えてくる・・・」
そう言うと、2人は2階にある部屋に行った。良太は真新しい花咲川学園の制服を袖に通して、鏡の前で確認した。そして、部屋を出ると先に燐子が待っていた。スマホをこちらに向けて・・・
良「・・・何してるのお姉ちゃん」
燐「別に・・・気にしないで・・・」
良「・・・まさか、撮ってるなんて言わないよね?」
燐「・・・」
良太はスマホを取り上げようとしたら、寸分の所でかわされてしまった。その時ピロン♪と音がした。
良「やっぱり撮ってたんじゃないかよ!しかも、動画かよ!」
燐「・・・そんな事より・・・早く行こう」
良「はぁ・・・別にいいけど今度からは、ちゃんと言ってくれよ」
燐「・・・うん」
良「じゃあ、先に行ってくるね。母さん、父さん」
燐「・・・いってきます」
楓・俊『いってらしゃ~い』
こうして、燐子と良太は学園に向かっていくのであった。道中何度も燐子が手をつなぎたがっていたが、人の目がある為、良太は拒んでいた。
???「おはようございます」
モブ「おはようございます~」
校門前には、挨拶をする生徒達が多く居た。風紀委員の人たちであった。その中に腕章を付けて、翡翠色の髪をした人物が立っていた。
良太(綺麗な人だな///)
???「おはようございます」
良「お、おはようございます」
???「緊張しなくても大丈夫ですよ。それよりも貴方は見たところ1年生ですかね?」
良「はい!よろしくお願いします!え~っと」
燐「・・・氷川さん。・・・朝から・・・ご苦労様です」
???「白金さん、おはようございます。大丈夫ですよ。これが仕事ですから」
良「氷川さん?」
???「申し遅れました。風紀委員長の
良「白金良太と申します」
紗「白金さんの弟さんでしたか。話しは聞いてますよ。自慢の弟さんらしいですね」
燐「・・・ひ、氷川さん!そんな事ありませんよ」
燐子と紗夜のやり取りを見ていた、良太は難しい顔をしていた。自分がそんなに凄いとは思えない。しいて言えば燐子と同じピアノが好きだ位である。
燐子と紗夜とは校門前で別れて、掲示板に書かれている、クラス表を見に行った。
良「え~と、僕はA組か」
自分のクラスを確認した、良太は早速A組に向かうのであった。そこには、20~30人くらいの人がいた。
良太(大丈夫、大丈夫、高校生になったら変えるって決めたんだ!)
心にそう誓って自分の席に着くのであった。因みに座席表は黒板に貼ってあった。そうして、前の扉が開いて、担任らしき人が現れた。
???「は~い。みんな席に座って!申し訳ないけど詳しい自己紹介等は入学式の後にやるからね。それじゃあ体育館に移動して~!」
若くて元気のある、女性の先生だった。そして、入学式が行われる体育館に移動した。
式では校長先生のありがたい?お話しやPTA会長の話しとなり生徒会長の番になった。壇上に登る時、燐子と目が合い、少しだけ手を振られたので、仕方なく、手を振りかえした。
燐子「し、新入生の皆様・・・入学おめでとうございます・・・生徒会長の白金燐子と申します・・・~以上で・・・終わります」
所々躓きそうになったが、何とか持ちこたえていた。そして、風紀委員長の番となった。
良太(あ、朝あった人だ!)
紗夜「皆さんおはようございます。そして、入学おめでとうございます。風紀委員長の氷川紗夜と申します。~以上で終わります」
風紀委員長の話しも終わり、それぞれが、教室に戻るところであった。
???「みんなお疲れ様~じゃあ改めまして、このクラスの担任の
そう言うと、皆から自己紹介が始まった。
???「北沢かけるって言うよ~!好きな事は走る事かな!あ、楽器は姉ちゃんと同じベースしてるんだ!よろしくね!!」
良「白金良太です。趣味は、料理や裁縫です。生徒会長の燐子は僕の姉です。特技はピアノが得意です。よろしくお願いします」
???「花園ゆうきって言います。中学ではギターやってました。趣味はうさぎともふもふする事です。よろしくお願いします!」
それぞれの自己紹介が終わり、昼休みになろうとした時である。
ゆ「初めまして、良太君で合っているかな?」
良「うん。合っているよ」
ゆ「良かった~ちょうど君を探していたんだよ」
良「どうして?」
ゆ「良かったら、友達になってくれないかな。同じ楽器が使える仲間として」
良「うん、いいよ!」
か「それなら、かけるもなる~!」
ゆ「うん。いいよ」
良「それでいいの!?」
ゆ「音楽仲間に悪い奴はいないからね」
ゆうきの提案にそう思う良太であった。そして、この出会いが、バンド結成の瞬間であった。
◆◇◆◇◆◇オマケ◆◇◆◇◆◇
・白金良太プロフィール
身長:155㎝(燐子よりは低い)
容姿:短髪黒髪
性格:大人しい性格ゆえ人前で会話するのが苦手
特技:ピアノ(コンクールで賞を取れるレベル)、裁縫(Roseliaの衣装の作成の手伝っている)
誕生日:10月20日
好きな食べ物:メンチカツ
嫌いな食べ物:お刺身
と言うわけで、3人が出会う場面でした。
次回は羽丘学園の話しをして、交互に進めていきたいです。
初めてバンドリSS書くので、至らない点があると思いますがよろしくお願いします!
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